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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784140055045
みんなの感想まとめ
戦国時代の激動を背景に、直江兼続の生涯と彼の影響力を描いた物語は、勝敗の変動や歴史の流れを巧みに表現しています。若き家老としての彼の決断は、上杉家の存続や米沢の繁栄に大きく寄与し、その経済政策は現代に...
感想・レビュー・書評
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あそこで攻めていたら勝てていたかもしれない。
勝ち負けは簡単に変わるなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若くして家老になった兼続。関ケ原の後、上杉家存続、米沢繁栄のための数々の経済政策。それが現代まで続いている。兼続の偉大さを知れた作品
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戦国大名上杉氏の繁栄と衰退に寄り添う直江兼続の姿が史実をもとにリアルに描かれています。
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直江兼続について書かれた本の下巻。どうしてもそうなってしまうものかもしれないが、晩年になるにしたがって、だんだんと若いころと比べると話の展開が早くなりすぎて、あっというまに進んでいってしまう。書き方が荒くなっているようにも見えてしまう。でもとにかく、非常に魅力的な武将であったことが伝わった。それにしても、関東甲信越になじみがないものは、最初からきちんと地図を片手に読み進めたほうがよかったかもしれない。
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雪は、ありとあらゆるものに降り、白で覆っていきます。重く、冷たい。
けれども、暖かくなれば澄んだ水となって田畑を潤し、実りをもたらす。
謙信は自らを律することで、自身を雪そのものに見立てたように見える。
兼続は雪をかけがえのないものとし、そこから得られる恩恵を希求した。
〝雪〟を〝義〟と置き換えても、なにげに意味が通ると思いませんか?
直江状はさながら吹雪、ですね。それで大きな雪崩を起こそうとしたり。
雪を駆使して景勝と上杉家を未来に繋げてみせた。それが、兼続の凄み。 -
天地人〈下〉
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「時代、場所、人間によってそこに生まれる義は在りようも変わる」
謙信の「義」=足利将軍家 兼続の「義」=上杉家を残す
景勝が寡黙で、兼続の引き立て役になっている感じ。執政に任命し、すべてを兼続に任せているのは、疑問。信頼していたというけれど、世が世なら、下剋上の対象たる無能な殿に見えてしまう。景勝もひとかどの人物に思うのだが。 -
戦国時代はあまり詳しくないけれども面白かったです。私、唯一戦国武将で好きなのは高山左近なので…。高山左近関連読みたいです。戦国無双的なのでは超雑魚キャラだったので残念デス!!!!2016年の大河楽しみです(笑)
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越後の虎、上杉謙信の意志をだれよりも受け継ぐ男、その名は直江兼続!よろしく~~!愛の文字を兜に掲げ戦に臨む彼は、周りの人を和ませ、だれよりも信頼を受ける人物です。徳川の権力が次第に増す戦国時代末期。一国を担う彼は果たしてどんな判断をするのか。彼の行動力はパネェ!
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時代、場所、人間によってそこに生まれる義は在りようも変わる。
乱世が治まるにつれ、義の重要性も薄らいでいた感じがした。
終始義や愛のことで、要所要所でもう少し兼続の内心や裏面が垣間見れてたらよかったかなと思う。
『臥竜の天』(同著者の伊達政宗の生涯)を先に読んでいたせいか、高田城普請で兼続が伊達政宗と会って言葉を交わしあう部分が印象的だった。 -
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ドラマ始まる前に読破してしまったが、ドラマもおもしろかった。
近年の大河ドラマにしては地味な設定だと思ったが、原作力とキャストが良かく最終回まで楽しめました。 -
景勝主従は目で会話するシーンがこの主従なので結構出てきてます。以心伝心。それが天地人の見所だと私は思ったりして。あとはアレだ、船ちゃんと雪崩の話。どうしても直江状で燃え尽きというか収まっちゃうというか、なんか話が変わって淡々と終わった印象が強かった感じです。どうしてもそうなるかなとは思いつつもそっと泉沢さんとか出てきてくれれば良かったなとか思ったりした訳です。慶次はちょろっとのくせになんか存在感を感じる凄い人ですね。それはともかく勿論土俵を移した直江さんは静かに戦ってましたがね。
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20090427
大河ドラマが気になって読む。
「利なくしては義もまたなし」「義を行うには利を使わねばならぬ」「大事なのは利に目をくもらされてはならぬということだ。利は手段であって目的ではない」
このごろ興味のあるこのテーマ。
原丈人氏と同様のテーマ。会社やお金は誰のためのものか? -
時運に恵まれず、敗軍の将となった上杉家。
お家取り潰しの可能性もあった中で、直江兼続が選んだ道は「生きる覚悟」を持つということ。
泥水にまみれようとも、悪者になろうとも上杉家存続のために生き抜いてみせる。
ある意味、死ぬことよりも辛い道だけど、自分の信念を曲げずに生き抜く姿は誰が何と言おうともカッコいいと思う!
