花燃ゆ (三)

  • NHK出版 (2015年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784140056585

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第二十五章 風になる友
    第二十六章 夫の約束
    第二十七章 妻のたたかい
    第二十八章 泣かない女
    第二十九章 女たちの園
    第三十章  お世継ぎ騒動!
    第三十一章 命がけの伝言
    第三十二章 大逆転!
    第三十三章 花となるために
    第三十四章 薩長同盟!
    第三十五章 孤高の戦い


    2015.08.23 読書開始
    2015.09.06 読了

  • (2015.08.22読了)(2015.07.29購入)
    NHK大河ドラマのノベライズ版、第3巻です。11回分が収録されていますが、出版の段階で、既に6回分が放映済みです。読み終わったときには、未放映分は、わずか2回でした。
    できれば、6月末ぐらいには、出版してほしかったですね。(脚本のでき上がり時期の問題もあるのでしょうけど)
    1864年から1866年半ばぐらいの話です。
    高杉晋作は、脱藩の罪で野山獄に投じられています。
    1864年6月、「池田屋事件」で、宮部鼎蔵や吉田稔麿が亡くなった。
    1864年7月、禁門の変の責任を取って久坂玄瑞は自害した。享年25。
    久坂の死後、久坂文は、名前を美和と変えて、毛利家の奥御殿で勤め始めた。
    1864年8月、長州藩は、イギリス、フランス、オランダ、アメリカの艦隊による報復攻撃を受けた。
    講和の交渉役には、野山獄にいた高杉晋作が選ばれた。通訳は、伊藤利助と井上聞多。
    高杉は、連合国側が求める関門海峡の外国船の通行の自由、燃料や食料など必要な物品の売り渡し、悪天候時の船員の上陸の許可、賠償金三百万ドルの支払いなどを受け入れたが、賠償金については長州藩ではなく幕府に請求することとし、また彦島の租借だけは断固として拒否した。一方で、実質的に下関を貿易港となす内容の協定を結んだ。(110頁)
    政の実権は、周布から椋梨に移った。
    長州藩は、幕府に謝罪し、恭順の道を選んだ。
    奇兵隊をはじめとする諸隊には解散命令が出た。
    1864年12月、高杉晋作が諸隊を率いて反乱を起こした。
    1865年1月、戦いは、諸隊ら反乱軍の勝利に終わった。(202頁)
    長州は、薩摩と手を組み幕府に対抗する道を選ぶ。
    1866年6月、長州と幕府軍との戦闘が始まった。長州軍は強かった。

    【目次】
    第二十五章 風になる友(6月21日)
    第二十六章 夫の約束(6月28日)
    第二十七章 妻のたたかい(7月5日)
    第二十八章 泣かない女(7月12日)
    第二十九章 女たちの園(7月19日)
    第三十章  お世継ぎ騒動!(7月26日)
    第三十一章 命がけの伝言(8月2日)
    第三十二章 大逆転!(8月9日)
    第三十三章 花となるために(8月16日)
    第三十四章 薩長同盟!(8月23日)
    第三十五章 孤高の戦い(8月30日)

    ●久坂玄瑞(52頁)
    「久坂玄瑞は、迫りくる異国の艦隊に恐れをなし、天子様へのご嘆願の道筋もつけられず、入京のお許しもなきままに、元徳様を京に向かわせたんです!」
    「もとはといえば、異国艦隊の報復も、京での政変も、久坂が招いたこと。長州を絶体絶命の窮地に追いやっただけでは飽き足らず、元徳様のお命まで危険にさらすとは……何たる愚行!」
    ●報復(89頁)
    元治元(1864)年八月五日―。
    イギリス軍艦九隻、フランス軍艦三隻、オランダ軍艦四隻、アメリカ仮想軍艦一隻の、計十七隻の艦隊が、関門海峡に面して長州藩が築いていた下関の砲台群に猛砲撃を行った。大砲二百九十一門、兵力五千名余り。圧倒的な軍事力の前に長州藩はなすすべもなく、砲台はことごとく破壊され占拠された。
    ●周布と伊之助(123頁)
    「周布様は伊藤らを英国へ遣わされた。高杉を牢に入れ、私を長崎に送り―。藩の誰もが戦を叫ぶ中、おかげで私と高杉だけはその死地を免れた」
    ●守らねばならぬもの(217頁)
    「人は昨日願うたことを、変わらず今日も夢見ていたいと思う。今日はそうであったように、明日も飢えず健やかでありたいと願う。……政とは、変わらぬ営みを守ることじゃ。それだけにすぎぬ。その道をひたすら生きた。」
    ●『長防臣民合議書』(269頁)
    伊之助の進言により、穴戸璣が起草して作成された本
    「こたびの戦、なぜ戦うか。長州藩の忠義とは何かを記したもんじゃ。殿様から藩内の上下なく、下々まで、広く配られた」

    ☆関連図書(既読)
    「花燃ゆ(一)」大島里美・宮村優子作・五十嵐佳子著、NHK出版、2014.11.25
    「花燃ゆ(二)」大島里美・宮村優子・金子ありさ作・五十嵐佳子著、NHK出版、2015.03.30
    「久坂玄瑞の妻」田郷虎雄著、河出文庫、2014.11.20
    「世に棲む日日(1)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10
    「世に棲む日日(2)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10
    「世に棲む日日(3)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.04.10
    「世に棲む日日(4)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.04.10
    「高杉晋作と奇兵隊」田中彰著、岩波新書、1985.10.21
    「醒めた炎(一)」村松剛著、中公文庫、1990.08.10
    「醒めた炎(二)」村松剛著、中公文庫、1990.09.10
    (2015年11月14日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    これまでの私はもうおりません。文という無力な女の名は、捨てます―攘夷決行、八月十八日の政変など、時代はいよいよ幕末の動乱期に突入する。時代に翻弄されつつも、女たちの協力を得ながら力強く生きようとする文だったが、無事を祈り続けた夫・久坂玄瑞が禁門の変で自刃。文は、待つことしかできなかった過去の自分に決別し、自分の足で新たな一歩を踏み出すことを決意する。

  • 久坂玄瑞の妻・文が長州藩の奥に入って活躍するというぶっとびなストーリー展開! 

    作り話とは思いますが、おもろい!!
    感動も有。

  • 大河ドラマのノベライズの第3巻。6月後半から8月放送分までで、私にとってはほとんど復習。ストーリ的には禁門の変から第2次長州征討まで。振り返ってみるのはいいと思います。

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著者プロフィール

1956年、山形県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。女性誌を中心にライターとして広く活躍。著書に「結実の産婆みならい帖」「読売屋お吉甘味帖」「女房は式神遣い! あらやま神社妖異録」シリーズ、『妻恋稲荷 煮売屋ごよみ』などがある。

「2023年 『桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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