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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784140055694
みんなの感想まとめ
歴史的な戦争を背景に、指揮官としての苦悩と成長を描いた物語が展開されます。耳が聞こえず、薩長閥でもない奥保鞏が第二軍司令官として日露戦争に挑む姿は、現場の意見を無視する指導者の暗愚さと、戦場での厳しい...
感想・レビュー・書評
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耳が聞こえず、薩長閥宮家でもないのに、はじめて元帥となった、奥保鞏。
彼が第二軍司令官として出征した、日露戦争を描く。
都合のいい考えしかせず、現場の意見や情報に耳を傾けない。
指揮権を持つトップがこれほど暗愚な上に、兵力差も甚だしいのに、よく日本は勝てたな、と思ってしまう戦いぶり。
ロシアの側も足の引っ張り合いがあったり、一枚岩でないのはお互い様かも。
愚かな戦略のせいで、双方の犠牲者の数が桁外れ。
その被害の甚大さが、痛ましかった。
森鴎外が軍医だったのは知っていたが、日露戦争で奥保鞏の元にいたとは。
田山花袋が従軍記者としていたのも、意外。
なるべく犠牲を出さないやり方を模索する、奥保鞏の人柄が魅力的だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011.08
やっぱり秋山香乃さんの本は最高です。読みやすいし、引き込まれます。本の主人公になってる方は本を読むまで知らなかったのですが、それでも十分面白かったです。 -
10/01/29 日露戦争、第二軍司令官・奥保かたの話。
いつの時代も総司令部はアホで、現場は苦労する。 -
主人公は日露戦争で第2軍司令官を務めた奥保かた(おく・やすかた。かたは恐の心部分が革)
佐幕派の小倉藩出身で、しかも耳が不自由というハンディを負いながら、優れた作戦能力で大将に。
騎兵の秋山好古少将は風呂に入らず臭くて困ったとか。
戦死した兵士の子供に低頭するラストシーンが印象的。
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