- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140402900
作品紹介・あらすじ
イチゴは生産額ではトマトに次ぎ、文研調査では日本人の一番好きな果実(くだもの)。日本は生食の消費量は世界一。生産農家市場でもイチゴ品種の変化は激しいが、家庭菜園においても四季なり(春だけでなく秋まで収穫できる)品種の増加や、白やピンクなど色や甘さの多様化などバリエーションも増えた。本書は寒冷地向けを含む、一季なりと四季なりの家庭菜園向けに栽培しやすい品種の品種を多数紹介する。
イチゴのライフサイクルを理解して育てれば失敗なし。果樹のように「果実」を食べながら多年草で、育ち方や増え方が独特な野菜。その特質を理解しながら、初心者でも家庭菜園で無理なく失敗なく収穫していける栽培管理を解説する。
年間の栽培方法を、植え付け時期の10月から掲載し、一季なりと四季なりそれぞれの栽培カレンダーで作業適期を逃さない。イチゴを守る病害虫対策やコンパニオンプランツなども充実。この章の執筆は『やさいの時間』テキスト連載を長年務め、番組にも出演の農学博士・根本久氏。
プランター栽培のメリットやノウハウ、園芸的美的な飾り方も様々提案。市民農園など広さや栽培期間に制限がある場合の対処法など、家庭菜園の現実的な環境に応じた栽培方法を詳しく解説する。
著者はNHK「やさいの時間」のカリスマ講師、藤田智氏。この1冊で、畑でプランターで、無農薬で完熟が味わえる「家庭でイチゴ狩り体験」の実現を。
構成
1.魅力的なイチゴのライフサイクルと、家庭での育て方<6p>
2.品種紹介 一季なり・四季なりなど家庭向け18品種ほどを想定。<7p>
3.畑かプランターかを問わず露地栽培。苗を購入し子株を増やしていく育て方と経年管理の仕方。
プランター栽培の飾り方、管理のしやすさ <8p>
4.12か月栽培ナビ 毎月の管理作業を解説。<54p>
管理暦は「一季なり(春のみ収穫)」と「四季なり」とを分ける。管理暦も月別の栽培方法も、苗の定植を行う10月を開始とし、9月終わりで単年度作業を完結する。・解説も同じ月でも、一季なりと四季なりで作業が異なる場合は分ける。・畑とプランターの作業が異なる場合は、必要に応じて分ける。
5.病害虫対策(農薬を使わずに病害虫から守る他の植物の取入れ方含む)<1C/8p>
イチゴの特性と魅力、生産市場など関連知識を集めたコラムを多数掲載。