フランス芸術紀行

著者 : 饗庭孝男

• NHK出版 (2004年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ブルターニュ…ポン・タヴェン…ゴーガン…パリと珠玉の地方都市を巡り、フランス芸術を味わいつくす書。

感想・レビュー・書評

[veneziaさんの感想 · 2013年9月23日]

タイトルは「芸術紀行」だが、フランスの各地方に点在するロマネスク（一部はゴシック）の聖堂や修道院を巡る紀行。抑制された筆致で語られており、そこには静かな時間が流れる。ブルターニュがケルトの面影を色濃く残すのは想像がつくが、東方ビザンチンの残影まであるとは思わなかった。

[ブルターニュ幻想館 別館さんの感想 · 2005年8月4日]

NHKラジオ「フランス語講座」に連載されていた紀行文「フランス散策~パリから地方へ」をまとめたもので、読み応えがある。