総理にされた男

著者 :
  • NHK出版
3.77
  • (43)
  • (130)
  • (78)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 588
レビュー : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140056707

作品紹介・あらすじ

総理の"替え玉"にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内閣総理大臣・真垣のそっくりさん芸人・慎策。
    ある日突然、真垣の替え玉にさせられて職務に就くことに…。

    面白かったです。
    ありえない!ありえない!と言いながら一気読みでした。
    慎策と樽見、いいコンビだったのに…。残念です。

    印象的だったのは、吉田茂元首相の言葉。
    ”本来自衛隊は感謝されてはいけない存在。
    日陰者である時の方が国民や日本は幸せなのだから。”

    そう言われてみれば…
    でも災害の度、支援してくれる自衛隊の方々には心から感謝してます。

    #VSテロから最終章における総理の演説は圧巻!

    そして巻末のお約束の一行。
    「この作品はフィクションであり、
    登場する人物・政党名・団体名は実在するものとは関係ありません。」
    ふ~ん・・・
    いつもなら気にもしないのに、やけに目につきました。

    改めて「絶対投票に行こう!」と決意した次第です。

    • 杜のうさこさん
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      ご無沙汰してしまって、すいません。

      この本、面白かったですよ♪
      でも中山七里さんっぽくは...
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      ご無沙汰してしまって、すいません。

      この本、面白かったですよ♪
      でも中山七里さんっぽくはないみたいですね。
      私、中山七里さんはっきりと読んだ記憶がなくて。
      ”どんでん返しの女王”らしいですね。
      御子柴弁護士シリーズがおススメとお聞きしたので、
      今度読んでみようと思っています。

      私は、koshoujiさんのレビューが、楽しみ楽しみ。(*^-^*)
      2016/01/30
    • koshoujiさん
      えっと、二本ほどレビュー書きました。
      二本とも全く論調が異なります。
      同じ人間が書いたとは自分でも思えません(笑)。
      えっと、二本ほどレビュー書きました。
      二本とも全く論調が異なります。
      同じ人間が書いたとは自分でも思えません(笑)。
      2016/02/06
    • 杜のうさこさん
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      早速、二本拝読してきました!
      >同じ人間が書いたとは自分でも思えません(笑)。
      うふふ、本当...
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      早速、二本拝読してきました!
      >同じ人間が書いたとは自分でも思えません(笑)。
      うふふ、本当に(#^^#)

      何度も言ってますが、レビューが読めるようになって本当にうれしいです。
      楽しませていただきました♪
      2016/02/06
  • 推理小説界でどんでん返しの帝王との異名をとる、『さよならドビュッシー』や、『贖罪の奏鳴曲』の著者が、このような政治小説を著すとは!
    総理大臣が主人公ということで、やはりブクログの皆さん、文庫化され放映もされた、池井戸潤の『民王』を連想されたようで。例えていえば、あちらは変化球なのに対し、こちらは直球勝負というところか。
    作中、やり玉に挙がる政党、政治家それぞれに、実在する政党、政治家を想起し、思わずニヤリ。
    それでも、直球勝負のこの作品は、政治家とは何か、政治家はいかにあるべきか、一国のリーダーは危機にどのように対応すべきか、国家とは、を真摯に問いかけてくる。
    これも、一介の役者が、似ているというだけで、総理の替え玉にされるという荒唐無稽な小説的発想だからなしえたことと言えよう。
    特に、圧巻は『VSテロ』の章。テロ集団に襲撃された日本大使館、要求が通らなければ館内の人質を一人ひとり殺傷するというテロ集団。危機迫る情勢に、そして憲法9条と人質の命との相克に、”替え玉”総理は懊悩する。さらに最終章での、国民への会見は読者の心を熱くさせる。
    この作品は、小説を楽しみながら、政治とは、政治家とは、さらにわれわれ国民はこの国をどうすべきか、を考えさせる、一流のエンターテイメント小説と言っていい。

    • 杜のうさこさん
      hongoh-遊民さん、こんばんは。

      私も最初は『民王』を連想した一人です。
      また違った感じで楽しめました♪

      中山七里さん、「...
      hongoh-遊民さん、こんばんは。

      私も最初は『民王』を連想した一人です。
      また違った感じで楽しめました♪

      中山七里さん、「どんでんがえしの女王」なんですね。
      読んでみたくなりました!
      2016/01/21
    • hongoh-遊民さん
      中山七里さんなら、やはり御子柴弁護士シリーズのリーガルサスペンスがお勧め。
      冒頭、エッと思う描写もあるけど・・・
      中山七里さんなら、やはり御子柴弁護士シリーズのリーガルサスペンスがお勧め。
      冒頭、エッと思う描写もあるけど・・・
      2016/01/22
    • 杜のうさこさん
      hongoh-遊民さん、こんばんは。

      わ~御子柴弁護士シリーズですね。

      読んでみます!楽しみ♪
      どうもありがとうございました!
      hongoh-遊民さん、こんばんは。

      わ~御子柴弁護士シリーズですね。

      読んでみます!楽しみ♪
      どうもありがとうございました!
      2016/01/25
  • こういうエンタメなお話は、いろいろ深く考えると
    疑問点と辻褄が・・・となるので、
    勢いで読むのが楽しむコツ、
    と思っている。 楽しんで読了。

