日記の練習

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  • NHK出版 (2024年9月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140057476

作品紹介・あらすじ

「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」

小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家、くどうれいん。その創作の原点は日記にあった。そんな彼女の日記の初の書籍化が本書である。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」をとおして浮かび上がる、作家くどうれいん一年間の生活と思考と情動。書かなかった日も、あまりに長くなってしまう日も、それこそが日常のなかの日記だ。

みんなの感想まとめ

日記を書くことの楽しさや気軽さが伝わる作品で、著者の思考や感情が素直に表現されています。著者は日記を「日々を記録しようと思った自分の記録」と捉え、書くことができない日もあれば、たくさん書く日もあると語...

感想・レビュー・書評

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  • 年末に借りた図書館本がまだ一冊残っていました。返却期限は明日。

    くどうれいんさんはお若い方なのにいつもとても面白いことをおっしゃっていると思います。
    何冊か他にも拝読していますが、この本は書くことについてのくどうれいんさんの姿勢が興味深かったです。
    あとはやっぱり食。
    おいしそうなものたくさん食べていらっしゃいます。
    日記は私もつけていますが、ただの健康の記録です。
    日記を書いてみようとは思いませんでした。





    心に残ったところをメモ書きします。



    p7
    「日記の練習」をはじめます
    「十代からずっと日記を書いています」と言うと「すごいですね、わたしはぜんぜん続かなくて」と言われてしまう。そのたびに(この人は日記を「続けるもの」と思っているのだな)と思って、(続く日記なんてなにもおもしろくなにのに)と思う。

    日記の練習10月
    p144
    いまは自分一人で仕事をすることの厳しさを十分感じている。会社にいる中でも仕事ができる人でないと、フリーランスになってもうまくいかないということがよく分かった。経理と総務と営業をすべて自分でやるということだから当たり前なのだけれど、フリーランスに対してフーテンな印象を持ちすぎていた自分に反省している。働くってのはつくづく事務だ。

    日記の本番12月
    p184
    わたしはずっとエピソードから逃げてきたような気がしている。「よっぽどのこと」を書くのがくやしくて、自分の身に起きているトピックスの上から三つ目か四つ目のことを書いている。それなのにエピソードの人だと思われてしまいがちなことや、エピソードになってしまうようなことが次々と起きて仕方がないことと、どう向き合えばいいのかわからない。

    日記の本番1月
    P202
    数年前から、自分の悩みをジャンル別に分けず、いま抱えている悩みのすべてを話せる相手が少なくなっていくような感覚がある。それはわたしが作家を仕事にしているからではなく、年を重ねるごとに、自分とそっくりそのまま同じような境遇の人はどんどん減っていくのだから仕方のないことだと思う。

    日記のあとがき
    p248
    書くからには読まれたいという気持ちは健全だと思う。それと同時に、誰にも読まれなくてもいいから書きたいと思うことがやっぱり本物なのかもしれないなあ、とも思う。

    • アールグレイさん
      おめでとうございます
      風邪を引きました⤵️
      寝込んでいます°・(ノД`)・°・
      おめでとうございます
      風邪を引きました⤵️
      寝込んでいます°・(ノД`)・°・
      2025/01/06
    • まことさん
      アールグレイさん、あけましておめでとうございます♪

      今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      風邪、どうぞお大事になさってください。
      ...
      アールグレイさん、あけましておめでとうございます♪

      今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      風邪、どうぞお大事になさってください。
      よき1年になりますように!
      2025/01/07
  •  なすびちゃんが、なわとびしている絵が表紙です。カワイイです♡
     裏表紙は、置忘れられたかのような、なわとびのなわの絵です。
     この本は、ウェブマガジン「NHK出版 本がひらく」に連載された「日記の練習」(2023年4月~2024年4月)を再編集した本だそうです。

     本文の前に、くどうれいんさんは、こう書いています。
    『わたしにとって日記は「日々の記録」ではない。「日々を記録しようと思った自分の記録」だ。できる日とできない日があり、その緩急がわたしらしいと思う。』、『だから、「日記に挫折する」というのがわたしにはよくわからない。ノートがなくても、ブログがなくても、日記は死ぬまで勝手に続くものだと思っているからだ。書けなくても書かなくても、あなたの人生の空白のページは一日分めくられる。』と。

