せっちゃんのごちそう

著者 :
  • NHK出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140054963

感想・レビュー・書評

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  • シン・スゴさんの壮絶な半生が、食べ物のエピソードで描かれている。私自身は、最近まで在日韓国人との関わりが殆どなかったのですが、こんなに辛い思いをして暮らしていた方々がいたなんて、のほほんと育ってしまった自分は、同じ日本にいて申し訳ないような気がしました。酷い仕打ちをされても不器用な父親の愛を感じ取ることが出来たり、こんな体験をヘイトではなく、未来への架け橋として活動できる辛さんを尊敬します。
    内容がヘビー過ぎるので読むなら中学生以上が良いかと思います。

  • 在日朝鮮人である筆者の自伝だが読者層がよく分からない。エピソードが断片的で読みづらい。お菓子の万引や朝鮮総連のイベントなどが出てくる。北朝鮮から物資を日本でもらう状況あったとは驚いた。

  • H25/3/23

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著者プロフィール

1959年、東京都生まれ。在日コリアン三世。小中高と一貫して不登校をつづけ、かたわら6歳のときからラベルの糊付け、ヤクルト配達、新聞配達、皿洗い、パン屋のレジ、焼き肉屋、モデル……などあまたの職業を経験する。26歳のとき、人材育成コンサルタント会社「香科舎」を設立、同社代表。また盗聴法反対や石原慎太郎都知事の「三国人」発言問題など、多数の社会運動に積極的にかかわっている。ラジオやテレビなどでの発言も多い。著書に『強きを助け、弱気をくじく男たち!』(講談社)、『在日コリアンの胸のうち』(光文社)、『女が会社で』(マガジンハウス)ほか。

「2001年 『女に選ばれる男たち 男社会を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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