今の自分に必要なものは、この「生きる覚悟」なんだな…。 -
去年大ヒットした大河ドラマ天地人。その原作の下巻。下は大阪夏の陣や関ヶ原の戦いなどが描かれいます。個人的には上よりこちらの下巻のほうがこのみです。
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心の師。
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謙信の義と兼続の愛、上杉はに偉大な武将たちの志によって戦乱の世を生き抜いてきた。そしてその精神は上杉鷹山にも受継がれていく。
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大河ドラマの行く先をちょっと先取りで読み終えてしまいました。
上杉の見地から見ると、天下の趨勢はこう動いたのか…
という興味で読めます。
意外な行く末をたどる人も…
動乱の時代に上杉も波乱の運命をたどります。
兼続は家臣としては異例な30万石を秀吉から賜ったこともあるという。
(これは返上して6万石だけ受け取った)
兼続の書いた漢詩なんて、残ってるんですね〜しかも恋歌?!
天の時、地の利に叶い、人の和ともに整った武将はないとは謙信の言葉。
それを理想の武将として目指したのでしょうが、それがすべて揃った時には自ずと争乱もなくなると。
私利私欲でなく義を貫くこと。
ただし、無用な血を流すことなく、生きるためには長い物に巻かれる?ことも…
経済的に混乱している今の時期に読むと、また印象が?
教養もあったという妻のお船は、秀吉の頃には景勝正室に付き添って京へ滞在、後には女としては異例の三千石扶持だったという〜活躍ぶりはなかなか頼もしい。 -
(2009.03.30読了)
上巻では、信長の死によって、上杉家が滅亡寸前で生き延びることができたところまででした。
下巻では、秀吉に従い、天下統一に協力し、小田原攻めにも参加します。天下統一ののちには、家康を牽制するために越後から、会津に移ります。
秀吉亡きあとは、家康が主導権を握ってゆきます。景勝と兼続は、会津の防備を固め家康との決戦に備えます。
家康から、兼続のへの詰問状には、直江状で真っ向から反論し、決選も辞さない構えを見せます。
1600年6月18日、家康は、会津を討つべく伏見を出発します。総勢10万余。
7月19日、東征軍の先鋒が宇都宮に到着。22日、景勝は会津若松から白河へ向けて出陣。
24日、家康は、小山へ到着。上方から、石田三成挙兵の知らせが届く。小山会議が開かれ、上杉征伐を中止し、引き返すことに決する。(309頁)
25日、三成挙兵の報が上杉本陣にも飛び込んだ。(携帯電話があれば情勢が変わったかも?家康に本気で、上杉軍と戦う気がなかったとすれば変わらなかった?)
西へ向かう徳川軍を追撃することは、景勝が許さなかった。
関ヶ原の戦いで徳川が勝ち、徳川の天下となる。上杉は、米沢30万石を受け入れざるを得なかった。
1616年4月17日、徳川家康死去。
1619年12月19日、直江山城守兼続江戸桜田の鱗屋敷で死去。60歳。
「直江兼続の義と愛」(火坂雅志著)とは、あまり重複することはないので、併せて読むといいと思う。
●新潟が日本一の人口(17頁)
1880年における政府の調査によれば、当時、全国で最も人口が多かったのは、新潟県の154万人。東京は、第12位の96万人にすぎない。人口が多いということは、それを支える巨大な経済力が、この地に存在したということである。
☆関連書籍(既読)
「「天地人」を歩く」火坂雅志著(済)、祥伝社、2008.09.15
「直江兼続の義と愛」火坂雅志著(済)、NHK出版、2008.11.15
「直江兼続」外川淳著(済)、アスキー新書、2008.11.10
「謙信・景勝と直江兼続」新野哲也著(済)、ベスト新書、2008.11.20
(2009年4月4日・記) -
本書の作者のデビュー作は今でも記憶に残っている。源平時代の歌人、西行法師が主人公なんだが、実は拳法の達人という設定だった。伝奇的な内容だが、とても面白かった。作者の来歴を見ると、もう20年以上も前です。
本書は伝奇的な内容ではないし、戦国時代の話なので結末がどうなるかは誰もがわかっている。仁愛の中におのれの義を見出し、命を掛けてそれを貫き通した一人の漢の生涯を描いた作品です。
著者プロフィール
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