ねむりひめ

  • NHK出版 (2012年12月20日発売)
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感想 : 38
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140361122

感想・レビュー・書評

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  • 絵は素敵。文章はちょっと唐突というか一枚の絵で語る内容が多い気もした。あえて絵を割愛しているのか、童話だから脳内で補填できるよね、というスタンスなのか。

  • 荒井良二まつりで読む。

    うーん。これは荒井良二がどうこういうよりも、「ねむりひめ」というストーリーが現代的に見てしまうと違和感だらけで、王子がキスして目覚めて「待ってました」ってなるのも、結婚してめでたしめでたしエンディングなのも「なんで??」と思ってしまった…

  • 絵本作家として著名な(僕は最近知ったんですが)荒井良二さんの絵本です。グリム童話の『ねむりひめ』を、彼の暖かで美しくかわいらしい絵と、わかりやすい文章で再生させたような本が本書です。

    『ねむりひめ』と聞いて、結末をなんとなく知っていても、細かく全部の話は知らないもので、そういう人は多いのではないかな。そういう人が触れる作品としてとても好い作品になっていると思います。何度でも読み返して、荒井さんの世界に浸るのも良いでしょう。そして、そのような読者の扱いに耐えうる体力を持った作品に仕上がっていると思いますし、そこが、荒井良二さんの力なのだと思ったりしました。

  • 有名なグリム童話、眠り姫の物語を荒井良二さんが描くと・・・

    NHKの朝ドラ「純と愛」私は見ていなかったのですが、そのオープニングでかなり有名になったのを覚えています。
    荒井良二さんの絵のインパクトはすごい!
    文章も優しく語りかける感じで味があってよかったです。

    読み聞かせてみたら、長女も次女も「つむ」の意味が分からなかったよう。
    なじみのない言葉を自然と学べるのも絵本のよさだと思いました。

  • 今までのねむりひめとちがうとても優しい語り口の絵本でした。明るい原色がたくさん使われています。勢いのある色使いと線画が心地よく画面から今にも動き出しそうなお姫様と王子様です。
    なんだか懐かしいなあと思って理由を考えたら、
    そういえばこういう絵、女の子ならみんな保育園~小学生低学年にかけてお絵かきで描いていますよね♪
    こどもが生まれたらゆっくり読んであげたいな^^

  • 連続TVナントカには全然興味が湧かないのですが、この絵本は良さそう!

    NHK出版のPR
    「NHK連続テレビ小説「純と愛」で取り上げられたグリム童話の不朽の名作「ねむりひめ」が、荒井良二さんの描き下ろしで緊急出版決定。荒井良二さんは「純と愛」のオープニングの原画を担当し、アストリッド・リンドグレーン賞を日本人で初めて受賞した世界的な絵本作家です。荒井良二さんのオリジナリティあふれる世界観と心温まる絵や文章で贈る、子どもから大人まで幅広くいつまでも楽しめる愛蔵版絵本です。

    編集者からのおすすめ情報
    荒井良二さんがこれまであまり扱ってこなかった古典に対する、荒井さんならではの読み手を楽しませる「挑戦」がふんだんに盛り込まれた絵本です。誰もが知っている物語だからこそ、あえて荒井さんのイメージにある物語を描いた“荒井良二らしさ”にあふれています。同時に、古今東西、老若男女、誰が読んでも色あせることなく広く知られる古典ならではの魅力もつまった、いつまでも読み続けられる「一生の宝物」の一冊です。」

  • ちょっと怖くて爆笑。

    これが愛なの…、変質者しかいない…、姫の姿があまりにも美しい→そぉっとキス→「あなたをお待ちしておりました」ってなる?(゜ロ゜:)

    姫が美女じゃなかったら顔にラクガキされて、王子がイケメンじゃなかったら「キャー!襲われた!」ってなるよね。

  • 絵可愛い❤️読みやすかった。

  • 荒井さんならではの色彩とタッチの「ねむりひめ」です。姫がとにかく可愛い〜!

  • 1歳10ヶ月
    ねむりひめの話を少しアレンジしたストーリー。文字が多いのでまだこの月齢では早すぎました。

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著者プロフィール

1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。

「2023年 『みんなたいぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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