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- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140805008
作品紹介・あらすじ
昭和28年2月1日、日本の空に最初のテレビ電波が発射されて以来半世紀。"20世紀最大のベンチャービジネス"というべきテレビの発展の中で、人々はテレビの何を変え、テレビによってどう変わったのか。軽妙洒脱な記述で語る私的テレビ文化史。渥美清が-ジャイアント馬場が-青島幸男が-テレビの人気者たちが語る、テレビという怪物との遭遇の一瞬。無名時代からの渥美清との長い交遊の中で綴られるテレビが若かった時代のものがたり。
感想・レビュー・書評
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テレビ放映の夜明け前から、現場に身を置いた早坂暁ならではの視点で、時に極私的に、時に大俯瞰で語っている。
兼高かおる、青島幸男、ジャイアント馬場との対談も読み応えあり。
一面、渥美清の評伝のようでもある。銭湯(蛇骨湯!?)での渥美との出会いは、映画にしたいような名場面。
晩年の永井荷風もイイ感じに登場する。
末筆ながら、早坂暁の大傑作「天下御免」の映像がほぼ残っていないのは痛恨の極み。痛いっ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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