     で、本文ですが、短文の日記の練習とエッセイの日記本番です。これだけ上手く書けたら、毎日、気持ちよく書けるだろうなぁ、という文章力。コチラとしては圧倒的に練習にならないですw

     それでいて、先の前書きには、『わたしの日記を公開することで、なんだこれでいいのか、こんなんでいいならわたしだって書ける、わたしのこれだって立派な日記だ! と思ってもらって、そうしていろんな日記が読めるようになったらいいなと思う。』と書いていらっしゃいます。

      無理! 少なくともわたしには、そんなこと全~然、思えないです(泣)

     ただ、せめてもの救い?は、あとがきで、くどうれいんさんが、『連載が終わると日記はすっかり途絶えた。結局のところ「仕事で書く日記」だったからだと思う。』、『仕事じゃないから続かないのか、読んでもらえないから続かないのか。仕事じゃないなら日記を書かなくていいと思ってしまったのか。』と書いておられることです。
     日記と題していながらも、やっぱり読み手を意識した文章、つまり作品的日記だったのね、と知ることができたことで、少しホッとしました。
     わたしたちのブクログで書くレビューも、読んでくださるかたがいればこそ、みたいな側面がありますよね。

     あとがきの最後で、本当に日記に書くこととは、日記とはどういうものか、を説明するのに、子どもの頃になわとびが好きだったというエピソードを書いていらっしゃいます。他の子よりも上手に跳べなかったとしても、買ってもらったその「青くて透明な紐のなわとびのなわ自体」が好きだったと、「跳んでも、跳ばなくなっても、そのグニグニするなわとびのことが好きだった」と。

     はい。表紙と裏表紙の絵につながりました♪

     日記を書くことも、好きなペンを使って淡々と書き続けるとか、好きなマウスを握ってPCを操作し続けるとか、そんなことの積み重ねが楽しければそれで良いのかもしれません。たとえ、書き続けることが途絶えたとしても、ペンのことは好き、マウスのことは好き、自分の日記が好き、それで良しみたいな。
     そんな風に思いつつ、1日ごとに1ページずつめくられていく自分の人生を愛おしみながら、日記という形に落とし込んでいけば良い。そうであれば、自分の文章のヘタさを気にしないで、くどうれいんさんの文章を日記の練習の参考にできるのかもしれません。
     わたしの日記は、わたしの文章で綴れば良いのですから。

     ま、わたしとしては、くどうれいんさんの文章がたくさん読めたから、それで充分嬉しかったんですけどね♡

  • 待ちに待った図書館本

    言葉の紡ぎ方が素敵
    発想が素敵

    落ち込みとポジティブの差が飾りなく書かれていて
    共感できる
    と思いきや
    やっぱりセンスの塊!凡人とは違うわ
    と思ったり

    「取り返しのつかないペン」
    このフレーズ大好き

  • 先日、『さみしい夜にはペンを持て』を読了し、また日記を書いてみようかなと思っていたところ、そういえば『ブクログスタッフが選ぶ、2025年上半期ベスト本!』で『日記の練習』が紹介されていたことを思い出したので、くどうれいん作品を初読み。

    10代から日記を書いている著者。と言っても、毎日欠かさず書こうと思ったことは一度もなく、全く書かない日が続くこともあれば、連日何千字も書くこともある。著者にとって日記は「日々の記録」ではなく、「日々を記録しようと思った自分の記録」。だからできる日とできない日があっても、自分らしくていいじゃないか、ということらしい。なるほど〜

    だから、実は自分も日記に挫折したわけじゃなかったんだな。ということにしよう。

    『さみしい夜にはペンを持て』の日記とは、だいぶ考え方が違うけど、これはこれでありかもしれない。自分がどんな日記を書きたいのか、もう少し考えてみよう。そして、書けなかったら書けなかったで、それはそれでいいことにしよう。うん。

    11月の日記で、チャーミングなおばあちゃんの言葉が名言すぎた。

    “亡くなった夫のことを「天国と遠距離恋愛しているのよ〜!」と笑い、「地球は質量保存でしょ、だからかなしいときはその分誰かがよろこんでくれてるはずだし、わたしが太った分だれかがスリムになっているって思えば大丈夫よ〜落ち込んだって地球は終わらないし、わたしが太っても地球はしずまないし!」”

    素敵すぎる。笑

    • べーさん
      yyさん、こんにちは
      コメントありがとうございます!

