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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784140057063
作品紹介・あらすじ
待望の最新書き下ろし長篇小説
巧みな仕掛けとエンターテインメントの王道を
貫いたストーリーによって、
伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放った
ノンストップ活劇エンターテインメント。
異物混入、政治家、アイドル、
人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥――。
伊坂幸太郎の神髄がここに。
感想・レビュー・書評
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クレーム担当をしている会社員の岸。
アイドルグループのメンバーであるヒジリ。
都議会議員の池野内。
ある事をきっかけに知り合った3人には共通の過去があった。
夢と現実が交錯するストーリー。
夢の中の出来事の結果が、現実の世界に影響する。
前に読んだ「マイクロスパイアンサンブル」とちょっと似てるとこあったような。
ファンタジー要素のあるエンタメ小説!
アクションシーンは文章よりも絵の方が伝わりやすいとの事で、ちょいちょいマンガパートが織り込まれてる
個人的に戦闘っぽいの好きじゃないけど、マンガだとゆるっと和んで良かった( ˙꒳˙○)
こういう仕掛けがまた楽しい〜♪
普段夢ってあんまり覚えてないけど、何かに追われて走っててハッと目が覚めたりする事あったりする。
私も夢の中で何かと闘ってるのかも知れないな〜笑
そこは現実に影響するかもだから絶対勝たないとな笑
ハシビロコウは神戸どうぶつ王国で何度も見てて、大きいけど不動なので怖くなかったけど、なんだか急に怖くなってしまったかも笑
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伊坂幸太郎さんは10冊目。それなりに面白いのだが、中々この作者の傾向が掴みづらい。
この作品もハシビロコウと中世のような時代に闘う3人の勇者の漫画が随所に挿入され、次々と現実社会でも事件が起きて行く。展開が早いのであっという間に読んでしまう。
絵だけの漫画と夢の場面が多く、分かりづらい点が多い。最後に3人の勇者達が語り合っても真相が不明だった。
コロナ禍のことが書かれた内容かと思ったら、その前の新型インフルエンザの時代だったのですね。当時の混乱した時期を思い出してしまう。あの事があったのにコロナでまた大混乱したことに、歴史は繰り返す、と思ってしまう。 -
いやー、今回もめちゃくちゃ楽しかった。
早速「ハシビロコウ(学名:クジラアタマの王様)」の画像を検索して、一人でゾッとしてしまった。(ハシビロコウTシャツなんてのも見つけてしまった。)愛嬌のある顔してるのに、やっぱり怖い。
第四章はコロナ禍の予言書?
まさにほんの少し前、コロナが流行し始めた頃の世の中はこんなだった。
本当にコロナ禍の前に書かれたもの?すごすぎる。-
こんばんは。
感想を読ませて頂いて、本棚登録しちゃいました、面白そうですね。
私、ハシビロコウのレジャーシート愛用してます。
こんばんは。
感想を読ませて頂いて、本棚登録しちゃいました、面白そうですね。
私、ハシビロコウのレジャーシート愛用してます。
2022/05/09 -
あゆみんさん
コメントありがとうございます。
レジャーシート!
ハシビロコウグッズ、色々あるんですね。こんなにメジャーな鳥だったなんて知り...あゆみんさん
コメントありがとうございます。
レジャーシート!
ハシビロコウグッズ、色々あるんですね。こんなにメジャーな鳥だったなんて知りませんでした。2022/05/09
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夢と現実の交差する意味・・・
夢と現実の行動が繋がっている感じがよく、交互に楽しめる新鮮な作品です。
ファンタジーの世界(夢)も怪物との戦闘シーンも個人的に楽しめました。
最初は夢の世界の意味も分からなかったですが、後にわかると後のおなしの見え方も変わりました。もちろんエンタメ感もあり楽しめました。
今までと違く読書体験を味わい方にはおすすめです。 -
ワクワクファンタジー小説なのだろうけれど、可もなく不可もなくと言った内容。物語に結論を求めてはいけないのかも知れないが、私の理解力が足りないのか結局何が言いたかったのかがわからない。読み物としての導入は面白く、期待しながら進めるもちょっと残念な終わり方。でも、未来予測をしていた伊坂先生は本当に凄い!!
