- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140056004
感想・レビュー・書評
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青山ブックセンターでやっていた「100人がこの夏おすすめする一冊」というフェアで見つけた一冊。
http://www.aoyamabc.jp/100summer/
選者は、アートディレクターの佐野研二郎。少しずつ活動しているだろうか。がんばってほしいな。
食に関するエッセイはたくさんあるけど、おいしそう!食べてみたい!というタイプのエッセイではなく、そういうことあるよねーという内容。トイレに置いて少しずつ読んだのだけど、食のエッセイをトイレで読むということがはたして良いことだったのか。
タイトルと装丁が秀逸。装丁デザインは、元Bluemarkの菊地敦己。 -
"ミルク・コーヒーとカフェ・オ・レとカフェ・ラ・テとカフェ・クレームは四人姉妹かと思ったら、化粧がちがうだけのなんと同一人物だった。道理で似てると思ったよ。でも、どうして名前を使い分けるのだろう。「京都にいるときゃ忍と呼ばれたの、神戸じゃ渚と名乗ったの」という歌謡曲を思い出す。
ヴィシソワーズに初めて会ったときも驚いた。確かに以前どこかで……。そうだ、私が子供の頃、家にあった『暮しの手帖』の記事で「じゃがいもの冷たいスープ」として紹介されていたのだ。古い知り合いと再会したような気分になって思わず、「やあ、君、『じゃがいもの冷たいスープ』じゃないか」と呼びかける。"[p.19_ショコラティエとの戦い] -
食に関するエッセイ。知っている知識をここぞとばかりに披露するものではなく、日常における食べ物をキーワードに、ほのぼのとした内容が主だ。読んでいてフッっと笑えて、のんびりと楽しく読めた一冊。やっぱりたまにはこういった本が時を癒してくれる。
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たべものにまつわる、ほむほむの所感。
さすがほむほむ。視点のズレ具合が安定している。菓子パンが好きなところも、好感がもてる。
子供の頃、風邪のときに「牛乳に浸したイチゴをつぶして食べて」いた人は共感できる本だと思います。 -
8/310
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「食」というのは人間には欠かせないもので、超日常的なものであるからこそ、そこにかける人々の思いは十人十色。
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ほむら式の食の考察!
「本当は違うんだ日記」などよりはパンチはきいてないけれど、ほむら目線で語られた食べ物や食にまつわることたちは、おかしくもあり、新しい見方を提示されてるようでもあり○ -
2015.7。
おいしいもの食べたくなった。
著者プロフィール
穂村弘の作品





