NHK連続テレビ小説 エール (下)

  • NHK出版 (2020年10月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140057100

作品紹介・あらすじ

時代は戦後へ。傷ついた人々を音楽で勇気づけたいと奮闘する夫婦の物語、ここに完結!

不遇の時代を乗り越え、作曲家として活躍する古山裕一と、そんな夫を明るく支える妻・音。時代は戦争へと突入し、裕一は、命を懸けて戦う人々を応援するために曲を作り続ける。終戦後、戦意高揚のために作った自分の曲が人々を戦争へと駆り立て、恩師や親しい人たちを失う結果になってしまったことに深く傷ついた裕一は、音楽から距離を置くようになる。やがて音や仲間たちとのふれあいを通じて、音楽の力を再発見した裕一は、復興に向かう人々の心を勇気づけようと、新しい時代の音楽を奏でていく――。数々の応援歌やヒット歌謡曲を二人三脚で生み出した夫婦の物語がクライマックスを迎える!

感想・レビュー・書評

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  • 下巻の前半は、苦しい時代。
    主人公たちだけが苦しいのではなく、日本そのものが苦しい時代。
    歴史を知っている自分たちは、その後の結果を知っている。
    それだけに、読んでいて余計に辛いのかもしれない。
    一転、後半は、未来への道が続く。
    その過程では、またも辛く苦しい時もあるが、みんなそれぞれが未来へと前進をする。
    この一冊で、地獄へ堕ちたものたちが大地を見つけ、そこにしっかりと根を張る姿を表していたのかもしれないなー。と、読み終わって思った。

    でも、やっぱり残念だなーと思うのは、場面転換のたびに、余韻がぶった斬られてしまうところ。
    ドラマという映像をそのまま書き起こしたものだから、仕方がないとは思いながらも、そこが残念。
    あ、あと、残念なのがもう一点。
    上巻の人物相関図には、人物の名前とともに演じた俳優の名前が書かれているが、小山田先生だけは、演じた人の名が書かれていない。
    権利的な問題があったのかもしれないが、そこにあの方の名前を残しておいて欲しかった。と、切実に思う。
    小山田先生 = 志村けんさん。
    ドラマの最終回で出た、鏡越しの笑顔。
    あのシーンは、忘れません。

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著者プロフィール

脚本家。石川県出身。清泉女子大学文学部卒。芦沢俊郎シナリオ研究塾にて作劇を学ぶ。主な作品に20年映画「10 万分の1」(東京国際映画祭特別招待作品)、17年映画「きょうのキラ君」、15年ドラマ「ホテルコンシェルジュ」(共同執筆。TBS)など。ノベライズは「エール」「べっぴんさん」「マッサン」を手掛ける。

「2023年 『NHK連続テレビ小説 らんまん 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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