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クジラアタマの王様という題名からしても、口コミを見ても、もっとファンタジー要素モリモリのお話だと思ったら、ものすごく現実的でもある内容だった。
現実の日本が、現実の世界が出会ったパンデミックの恐怖。その他にも企業での色々なトラブル。
それを別世界の戦士として、この現実の問題に立ち向かうのなら、なんとなく勇気が100倍になりそうで、爽快感があった。
現実の問題も考えさせられ、その上で、立ち向かえ!戦士のごとく!と声高に叫びそうな楽しいお話でした。 -
伊坂さんの作品は、想像しない色で表現されるのだなぁ。
この物語を読んで感じました。
現実と夢の出来事が紐付けされて進むストーリー、
そして、物語の合間に描かれるイラスト。
新しい形ですね。
伊坂さんの言葉を借りると、
〜昼間は普通の会社員、夜はロールプレイングゲーム内の勇者になる〜
その設定の中心に〜ハシビロコウ〜。
うーむ、独特な世界観に驚きました!
中でも、驚くのが物語後半からの内容です。
夢との交差のストーリーが、まさに現実となったかのような内容。
2019年末〜新型コロナウイルスの想像もしなかった世界的感染。
この本が発売されて、数ヶ月後の話です。
勿論、この本を書かれた時には、
まだ発生していないと思うと、驚くばかりです。。
人は想像もしない事態に陥ると、意図しないところで傷つけあうことが増えてしまう。
コロナ禍を経験した私たちは、みんな少なからず
そんな場面を見聞き、経験したはず。
誰から感染した、あの人感染したんだって、、
犯人探しのような会話は、嫌でも耳に入りませんでしたか?
この物語には、そのような描写までしっかり書かれています。
少しずつ薄れゆくその時の記憶や
間違ってしまいがちな気持ち、
忘れてはいけない倫理観を再確認できました。
最後に、心に留めた文章を備忘録で残します。
〜人間を動かすのは、理屈や論理よりも、感情だ。同じ罪を犯した人に対しても、感情が左右すれば、まったく違う罰を平気で与える。
理屈は後からつける。〜
新型コロナウイルスの時代に学んだことは、
きっと無駄ではない。
私たちの子ども世代が、正しく受け止めて、
この先の未来に繋いでほしいと思います。 -
う〜ん、どうかなぁ。
エンターテインメント性はあるし、するする読める語り口とか、いつもの伊坂ワールドで嫌いではないんだけど…
伊坂さんの文体は、村上春樹さんの文体に似ている、と常々思うが、この小説は「あっちの世界」と「こっちの世界」を主人公が行き来する構成まで似ていた。
村上さんは何の脈絡もない2つの世界が繋がっているように読ませてしまう力があるけど、伊坂さんのこの小説に関しては残念ながら多少強引さが否めない。
次作に期待します。
ちなみに、「クジラアタマの王様」とはハシビロコウの学名(ラテン語)。ハシビロコウは嘴と目つきがとても凛々しい鳥で東京だと上野動物園で見られるらしい。
2019年7月発表 -
現実と夢の世界が交錯するファンタジー。
漫画の絵が所々に入っているという異色作。
製菓会社広報部に勤める岸。
都議会議員の池野内。
ダンスグループの人気メンバーの小沢ヒジリ。
3人は、8年前に偶然同じホテルに宿泊した時に、火事に遭っていました。
必然性がないのかあるのか、まったく違うのに、なぜか縁がある3人。
池野内はある日、夢の中での戦いのことを持ち出し、3人で戦って勝つと、現実でもうまくいくのだと言う。
岸の娘の佳凛が世界的に流行している新型インフルエンザに感染し、隔離されてしまう。
厚生大臣になっている池野内は‥
謎の怪獣と騎士のように戦う夢。
それは一体‥?
