裁判員―もうひとつの評議

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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140055823

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が裁判員なので、審理だけではなく、評議のやり取りなど、裁判の役割が具体的に描かれている。
    厳しい守秘義務。
    短期間で証拠を吟味し、重い判決を下さなければならない難しさが、ひしひしと伝わる。
    裁判だけでなく、ミステリ仕立てになっている。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-40d6.html

  • もし私が裁判員になったら、と思うと怖くなった。実際起こった事件とその判断に、直視できるのであろうか?責任の重圧、裁判員との関係など、素人の私に任されていいのだろうか? と、思わさせる一冊であった。 日本人の役割であると認識はしていたが、実際使命されたら、、、逃げ出しそうである。 裁判員になる前の、心境を現実味ある小説で体験できた様な気がした。

著者プロフィール

小杉 健治(こすぎ けんじ)
1947年、東京生まれ。東京都立葛飾野高等学校、コンピュータ専門学校卒業を経て、プログラマーとして18年間勤務。1983年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、1987年『絆』で日本推理作家協会賞、1990年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。
社会派推理小説や、時代小説で活躍。著書に矢尋・知坂刑事シリーズ、「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズ、「三人佐平次捕物帳」シリーズ、「栄次郎江戸暦」シリーズ他、『父からの手紙』『残り火』『曳かれ者』などがある。
1993~1994年、日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門の選考委員を務めていた。

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