      10年日記をずっとつけているなんて尊敬です!
      私は日記アプリで何度か日記をつけていた...
      yyさん、こんにちは
      コメントありがとうございます!

      10年日記をずっとつけているなんて尊敬です!
      私は日記アプリで何度か日記をつけていたことがありますが、1日書けないとズルズル書けなくなってそのまま…

      教えていただいた石原出版社の「10年日記」をAmazonで見たら、結構高価で驚きました(^^;
      2025/09/21
    • yyさん
      べーさん、10年分ですから (^^)
      べーさん、10年分ですから (^^)
      2025/09/21
    • べーさん
      yyさん
      ですよね〜
      10年で割れば高くないかも
      思い切ってポチろうかしら(u_u)
      yyさん
      ですよね〜
      10年で割れば高くないかも
      思い切ってポチろうかしら(u_u)
      2025/09/21
  • 毎日日記を書くってことに憧れがあるけど、なんとなくハードルが高くて、最近はすっかり書かなくなってしまった。
    でも、この本を読み終わったら一気にハードルが下がった。
    だって、れいんさんの日記…日にちも飛び飛びだし、1行だけの日もある。日記というよりメモっぽくその日の出来事や気持ちが綴られている。
    これなら出来そうだわ!と。
    日々の「練習の日記」が、その月の「本番の日記」として書かれているのだけど、「こうやってエッセイが書かれていたんだ」と種明かししてもらったような気分。
    実際、今まで読んだエッセイに出てきた出来事もたくさん登場していて、「この日のことだったのか」といちいち嬉しくなってしまった。
    日々のこと、ちょっとずつ気楽に書いてみよう♪

  • この本は、
    目の前で、著者がサインしてくれた「正真正銘」のサイン本である。
    れいんさんは、作品ごとに印鑑を作っているようで、サイン会の机の上には、たくさんの印鑑が置かれていた。自作の印鑑?だと思う。
    「レ印」と言うらしい。
    (後にラジオで聴いた。)
    作品ごとにお父さんが彫って作ってくれるらしい。

    目の前で、サインを書いてもらった本を読んだのは、初体験なのかもしれない。
    いくつになっても、初体験は待っているんだなぁ…

    サイン会は、講演会のあと行われた。
    講演会に来ていたれいんさんの衣装?は、
    しゃけ色で、袖口が広がってるヒラヒラの服。
    しゃけの妖精みたいだな、と思いました。



    著者の「あとがき」がスゴく好きだ。
    あとがきが、エッセイ調でいい。
    あとがきだけのエッセイ集を出しても売れるぞとアドバイスしたくなる。
    「くどうのあとがき」
    そして、あとがきのあとがきが読みたい…

    日付と日記が書かれる、「日記の練習」
    その月のまとめ的なエッセイの「日記の本番」

    この繰り返しで綴られる。

    読み始めは、この練習部分があまりにも完成されてなく、「うーん…なんかちがう」と思ったけど、読み進めるにつれ、慣れてきて。
    あーータイトル通り、練習だもんな。
    まんまの、なんにも整わせてない素(モト)
    だもんな。
    ん?!この「モト」まで見せてくれるなんて、もはやサービスだなと思うようになった。

    本番は、さすが、エッセイになってるから、バッチリ読み応えアリ。
    特に11月
    12月の、書くことへの葛藤。伝わる。
    3月が良かったです。

    しょわしょわしょわ…。
    えんぴつを削る音。
    この人の書く擬音も絶妙でやっぱり凄いなぁと
    唸る。

    著者のあまのじゃくさも余すことなく味わえる素晴らしい作品。

    気楽に、日記を始めよう。

    読まれなくてもいい文
    とか
    誰かに読まれるためのブログ
    とか
    いずれにしても
    書くことへのモチベが上がりました

  • 練習と本番の落差が面白い。

    練習のところでは⁈となっても、
    本番読んだらそういう事かと納得したり、
    全くスルーされてたり。

    こんな感じでいいなら
    ブクロクの感想も立派な日記だな。

  • 新年1冊目は、この本!と決めて、ツンドクザンに幽閉してました。
    ようやく召喚!