最初はちょっと入って行けず、いったん休みました(笑)
ハシビロコウが大のお気に入りだから、悪役っぽい感じなのも若干抵抗がありましてね。
でも、再び読みだしたら、すんなり。
ハシビロコウに似ている?クジラアタマの王様も、単純に悪役というのでもなかったし。
とぼけた味わいが、伊坂幸太郎さんならでは。
コロナ禍の前に書かれた作品だということがまた、不思議で興味深い作品ですね☆ -
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伊坂先生に子どもが生まれてからか、作品に、”大切な存在を守るため”という部分が協調されるようになってきている感じがする。
一方で、「シーソーモンスター」からの伏線、P236、P253!他にもあるのかもしれないけれど、古参を放置しない、過去作品とのリンクを取り入れてくださっているところは、なんとも言葉にしがたい喜びがあります。
漫画部分を物語の本筋部分に載せるのではなく、本筋とは少しずれた部分に載せることで、読者側にも「あー、そんな描写あったなー」と、ぼんやりとだけれど鮮明に思い出させるような、つまりは夢で見たような感覚を彷彿とさせる、そうした効果があったのか、どうか。
伊坂先生の、ラストへ向かっていくシーンは毎度のことながら苦しく、震えが止まらなくなったりする。それでもページをめくる手が止まらないんだ。
あとがきで、アクションシーンについてこう触れています。
「アクションをただ文章化するだけでなく、文章だからこそ楽しめる工夫を凝らすことを意識したくなります」
ここ何作品か、思い当たるところありまくりで。最近は本当に、躍動感・臨場感あるシーンをとても丁寧に、ページを割いている感があって、そうかそういうことか、と、妙に納得したり。アクションシーンだけでなく、アクションシーンへ盛り上げていくまでのパフォーマンスや、それに付随する細やかな心理描写も毎度のことながら秀逸です。これが、手を震えさせながらも、ページを次から次へと進ませる。
ずっと一人の作家さんの作品を読み続けていると、作家さんの変化に気付けたり、今大切にしていることが分かったり、それを体感できるのが、醍醐味。
次回作では、どんな世界へ連れて行ってくれるんだろうと、またそんな気持ちにしてくれる。 -
「人間を動かすのは、理屈や倫理よりも、感情だ」
1番印象に残った終盤の言葉。わたしの記憶が正しければ冒頭の方にもあったはず。
製菓会社の広報で働くもうすぐ一児の父になる岸。
自社の製品に画鋲が混入していたというクレームからさまざまなトラブルに巻き込まれていく。
そのトラブルは夢の世界の戦いと連動している。
夢の中で勝つと現実でのピンチも乗り越えられ、負けると絶体絶命のピンチ。
夢と現実のリンク。おもろい。
わたしは夢だか現実だかよくわらない夢を見るから、周りに心配されるんだけど…もしかしたらパラレルワールドに行ってたりもするかもな(笑)
注意:この話しはパラレルワールドの話ではありません(笑)
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伊坂幸太郎の長篇小説。
2019年7月発行。
製菓メーカーのクレーム対応室に勤める青年・岸は、自社製品に画鋲が入っていたという炎上事件の後処理に追われていた。
しかし、その発端となったクレームは都議会議員・池野内の妻の狂言だったことがわかり、事件は平静化する。
その後、池野内から呼び出された岸は、池野内が時折見る「夢」の話をされる。
「夢」では、岸と池野内、さらに人気アイドルの小沢ヒジリが協力して怪物と闘っており、さらにそこで勝つと現実で直面している問題が解決するというものだった。
池野内の突拍子もない話に困惑する岸だったが、それから3人は様々な事件に巻き込まれていく、、、
上記があらすじ。
伊坂幸太郎の小説の中でもかなりポップな作風。登場人物のテンポの良い掛け合いと、ユーモラスな表現によって読んでいて爽快感があった。
今回改めて気付いたが、伊坂幸太郎の小説はセリフのラリーがかなり多い。これが特有のテンポを生んでいるのだと思った。
伊坂作品ならではの伏線回収も健在。ただ、彼の代表作と比べると粗が見えた。
(池野内の妻が狂言を働いた動機、池野内が多くの愛人を抱えていた理由、などが放ったらかしでストーリーと絡んでこないのが気になった)
また本作の大きな特徴は、文の間にアクションシーンのコミックが挟まることだ。
あとがきで触れているように、この仕掛けはずっと著者が試してみたかったものらしい。
これによって本作は小説としては複雑なアクション、バトルの描写が多いが、読者がイメージしやすいものになっている。
このような仕掛けも相まって、本作は非常にポップに仕上がっているが、取り扱うテーマは実は重い。
無神経なマスコミ、SNSが助長する民衆の横暴、政治と結びついた既得権益などだ。
終盤、主人公たちは猛毒化したインフルエンザによるパンデミックの収束を試みる。本作の刊行は2019年なので、新型コロナ前だが、あのパンデミックを予言したような設定になっている。
パンデミックの初期、地域で初めに感染した人に向けられる好奇と敵視が描写されている。我々はよく知る通り、このような衆愚は現実に起ったことであり、解像度が高い描写だと感じた。
