本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140092293
感想・レビュー・書評
-
きれいな青年清盛から生臭坊主清盛へ、祇王と仏の哀愁、俊寛の情念、中宮徳子の女王の美しさと出家後の憐れ、後白河ら宮中の妖怪らの嫌らしさ、木曽の女王巴と女狐葵と狂わされた山吹、策略家頼朝と哀しき主人公義経。
これらすべてが人形を見るだけで伝わってくる。
印象的だった画像を上げていくときりがない。なぜ人形でこれだけ
人形はもちろん衣装もじっくり見られるのが楽しい。中宮徳子の華やかさは圧巻。女性の衣装も良いが男性の衣装も美しくその人物をどう見せようとしているのかよくわかる。
また、読み物もなかなか面白い。
高橋克彦の「もしこの軍記物のタイトルが『源氏物語』であったなら『祇園精舎の鐘の音〜』の意味合いは正反対になった」との指摘は目から鱗。
吉川夫人の回想記は品を感じさせる文章でとても良い。
手元に置いておきたいが値段に悩むところ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これをわざわざ人形展に抱えて持って行って、サイン会に参加したのは何年前だ?まだ十年たってないかな?
全2件中 1 - 2件を表示