    〈日記の練習〉と称して1か月書きためたものを、〈日記の本番〉として清書?する。
    この発想からしておもしろい!
    12月の本番が、なんとなく真理だなぁと思ったのですが、たくさんの心動くことが起こって、書けば書けるけど、気軽に書いてはいけない…もっと気持ちを整理したい。
    しかも、書きたくないとっておきのこともある。
    うんうん、そうだよな。
    整理をするためにも、練習と本番という考え方はいいと思う。
    とりあえず吐き出して、1か月なり時を経て、考えがまとまった時に本番。
    こういう書き方なら日記を書いてみたいなと思った。

    くどうれいんさんの感性は、相変わらずみずみずしく、寄り添わせていただきました。

  • 日記の習慣を続ける上で何かヒントが得られたらと思い、タイトルに惹かれて読み始めました。

    毎日欠かさず書くようになっている自分の日記のスタイルと、自然体で気の向いた時に出来事や想いを書き綴るくどうれいんさんのスタイルはかなり違うので、テクニック的に参考になる内容はありませんでしたが、以下のようなメッセージにはとても共感でき、気が楽になり、「日記っていいなぁ」と思うことができました。

    ・日記を書き始めると、生活の中で日記に書き留めようと思える出来事に敏感になる。
    ・おもしろいから書くのではなく、書いているからどんどんおもしろいことが増える。(「おもしろいことに気づけるようになる」と読み替えても良さそう)
    ・日記を毎日書き続けられなくても、日記を書きたいと思う気持ちが続いていれば大丈夫。
    ・「誰にも読まれなくてもいいから書きたい」と思う気持ちが本物なのかもしれない。

    SNS全盛の時代だからこそ、日記は自分のためだけに書く稀有な行為として、自分なりのモチベーション・楽しみを見出したいですね。

  • 面白かったあ〜!
    れいんさんの文章って力強いし人間らしさをすごく感じる
    こんな文章が書けるようになりたいと、読むたびに思う

    私も日記を書くことを中学生の頃からずっと続けているのですが、毎日というわけではなくむらがあって、そういったれいんさんとの共通点を見つけて嬉しくなったりもしました
    『日記を書くことが出来る日というのは、一日に起こることが日記に適切なサイズの日』っていうのもめちゃくちゃ分かる
    (最近は週末に特に心揺れたことをまとめてさら〜っと綴る日々)

    ひゅ!と息を吸って、おわ〜!と言っていたら、みたいなれいんさんの率直な言い回しが私はすごく好き
    面白おかしく、でも息づかいを感じる文章を書けるようになりたい

  • 今まで何冊かれいんさんの本を読んだけど、楽しく過ごすのが上手な人だなっていうイメージだったけど、この本を読むとすごく人間らしくて、以前よりうんと親近感がわきました。

  • くどうれいんさんの日記の練習と本番が記されていた。
    れいんさんの切り返しが面白くてちまちま毎日読む時間が楽しかった。
    類は友を呼ぶ、といったもんで、れいんさんの周りにはいい人が多かったのには心がほんわかした。

  • ブクログで知った作家さん。気になるタイトル、ゆるい装丁が可愛くて、手に取った。

    くどうれいんは本名で漢字で書くと「工藤玲音」とのこと。素敵なお名前。その名前のセンス通り、ご本人の何気ない日記もことばのセンスのかたまり。工藤玲音は工事騒音と半分一緒には笑った。

    お土産を「おいしいかどうかわからないけどごめんね」と渡された時に「◯◯さんからもらっただけでもうおいしいんですよ」って、素敵な返しだな。真似しよう。書き留めたい言い回しがたくさん。

    自分の誕生日に日記があるとちょっと嬉しい。
    こどもが生まれてから、ちょっとしたことを書き留めてはいるけど、やはり他の人が見て面白いものにはならない(見せたことがないから、わからないけど)。何気ない毎日の切り取りと表現、やはりプロだわ!

