シルクロード 絲綢之路 幻の楼蘭・黒水城 (第三巻)

  • NHK出版 (1980年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784140081976

みんなの感想まとめ

歴史の深淵を覗き込むことで、過去の文化や人々の営みが生き生きと蘇る作品です。砂に埋もれた都や遺跡が、当時の様子を現代に伝える様子は、まさに時間を超えた旅のようです。作品を通じて、少数民族との共存を図る...

感想・レビュー・書評

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  • 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の故事はこの土地から生まれたのですね。
    砂によって滅びた都は、砂のおかげで当時の様子を現代に伝える。
    あっちもこっちも砂まみれ。
    この時代の中国は、少数民族に気を使い、その文化との共存を図っていたように読める。
    現代中国はどうなのだろう。この時代と何が違っているのだろう。

  • 1980(昭和55)年日本放送出版協会発行の単行本。ローラン・カラホトともに遺跡の紹介。ローランの遺跡は水がなくなって滅亡。有名どころでなければそんな街が他にもあるのではないだろうか、そんなことを思った。カラホトは河西回廊の裏通りみたいな表現が何度も出てくるのだが、読んでいる時はちょっと理解できなかった。読み終わった後地図を見るとハミ(哈密市)から北京へ通じる道がある。これのことかぁ、と納得。それにしても明代までの騎馬民族と農耕民族の境ってかなり南なのだなと。

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著者プロフィール

井上 靖 (1907~1991)
北海道旭川生まれ。京都帝国大学を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。1949(昭和24)年、小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは1950(昭和25)年43歳デビュー。1951年に退社して以降、「天平の甍」で芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章。現代小説、歴史小説、随筆、紀行、詩集など、創作は多岐に及び、次々と名作を産み出す。1971(昭和46)年から、約1年間にわたり、朝日新聞紙面上で連載された『星と祭』の舞台となった滋賀県湖北地域には、連載終了後も度々訪れ、仏像を守る人たちと交流を深めた。長浜市立高月図書館には「井上靖記念室」が設けられ、今も多くの人が訪れている。

「2019年 『星と祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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