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- Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140054017
作品紹介・あらすじ
家康の経済参謀として徳川政権樹立から江戸時代の貨幣経済の基盤を築いた男・後藤庄三郎の生涯。
感想・レビュー・書評
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面白い!初めて思えた作品かもしれない。火坂雅志先生と言えば、歴史好きの僕にとっては教科書程度にしか感じなかった。普通?の方が読めば一番面白く感じられるのかもしれませんが、探検心がない!僕にはその一言で片づけたくなるような気もした。入り込めないのだ
「黄金の華」
京都の金工の家の手代「後藤庄三郎」が徳川幕府設立とともに江戸での貨幣鋳造を命じられ江戸での活躍を描いた作品。鋳造以外にも貿易なども任せられ、大久保長安とのライバル関係が描かれ、彼の失脚後に己の目を潰してまで中枢から去っていく。マニアックな人物が主人公かもしれないが、とことんのめりこめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦国時代を財政の面から見た、斬新な歴史小説。だいたいは武将の話なのですが 財政面を支えた人物のお話です。
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視点はいい。貨幣鋳造を任された後藤庄三郎の物語。金融・経済から豊臣VS徳川を描く。
ただ、作者は酔ってはいるが、のめり込んでいないようで「さらさらと流れる川の如し」
もう一歩なんだがなあ....
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