八重の桜 (一)

  • NHK出版 (2012年11月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784140056257

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

歴史を舞台にした物語が、人物の心情や背景を深く掘り下げて描かれています。会津戦争を中心に、松平容保が京都守護職を引き受けた後の出来事を通じて、歴史的な出来事に対する新たな視点を提供しています。映像では...

感想・レビュー・書評

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  • NHK大河ドラマ『八重の桜』のノベライズ版(台本から小説に書き下ろす)。第1話から第13話までをカバーする。

    <目次>
    第一章 ならぬことはならぬ
    第二章 やむにやまれぬ心
    第三章 蹴散らして前へ
    第四章 妖霊星
    第五章 松蔭の遺言
    第六章 会津の決意
    第七章 将軍の首
    第八章 ままならぬ思い
    第九章 八月の動乱
    第十章 象山の奇策
    第十一章 守護職を討て!
    第十二章 蛤御門の戦い
    第十三章 未来への決断

    <会津ことば>
    あんつぁま → 兄様(あにさま)
    にし → おぬし
    撃ぢなんしょ → 撃ちなさい
    〜くなんしょ → 〜ください
    〜やしたなし → 〜ましたな
    だけんじょ → だけど
    なじょしたもんか → どうしたものか

  • 会津戦争に巧みに言及した本が見つからず、やむなく低視聴率の大河ドラマのノベライズを読破。
    ・・・松平容保が京都守護職を引き受けてから会津戦争が終結するまでの話はすげー面白いじゃん。
     大河ドラマではその後も同志社設立やら新島襄との結婚周辺をめぐって(西南戦争もあるはある)20話ほどジミに続くんだけどさ。
     ということで《松平容保が京都守護職を引き受けてから会津戦争が終結するまで》に絞って、誰か小説を書いてくれないかな。星亮一みたいな偏りまくった感じじゃないものを

  • いいね

  • 改めて本を読むと、映像だけじゃわからなかった人物の心情がわかって、もう一度最初から観たくなったよ

  • テレビと同じ。忠実に再現している。
    既に、テレビを観たので、余り読む必要が無い。

  • 2013年の大河ドラマの原作。
    ドラマは見てないけど、とても読みやすくて良かった。
    続きも気になる。

  • 撮り貯めてるNHK大河ドラマを、観る前に図書館でみつけ予習の為読みました。会津藩の砲術師範の山本家に生まれた八重の幼少期は、まさに少年そのものであった。広い見識をもつ兄・覚馬を師と仰ぎ、裁縫よりも鉄砲に興味を示し、会津藩の教育指針“什の掟(おきて)”「ならぬことはならぬ」という強い教えのもと、会津の女として育っていく。 (全四巻 第2巻:2013年3月刊行予定) 残りも揃うのかな?

  • NHK大河ドラマ「八重の桜」の台本を元に作られた小説(?)

    と言うことで、ドラマを観るみたいにスイスイと読めるが、描写が単純で小説ならではの奥行きなどは無いので、軽くあっさりしていて物足りない。ドラマの展開を知りたいとかドラマのお浚いをしたいとかドラマ中心の読み方ならいいだろうけど、小説としてはイマイチなので2巻は借りません。

  • 復習と予習

    なかなか勉強になります^_^

  • 前半は八重の出番が少ないのは仕方ないよな。
    幕末は。
    どうしても男性目線になっちゃう。
    これからの会津を思うと、辛過ぎてたまりません。

  • 大河ドラマの原作(脚本)のノベライズ版。
    前年の「平清盛」のノベライズよりも読みやすい印象を持ちました。
    八重ちゃん可愛い!と言える時代(少女時代から嫁入りまでの、まだ争乱に巻き込まれていない時代)なので、ほのぼのしながら読める感じもありました。(まぁ、戦いの足音は聞こえるんだけど)

    ドラマの子役さんも可愛かったし。これから先が楽しみ。

  • 2013年NHK大河ドラマ『八重の桜』
    ノベライズ4巻シリーズの第1巻。

    舞台は幕末。異国からの脅威にさらされながら、将軍家後継争いや攘夷などで揺れ動く江戸や京都。同時進行で八重が鉄砲を使うようになり、尚之助と結婚するまでを描いてます。

    会津藩主松平容保、八重の兄山本覚馬、八重の3人を中心に描かれています。

    殺伐とした荒れる京都と、
    自然豊かな会津の風景、
    描写の対比が秀逸です。

    安政の大獄から桜田門外の変、会津藩が京都守護職を任され、新選組を預かり、やがて八月の動乱、池田屋事件、蛤御門の戦い、長州征伐まで、怒涛のように進んでいく幕末動乱期を、会津藩を中心に、会津藩からの目線で描かれているのがなかなか新鮮で見方が変わり興味深い。

  • 大河ドラマ原作。
    幕末の会津藩の砲術指南役の家に生まれた新島八重の物語。今までの幕末物とは、違う視点で描かれており、非常に面白い。
    徳川本家に忠勤を尽くしていく会津藩が、時代に飲み込まれ、悲劇へと進んでいく。

