君がいない夜のごはん

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  • NHK出版
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本棚登録 : 1595
レビュー : 243
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056004

作品紹介・あらすじ

今日も真夜中のキッチンで私は電子レンジの「あたためスタート」ボタンを押す。人気歌人・穂村弘の「食べ物」をテーマにした異色エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 食べ物の話で共感することが相手への印象に与える威力はすごい。
    この本を読んで穂村弘さんに対する仲間意識が私の中でぐーんと育った。
    またそれがしょうもないことだったりするから余計に嬉しい。

    穂村さんは自分が悩んでいることがしょうもないことだと認識しながら尚も悩み続けている。
    そう思わせるところがある。
    それがいい。
    妙に勇気付けられる。

    食のエッセイだけどそんなにお腹は空かない。
    でも大爆笑出来る至福の1冊。

  • 歌人、とはいいつつも、穂村さんは私の中ではエッセイストの分野に鎮座してらっしゃいます。
    この方のエッセイは脱力、安心、肩こりをほぐす役割を担っていてくれて、
    並行して読んでいる本とのギャップがあればある程、その効力が発揮されます。
    特にこの本は『食』をテーマにしておりますので、空腹時に手にすると、自分の空腹が倍加されますので、食後か食間に読むことをお勧めいたします。
    なお、穂村さんご自身も言ってます通り下戸の方には「っう」となる場面も。
    いくらミニだからと言って餡パン5個はあんまり。

  • 穂村氏特有のだめな子オーラは健在なんだけど、結婚したことによるのか、不安定さが薄れて個性も薄まってしまった印象。あざとさが目立つというか。。

    いつかもし、男の子を生んだら甘やかしすぎないようにしようと心に誓いました。

  • 食についての穂村さんのエッセイ。
    他に読んだ2冊に比べるとパンチ力が落ちるけど、面白い。

    「我がダイエット」の五穀米シリアルの無限ばりばり…
    夫と同じだーとふむふむ。
    夜中に無限ばりばりは年齢的なものがあるのだろうか。。。

    おにぎりからラーメン、サラダにカリフラワー…
    パンかご飯か…

    あたりまえだけど食べ物ばかり。
    穂村さん自身が食に対して淡泊だからかな…?
    ちょっとスパイスが足りないような気がして物足りない。

  • 友達が出してくれた牛乳。
    友人はひと口飲んで、吐きだす。「これは腐ってる」
    「えっ⁈」、と穂村青年…僕は飲み干していた…
    あせる穂村くん(笑)
    僕は味覚がないのか?
    僕は本当の味なんて分かってないのか?

    という、出だしで一気に引き込まれる。
    後ももう共感の嵐で(笑)
    昭和生まれにはたまらない一冊です。

  • 懐かしすぎる昭和のネタが多くて笑ってしまった!!
    ホムラーは相変わらず面白すぎた♪
    文中の「セッ○スの仕方を間違えてて子供に恵まれなかった友人夫婦」の、何を間違ってたのか・・・すっごく気になるよ・・・。

  • 相変わらず穂村さんは面白い。
    いちごを潰すのも普通にやっていたので笑ってしまった

  • 年が近いせいかウン、ウンと共感できるところが多く楽しめました。
    食事は必ずとりますが、グルメでなく、レシピがあるわけではなく、こだわりのない目線でほのぼのとした雰囲気で食べることを考えている。いや、気ままに何も考えていないのかな?
    温めた牛乳のように落ち着かせてくれました。

  • 読んだ冊数は少ないですが、穂村さんのエッセイ集で一番好きです。歌人、穂村さんの食べ物に関するエッセイですが、かなり視点が独特です。食べ物に関するエッセイとはいっても、食べ物のアレが美味しい、コレが美味しいなんて話がメインなわけではありません。納豆やお好み焼きのタネを混ぜる時、“混ぜ魂"が自分には欠けているだの、料理を素敵に紹介してくれるソムリエと逆の存在、"逆ソムリエ"が脳内で囁きかけてくるだのといった、一風変わった食の話。それが穂村さんのほのぼのとする文で綴られ、思わず笑ってしまう、破顔のエッセイ集となっています。きっと誰でも楽しめる本です。

  • 食べ物シリーズ。
    ふふっっと笑いながら読む。
    食べ物との関係性についてここまで掘り下げるとは。どうでもいいようなことを掘り下げて世界を面白く変えるのが穂村さんの好きなところ。

    穂村さんが結婚してたことを知ってショックだった!ダメエピソード満載で、結婚できない仲間かと思っていたのに………
    よく考えればステキな人なんでしょう。
    結婚を確かめるついでにグーグル画像検索で顔をみたら、とてもダンディで物書きのオーラがあってかっこよく、裏切られた気がしました。

    うん、日曜日みたいな、平和でほっこりした一冊。

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著者プロフィール

穂村弘(ほむら ひろし)
1962年、北海道生まれの歌人。1990年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、短歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、『楽しい一日』で第44回短歌研究賞、2017年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、2018年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞をそれぞれ受賞。歌集に『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』。その他代表作に、『本当はちがうんだ日記』『絶叫委員会』『世界音痴』『整形前夜』『蚊がいる』『短歌ください』『野良猫を尊敬した日』など著書多数。

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