フーコー: 他のように考え、そして生きるために (シリーズ・哲学のエッセンス)

著者 : 神崎繁

• NHK出版 (2006年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

もう「自分」を探さなくていいんだよ。構造主義、脱構築、ポストモダン…。さまざまな思想の意匠を脱ぎすてて、最後にフーコーが伝えたかったこと。

感想・レビュー・書評

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2016年5月3日]

あまたあるフーコー入門とは一線を画した狙い通りの仕上がり。ニーチェ、ハイデガー、パノフスキー、メルロ＝ポンティ、デカルト、カント、デリダ、ソクラテスなどなど、オールスターたちとの直接、間接の関連付けがしっかりと絡み合い、テーゼでも方法論でもない、フーコー的知的強靭さを描き出している。

[tezoookaさんの感想 · 2013年7月5日]

フーコー初挑戦の割に、本の選択を誤ったかもしれない。若しくは、自分としてまだまだフーコーに触れるのは早過ぎなのだろうか。

[のりお先生さんの感想 · 2006年11月14日]

狂気と正気、夢と覚醒、拘束と自由について考える。

著者プロフィール

専修大学文学部哲学科教授

「2012年 『談　no.95 魂の承継』 で使われていた紹介文から引用しています。」