  • 最近開いていなかった日記帳をひらこうと思った 書けない日があってもいいって励まされた

    書いているうちに日常の出来事が特別になっていくのかもしれない

  • 暮らしの中で見つけたものや気持ちを、貯金箱のように積んでいく「日記の練習」と、一ヶ月のそれぞれの味わいを一皿に盛り付けたような「日記の本番」を並べるという、わくわくする構成ですね。日記が文学になるのはこういうことなのだと思いました。もしかしたら、王朝以来の日記文学もこうして書かれていたのかも! 
    因みに、私が毎日書いているのは、いつ何をしたか忘れるから記録するもので、文学性が1ミリもない…。

  • 装幀とタイトルに思わず惹かれて読んでみました。
    とても面白かったです。

    くどうれいんさんがどんなひとなのか無知の状態でスタート。
    探りながら読むのが楽しかったです。また、こんな見方や考え方もあるんだと発見もたくさんあって良かったです。
    例えば、日記は『薬指にできたささくれがクワガタみたいで格好よかった』とかどうでもいいと思ったことを書くこと、ハヤシライスにグリーンピースを入れること、マックとかのジュースを飲む時、ずるずる音を立てて飲むのはやめよう、など
    思わず「へぇー」と言いながら読んでしまいました。

    文面のなかでは、くどうさんを、竹を割ったような人とか、大見得を切るとか載っていましたが、ぼくは彼女をとても真面目な人だなと思いました。
    仕事が捗らなかった時に自分を責める傾向があると知ったからです。

    日記形式で読みやすく、何もやる気がわかない時でもパラパラ読めて助かりました。これをきっかけに、くどうさんの小説も読んでみようかしら。

  • 借りた本:県立図書館
    (2024年12月)

    くどうれいんさん初読みでした。
    たまたま図書館で見つけて、面白い表紙だなと思ってペラペラめくってみたら「あら読みやすい…」「なんだか面白そう」と借りた本です。
    でも年末年始バタバタしてたら他の本を読むのに精一杯でこちらに手を付けられず…
    返却日が迫る中、延長して借りようかなと思っていたところ予約が数件入ってることが判明!なんとしても読みたい…読みきれなかったら買えばいいと思いぎりぎり読み進めました。
    さすがに一日じゃ無理かなぁと思ったけど、スラスラ読めてどんどんページも進み、スキマ時間使いながらその日のうちに読み終えました!正味2〜3時間でしょうか。(わたしは読むのが早い方ではありません。)
    読みやすさはもちろんのこと、くどうれいんさんのワードセンスといったらもう…素敵すぎ。にまにましながら読んだり、ちょっともらい泣きしながら読んだり、なんかもう感情が忙しかったです。
    日記なので、ドラマチックな展開だとかびっくりするようなトリックだとかそんなもんはありません。でも、「人生っていいよね」って思えるような日常が散りばめられてて、読んでて羨ましささえ感じました。それはそれで十分にドラマチックだった。
    何度も読み返したいから、これは購入して手元に置きます。
    あと、個人的に本書のフォントが好みでした。非常に読みやすく、すっきりとしていて“たいへん良い”…!

  • くどうさんの表現が分かりやすく、日常の色んなとこに視点を合わせているのでいつも楽しく読んでます。

    優しい旦那さんとのふざけ合いながらのやりとりが面白くて印象的でした。
    近くでまたトークイベントがあったら是非行きたい!
    次の新刊が楽しみです。

  • いつ読む本のリストに追加したのか分からなければ、著者のことも知らない本だったけど、リストにあったので、読んでみた。
    日記を書いてた頃に、タイトルに惹かれたのかな。

    著者に対する先入観なしで読んだけど、何かに熱中しているところとか、感情の振れ幅が大きいところとか、自分とは正反対の人で、同じ出来事を経験しても、自分とは全く違う内容の日記になるんだろうな。
    日記でこんな考え方をしている人は、実際どんな人なんだろう。

  • 日記は書くのも読むのも好きだ。あの日何して何を思ってた、と振り返るのが好きなので、自分の日記でもそうなのだから、人が日々何をして何を思い、それらをどんな風に綴っているかにすごく興味がある。くどうさんの「日記の練習」は、連載中から「練習」と「本番」という二段階で綴られるくどうさんの日々にそそられた。様々な感情の折重なり、それをこんな風に表現するのかと、いつもハッとさせられる。くどうさんの言葉の操り方に、惹かれるのだ。
    シンプルなメロン色の可愛いイラスト、紙質、フォント…本書の全てが愛おしくて、くどうさんの著書はどれも装丁が素敵で、所有欲を満たしてくれる。

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著者プロフィール

作家。一九九四年生。岩手県盛岡市在住。著書に第一歌集『水中で口笛』、エッセイ集『うたうおばけ』、中編小説『氷柱の声』など。

「2024年 『現代短歌パスポート4 背を向けて歯軋り号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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