    ただ、瓜二つというだけで、総理の替え玉にされる男の話です。
    で、ばれないのよー。

    にしても、誰も総理が別人と気付く政治家がいないなんて。。

    それくらい、自分のことしか考えていないのかしらね、政治家は。

    にしても、誰も総理が別人と気付く政治家がいないなんて。。

    それくらい、自分のことしか考えていないのかしらね、政治家は。

    こういう話が出るのは国民が今の政治に絶望していることだと
    気付いてほしい。

    「月光のスティグマ」とリンク。

  • 内閣総理大臣の物まねをしていた、売れない役者が、本物の代役を務めることに。
    政党や議員には明らかにモデルがいて、連想しながら読む。
    震災後の復興や原発、自衛隊の問題など、今まさにタイムリーな問題。
    深く掘り下げていて、ニュースの解説のような一面も。

    • hongoh-遊民さん
      KOROPPYさんのレビューを見て、読みたくなり早速購入。やはり、期待を裏切らない面白さ。これからも、KOROPPYさんのレビューを本選びの...
      KOROPPYさんのレビューを見て、読みたくなり早速購入。やはり、期待を裏切らない面白さ。これからも、KOROPPYさんのレビューを本選びの一つの指針としよう。
      2015/10/23
    • KOROPPYさん
      >hongoh-遊民さん
      わー、ありがたいお言葉^^
      そういっていただけるようなレビューを、
      これからもアップしていきたいです。
      >hongoh-遊民さん
      わー、ありがたいお言葉^^
      そういっていただけるようなレビューを、
      これからもアップしていきたいです。
      2015/10/23
    • hongoh-遊民さん
      はい!期待しています。
      はい!期待しています。
      2015/10/24
  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    総理の“替え玉”にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!

    常日頃から国民が言いたい事がてんこ盛り。経済の話などは苦手なので難しいが、政治家の官僚の腐った部分を真っ直ぐ指摘する下りはすかっとした。
    敷いて言えば最後の部分は不要だわ。ファーストレディはもっと慎重に選ばないと。行方不明だ!大騒ぎして相手の立場も考えない行動をする女性で本当に良いのか?

  • ストーリーはべたな感じがしないでもないですが、今の政治に不満がある人が読むとちょっとすっきりするかも。
    憲法改正なんかも色々意見ありますが。
    戦争放棄も前提として当時の国連軍の存在があってこそ。であって、今の時代に戦争放棄が成り立つわけもなくという気も。アメリカがアジアから撤退したら、あっという間に某国の属国になりそうな。
    国民もそういう政治に危機感がないよな~と思う本でもありあした。面白かったです

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    総理の“替え玉”にされた売れない舞台役者が国民の怒りと願いを代弁する。圧巻の予測不能な展開!読み終えた後の爽快感は必至!人気作家・中山七里が政治の世界をわかりやすく、感動的に描いた、ポリティカル・エンターテインメント小説!

    自分の興味のあるジャンルの目次立てのところはすいすい読めたのに、興味のないところがかったるくて読みにくくてw
    これ、それでいいの?
    前半が面白かっただけになぁ、まとめ方かんがえてほしかったです。
    素人が国政を担うとか、ありえない。

  • 総理と総理の息子の入れ替わりとか、総理の娘の家庭教師の学生が官房長官に抜擢とか、そんなコメディドラマがいくつかあったけど、これは違う、これは真剣そのもの!
    「総理にされた男」の奮闘をとおして、日本が抱えているいくつかの問題を提示し、提示するだけじゃなくて中山さんがたぶん本気で考えた解決策を真正面から語っているのがとてもすがすがしくて心に残りました。
    政治家って大変だなあ。こちらをたてればあちらがたたず、の調整の連続。どんな仕事でも同じような調整はつきものだけど、国難背負っちゃってるし、人のお金で仕事するから失敗しましたってわけにいかないし。
    中山さんは3作目。前回「ドクターデスの遺産」は超絶イマイチ判定でしたが、これはすごく面白かった!
    中山さんは、すごく重たいテーマに毎回全力で挑んでいく人、というのが、今のところの印象。

  • 政治家の話=つまらなそう、という感じでいるのだが、作者が中山七里ときたら、これは面白そうではないか。
    現役総理大臣にそっくりな売れない劇団員が、突然総理として担ぎ出されるという設定に、もうムリがあるのだが、そこは作者の腕の見せ所。
    小難しい経済政策やら政党間の軋轢、官僚主導の悪害など、フィクションではありながら現実を思わせる設定が非常に分かりやすく頭に入ってくるから不思議。
    しまいには第三国で日本大使館がテロに遭うなんていう、ありそうな(実際ペルーでありましたね)プロットも、見事。
    NHKのデータ放送まで飛び出してくるから、そこはご愛敬か。
    取り残された彼女の行方もきっちり消化できて、久しぶりに読書を楽しめた一冊である。

  • 実際にはあり得ない話だが、中身は面白かった。似たような話で池井戸潤『民王(たみおう)』と言う作品も面白かったが、こちらが寄りシリアスだった。で最後はどうなるのだろうか?このまま総理を続けられるのだろか?と言う疑問は残るが、それはこの作品では掲載されていない。いずれにしても軽くさっと読める作品だ。

全102件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。花園大学文学部国文学科卒。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年1月デビュー。『連続殺人鬼カエル男』『切り裂きジャックの告白』『アポロンの嘲笑』『作家刑事毒島』など著書多数。2020年は、作家デビュー10周年を記念して、新作単行本12ヶ月連続刊行予定。

「2020年 『毒島刑事最後の事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山七里の作品

総理にされた男を本棚に登録しているひと

ツイートする