  • (2013.01.08読了)(2012.11.28購入)
    【新島八重とその周辺・その②】
    NHK大河ドラマの脚本をもとにした小説です。
    第1回はすでに放送済みですが、第13回までの分が収められています。
    主人公は、山本八重という女性ですので、幕末部分は、八重さんだけでは物語が進みません。会津藩、会津藩主松平容保、八重さんの兄の山本覚馬、といったところがもう一方の主役という感じで物語が進められています。
    物語の時代が、2010年の「龍馬伝」、2008年の「篤姫」、2004年の「新選組」と重なりますので、登場人物も重なってきます。なつかしい感じもありますし、扱われ方にも興味深いものがあります。勝海舟、西郷吉之助、新選組の面々、徳川慶喜、といった方々が登場しています。
    山本権八:父 砲術指南
    山本佐久:母
    山本覚馬:兄
    山本うら:覚馬の妻
    山本八重:主人公
    山本三郎:八重の弟
    川崎尚之助:八重の最初の夫
    松平容保:会津藩主、京都守護職
    西郷頼母:会津藩家老

    八重は、砲術指南の家に生まれ、父や兄と同じように銃に興味を持ち、針仕事などより銃を扱うことに興味をもつお転婆娘として育ちます。
    異国船が、日本の周辺に出没する時代であり、会津藩も品川砲台を担当することになったため、覚馬は江戸に出て、佐久間象山の塾に入門し、オランダ語と砲術を習います。
    その塾で知り合ったのが、川崎尚之助です。
    尚之助は、覚馬が会津に戻った後、覚馬の誘いの応じて会津にやってきて、山本家に居候しながら、銃の改良に務めます。
    桜田門外の変のあと、京都に多くの浪士が集まり、治安が悪化します。その京都の治安を担当する京都守護職に会津藩主の松平容保が就任することになったため、多くの会津藩士とともに容保は京都に入ります。覚馬もそれについてゆきました。
    その会津藩預かりという形で、新選組が組み込まれます。
    物語は、会津の八重たちと京都の覚馬たちが並行で進みます。
    覚馬は、蛤御門の戦いで、負傷します。この負傷が原因で失明するらしいのですが。
    会津の尚之助と八重は、日々、銃の改良と新しい銃の藩での採用を訴えているのですが、銃は足軽の扱うものという古い考えが改まらないため、思うようにいきません。
    また、尚之助は、会津藩の人間ではないため、直接の訴えができないというもどかしさもあります。
    打開策として、尚之助と八重を結婚させるということを覚馬は提案します。
    最初は渋っていた二人でしたが、いずれその気になって、結婚の運びになったところで、第一巻終了です。
    会津藩から幕末を見てゆくという視点が、新鮮です。

    【目次】
    第一章 ならぬことはならぬ
    第二章 やむにやまれぬ心
    第三章 蹴散らして前へ
    第四章 妖霊星
    第五章 松陰の遺言
    第六章 会津の決意
    第七章 将軍の首
    第八章 ままならぬ思い
    第九章 八月の動乱
    第十章 象山の奇策
    第十一章 守護職を討て!
    第十二章 蛤御門の戦い
    第十三章 未来への決断

    ●土津公御家訓(14頁)
    「大君の義、一心大切に忠勤を存ずべし。列国の例を以て自ら処るべがらず。もし二心を抱かば、すなわち我が子孫にあらず。面々決して従うべがらず」
    将軍家に忠義を尽くすことを第一とせよ。他の藩の行動に倣ってはならない。謀反の心を持つ者は、藩主であっても我が子孫とは認めない……。
    ●什の掟(19頁)
    一、年長者の言ふことには背いてはなりませぬ。
    一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
    一、虚言を言ふことはなりませぬ。
    一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
    一、弱いものをいぢめてはなりませぬ。
    一、戸外で物を食べてはなりませぬ。
    一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。
    ならぬことはならぬものです
    ●砲術は足軽(68頁)
    「夷敵の鉄砲なんか、習うものがいんだべが」
    「んだな。武士の本分は、弓、槍、刀だ」
    砲術は足軽などの下級武士が学ぶ格下の武術とされ、上級武士は依然として見向きもしない。会津藩だけでなく、日本全国大方がそうだった。
    ●至誠にして(125頁)
    「至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり」
    ……誠意をもって対処すれば動かないものはない。
    ●尊王攘夷(168頁)
    「尊王攘夷とはなんだ。まるで幕府を倒す口実ではないか」
    「仰せの通りやもしれませぬ。尊王攘夷は、もはや表看板にすぎず、真の狙いは、幕府を倒すごどにあんのでは」
    ●上州安中藩士・新島七五三太(224頁)
    その若者はロシア領事館司祭の秘蔵っ子だった。
    若者は司祭に日本語を教え、司祭から聖書を学んだ。
    アメリカ行きを希望する若者にその司祭はついに協力を申し出、米船ベルリン号で密航させる計画を立てたのだった。

    ☆関連図書(既読)
    「保科正之-徳川将軍家を支えた会津藩主-」中村彰彦著、中公新書、1995.01.25
    「奥羽越列藩同盟」星亮一著、中公新書、1995.03.25
    「新島八重の維新」安藤優一郎著、青春新書、2012.06.15
    (2013年1月10日・記)

  • 江戸幕末から明治時代を生き抜いた一人の女性の物語 会津城主松平容保の家来山本家の女性(八重)が主人公で 物語の展開としては 容保と八重を中心に物語が展開し 伏線として 新島襄が出て来る この時代に詳しい方なら 物語のだいたいの推測は出来ると思うが 自分は新島八重の存在さえ知らなかったので 感動しまくりだった 主要な登場人物は少ないが脇役が多かったので 感想文のマップを書くのに苦労した

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著者プロフィール

1956年、山形県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。女性誌を中心にライターとして広く活躍。著書に「結実の産婆みならい帖」「読売屋お吉甘味帖」「女房は式神遣い! あらやま神社妖異録」シリーズ、『妻恋稲荷 煮売屋ごよみ』などがある。

「2023年 『桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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