- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140351581
感想・レビュー・書評
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本書のカバーに書いてあった通り、正に「やり直そう」という私には、これは最適なテキストだった。
子供達が10年以上も前に捨てた文法テキストを私が拾ったり、新しく買ったりして「やり直し」てきたが、全くモノになっていない。
そもそもそのような「従来の学習法」や「文法用語」なんて「やり直し」ても意味がないってことが、本書を読んでよくわかった。
本書は2018年発行だが、大西先生がこのような本を執筆なさっているということは、学校の英語教育が2018年時点でも相変わらず、今から約40〜45年前に私が受けた教育となんら変わっていないということの表れではないだろうか。
こういう本を読むと、文科省もいい加減、義務教育や高校の英語学習をガラッと変えたらいいのに、といつも思う。
まあ、実現しないだろうけれど。
大西先生や関正生先生の本、そして少し前に読んだ『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』の中には、なぜフィンランド人がみんな英語が話せるのかということが書いてあって、どれを読んでも「最初からこうやって教えてもらえたら…」とつくづく思うのだ。
(ちなみに件のフィンランドの本によれば、日本の高校生は高度な説明文の長文読解をさせられるのに比べ、フィンランドではその年代年代が興味を持つような簡単なトピックを扱っているだけらしい。それでも地域差や職種差なく、みんなが英語を喋れるとのこと。フィンランドの英語の教科書で勉強してみたいと思ったものだ。)
本書も図書館で借りたもので、一言一句もれなく読んだ。
後ろ3分の1は特に手元に置いて何度も読み返したいくらいなので、もう少しコンパクトにまとまった大西先生の書籍の購入を検討したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までの英語の勉強の仕方とか英語のイメージを変えるような本でした。大西先生の教える英語にもっと早く出会ってたらよかったです。
It is the book that change how to study English and the image of English dramatically. I should have known Mr. Onishi's teaching English. -
2006年に出版された2冊の本をまとめた本書は、ネイティブが使う英語の感覚をわかりやすく教えてくれる。例えば、前置詞のonには「接触している」他に「圧力をくわえる」意味がある。日本語に翻訳するとわかりにくいイメージを、絵を使うことで、頭に情景を浮かべながら覚えられるのがいい。
2006年版は夫婦で熟読して、英文法本の中では最もネイティブの感覚をつかみやすい本ではないかと話していた。忘れてしまった部分もあるので、こちらを再読したい。 -
とても理解しやすい。今まで様々な参考書を読んだが私の中では1番わかりやすかったです。忘れないように定期的に読み返して知識にしたい
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女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060586