昭和天皇二つの「独白録」 (NHKスペシャル・セレクション)

  • 日本放送出版協会 (1998年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784140803813

みんなの感想まとめ

一人の人間としての昭和天皇の内面に迫る独白録は、彼が直面した歴史的背景や個人的な思いを浮き彫りにします。特に、東京裁判や第二次世界大戦といった重いテーマが絡む中で、天皇が国民に対して抱いていた愛情や平...

感想・レビュー・書評

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  • 知日派軍人・マッカーサー側近として対日占領政策にて重きをなしたボナー・フェラーズらによる、東京裁判における天皇不訴追の過程・実態を明らかにしようとしたもの。読みやすい文体だけでなく、引用もわかりやすいのですらすら読める。以下、備忘録。①昭和天皇独白録には日本語版と英語版があること、②両者は内容が少し異なっていること、③独白録は東京裁判用あるいはその不訴追を目的とした可能性が高いこと、④独白録以外に「聖談拝聴録」なる昭和天皇の供述録取書があること、⑤その保管先は外務省の可能性があること、
    ⑥アメリカ軍の一部には、捕虜尋問を通じ戦時中から、天皇を利用すれば戦争の早期終結の可能性があるとの意見があったこと、⑦心理作戦部(PWB)→GHQの民間情報教育局(CIE)の天皇不訴追決定における役割が判る。なお、本書あとがきあるいは吉田裕教授の指摘するよう、「聖談拝聴録」等関連文書の公開が議論進展の不可欠の要因であることはいうまでもないが、戦後直後焼却処分させた政府・軍部の暴挙はどれほど批判しても批判しすぎることはないだろう。
    渡辺ゆりと寺崎英成(開戦前アメリカ駐在外交官・スパイかもしれない)。

  • 昭和天皇の独白録。
    なぜ二つなのか。その答えを求めてます。
    背景は『東京裁判』だったり、第二次世界大戦であったり。
    天皇陛下は…どんな思いだったのだろう。

    一人の人間として、国民の頂点に立ち、何を見て、何を思ったのだろうか?
    反対意見が出せぬまま、平和を誰よりも愛し、国民を愛した。

    重たいテーマだけに疲れもするが、備考が非常に面白い。

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