エンタメとして高いクオリティにありながら、重いテーマを取り扱うことができる、これが伊坂小説の真骨頂かもしれない。
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伊坂作品らしい冒険小説。
モンスタークレイマーとか 炎上とか 自然災害によるインフラ破壊とか 薬屋と政治家の癒着とか 使われている素材は 生々しくイマを反映する。
社会風刺であり 政治風刺である。
中でも 後半に据えられているのはパンデミック。
たぶん SARS MARS 豚インフルなどから着想を得ていらっしゃるのだろうし 2015年のTEDでのゲイツの発言や ダン・ブラウンのインフェルノ 上橋菜穂子の鹿の王 など ウイルスをモチーフにしたヒット作もある。
作品作りのリサーチをすれば 普通に出会う素材ではあったのだろう。
それでも、人々やメディアの反応 薬事をめぐるあれこれは 現在進行形でのコロナ禍とかなりシンクロしている。伊坂氏の社会を見る目の確かさをあらためて感じる。
ちょうど 1年前 2019年7月9日に出版された作品ゆえ、”伊坂は預言者か!?”というコメントが並ぶのも当然でしょう。
ただ あくまでも娯楽作品らしく お話自体は軽やかに進む。小説のアクションシーンを補完するために 漫画を挿入したい というアイディアが以前からあったらしい。
本作ではそれを実現。
ハシビロコウの登場も いかにもビジュアルを意識した作品にふさわしい。
エンタテイナーだなぁと思う。
ずっと放置していたのだけれど コロナ禍の時期に読んでちょうどよかった。
これ、子供向けにも 書き直されないかなぁ ...... -
食品メーカーに強める岸は、商品への異物混入騒動に巻き込まれる。そのクレームの主の夫である都議会議員から、過去に同じ騒動にいたことと、一緒に夢で戦う話を聞かされるが、岸は覚えていない。しかし、同じ夢に出ていたアイドルも含めて、騒動に巻き込まれていく。
夢のシーンは一部イラストによる話となっている。途中からどんな仕組みがわかるものの、ちょっとイラストパートは、説明が足りない感じがした。
話は、人間の嫌な感じが出てくるところから、シンプルなオチで笑わせたりするのが、ありふれてるかもしれないが、よかった。けっこうイラッとした展開からのオチだからと思う。
後半の感染症のところは、現在の状況に重なり、特に周囲の感じやそう言った情報を得たときの心理描写が本当にそうなっている面があると思わせる。近所で発生したようだ情報が家族間で流れるところを含め、情報の伝播の感じが、身の回りでもあったのと同じで、ちょっと怖い。物語中にもあった新型インフルエンザの時の状況を参考にしていると思うが、やはり実際そうなってしまったところが多いと思った。
その点は、1章の異物混入の話でのマスコミやネット展開も含め、人の考え方や行動というところで、この物語が語りたかったことなのかと思う。 -
この物語の内容を全く知らずに読み始め、途中で恐ろしくなり「この本はいつ発売されたものなの!?」と確認してしまった…
伊坂氏は予言者なのですか!?
世界中がコロナに怯える今、読むべき本なのか、はたまたその逆なのか分からないけれど、この物語の結末には希望が見えた。現実にもそうであって欲しいと切に願う。 -
昼間は普通のサラリーマンなのだけれど、夜になるとRPGの登場人物のようになる話。(正確にはそういう夢を見る的な)
本の仕掛けもまた良かったです。(合間合間に漫画が入るので、なんだろう?と思っていたら、割と最初の方で絵の意味が分かり)
驚いたのが、コロナ禍のような描写があり。
あ、コロナ禍の事を書いているのだなぁと思い、発行年月を見ると、2019年初版で。
えっ、まだコロナ禍じゃないのにあの描写は何?的な感じです。 -
2019年初版だが、パンデミックのことがあの感染症を予期していたような内容。
著者プロフィール
伊坂幸太郎の作品
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感想 :

アハハヾ(≧∀≦*)ノ〃それあるあるですよね〜!
あんまりハマらなかった本だととくに、、( ̄b ̄)...
アハハヾ(≧∀≦*)ノ〃それあるあるですよね〜!
あんまりハマらなかった本だととくに、、( ̄b ̄)シーッ! 私も伊坂さんの作品の中では、この作品印象薄めかも〜(^_^;)
伊坂さん、最近はご無沙汰なんだね〜!
私まだそんなに伊坂さん読めてないけど、初期の作品の方が好きだった...
伊坂さん、最近はご無沙汰なんだね〜!
私まだそんなに伊坂さん読めてないけど、初期の作品の方が好きだったって言われる方多いかも。
最近の作品の方が読みやすいけど、初期の方がハマる人にはハマる面白さがある気がする←何言ってるか分からない(-。-;
あいちゃんも追いかけられる夢見るんだね!
私も鈍臭いんだけど、不思議とやられてしまわないんだよね〜笑笑
このお話は夢で戦った結果が、現実に影響するんだけど、だから逃げないで戦わないといけないんだよね〜×(○×○)/ムリー笑笑
ハシビロコウは好きでよく行く動物園にいるんだよ〜!全然動かなくてカッコいいんだけど、この物語では、ちょっと悪者なんだなぁ〜笑笑
記憶がない、、、
記憶がない、、、