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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140052884
作品紹介・あらすじ
「三月の甘納豆のうふふふふ」で知られる俳人・坪内ネンテン、初のエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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伊集院静さんの小説で、夏目漱石と正岡子規の関係を知り、2人のことが好きになりました。
俳人であり、日本文学研究者である著者による、漱石と子規のエピソードも、とても楽しく読むことができました。著者もユニークな方でご本人のエピソードも、楽しかったです。しかし、楽しいだけでなく、
「高校生のころ、人は単独者として生まれ、死ぬときもまた単独者として死ぬが、人が生きるということは、決して単独ではなく、他の人々とともに、つまり、類として生きるのだ、という考えを知りました。たしかマルクスの言葉です。亡くなった母は、私が生きている以上、私の中で生き続けている。そんなふうに私は類としての自分を意識しています。」という記述に、著者の考えの奥行きも感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルはよく目にする気がしてたけど、うちの図書館にはなかった。取り寄せに便乗して読了。
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タイトルがおいしそうで著者が稔典さんだったのでつい。
「野球」という訳語を発明したのは子規ではないと書いてあります。
じゃあ誰が発明したのかってことまで書いて欲しかった!
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