- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140806739
作品紹介・あらすじ
スペインの人々にとってサッカーは、わが街のクラブがすべて。裏切られても愛しつづけ、ライバルを倒すことに全精力を傾ける。その情熱の源が、歴史と文化に彩られた地域間の対抗意識「モルボ」だ。それはまるで生き物のように成長をつづける。英国気鋭のライターが、バルサとレアルを足がかりに、アンダルシア、バスクなどへと分け入り、この国のサッカーの深みを案内する。
感想・レビュー・書評
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紹介:ウルリッヒ・ヘッセ・リヒテンベルガー「ブンデスリーガ」P.11
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スペインの歴史にも触れ、各地域の特色が書かれています。
読めばスペインリーグをより楽しめます。
昔は代表が団結できないって言われてたものです。
今では考えられないですが。 -
P172まで読了。卒論が終わって時間が空いたらまた借りよう。
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スペイン内の地域間の対抗意識の歴史的背景、それにサッカーが関わってきた事実を解説。
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卒論文献としてもなかなか使えそうなエピソードが詰まっているが、そもそも読み物として面白かった。バスク編が良い。
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邦題は「バルサとレアル」とついているものの、中身はスペイン全般のクラブチームにまつわるお話。
サッカーの母国イングランド出身の作者が、「モルボ」というスペインリーグに存在する特別な概念をキーワードに、この国のサッカーの熱さ、奥深さを紐解いていく。
個人的には、最も熱いとされるアンダルシアダービーに関わるエピソードの意外さが、一番興味をそそられる内容でした。 -
「モルボ」というスペインサッカー特有の要素をキーワードに語られるこの本は、バルサとレアルのみならず、リーガに存在するライバル関係のすべてを、イギリス人作家の手によって語られていきます。スペインサッカーの熱。その熱さというよりも性質、他国との違いを語る一冊。実際、欧州各国のリーグは、どれも激しい熱を帯びていると感じますし、その中でも他所にはない熱さの要素を持ったリーガというものを、この本は教えてくれます。
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リーガがセリエAやプレミアよりおもしろい理由がわかります。