- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140055038
感想・レビュー・書評
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当時の上杉家の様子がよくわかります。
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すごくおもしろい!
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実は最初は上杉謙信の物語かと思って読み始めたのだが、実はその養子の家臣であった直江兼続の物語だった。名前だけなら聞いたことはあったが詳しいことは何も知らなかった。しかし実は非常に有能な武将であり、なおかつ上杉謙信の理念を受け継いだ、義に生きる人物だったらしい。あくまでも歴史を題材にした小説ではあるが、綿密な取材に基づいて描かれている様子。時代小説というよりは歴史小説であり、興味深く楽しく読んだ。
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兼続と景勝 景勝の影が薄い。彼もひとかどの人物に思うのだが。
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天地人〈上〉
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長い冬があるからこそ、春の喜びが深い。
人は利に誘われれば、忠義の心も、死の危険も忘れる。
「義」とは何か、が終始問われていたと思います。直江兼続と真田幸村との 「義」の捉え方の違いによって袂を分かった場面は時代を象徴しているものと思います。一つ一つの判断が生死を分ける時代でした。
今の時代、それほどの判断を迫られる機会はないように思います。それだけ時代が安定しているということでしょうか。凍てつく様な環境でこそ人は成長するものと思います。ぬるま湯は、人をダメにします。。 -
直江兼続よろしく~~!ある戦での失態を経験して信じられないほどの成長を見せます。何故これほど変わることができるのだろうか。尊敬する人ベスト5には必ず入るな~~~まじかっけえから!!
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戦国時代の話はやはり面白い。
ちょっとミーハーかなと思ったが、意外にちゃんと書かれてた! -
直江兼続の魅力がまったく出ていない。
ある程度の思想が出ているが、個性や微笑ましいエピソードなどがなく、立派な思想を持った戦国武士が淡々と描かれている。上杉家にとっては最大の一大事、関ヶ原で何故西軍についたのか、石田三成との交友などが、表現しきれていない。 -
上杉、兼続の歴史上の動きが分かって面白い。織田、秀吉、徳川の時代にこういうことを考えて行動していたのかと。仁、仁愛について。