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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140807194
みんなの感想まとめ
歴史的な二人の作家、松本清張と司馬遼太郎の比較を通じて、彼らの作品や思想の深さを探る内容が魅力的です。感想からは、司馬の昭和初期への独自の視点や、清張の記者的アプローチが際立っており、両者の作品に対す...
感想・レビュー・書評
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絶版のようなんですが、幸運にもとてもキレイな状態で手に入れることができました(ブクオフ)
大切にします。
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司馬さんの製作秘話や裏話を目当てに買ったのですが、がぜん興味を惹かれたのは清張さんのほうでした。
「昭和史発掘」と「日本の黒い霧」がとても気になります。
読んでみたいです。
(「昭和史」のほうは全9巻となってて、ちょっと腰が引けていますが…)
司馬さんの昭和初期の捉え方には驚きました。
あの時代だけはまったくわからない、連続していない、と。
ほとんど投げやりというか、考えるのをやめているような感じ。
司馬さんがあの時代を嫌悪していることはよくわかりましたが、それで片づけるタイプの作家さんとは思わなかったので意外でした。
司馬さんはクリエイター的には、どっちかというと計算タイプかと思っていたのですが、言われてみればキャラを立てる天才タイプだったんだなぁ。
清張さんこそが、フィールドワークタイプというか、記者的というか…
とにかく作品を読みたくなりました。
(学生のときに結構読んだはずなのだけど、文体や印象をぜんぜん思い出せない…)
漱石と鴎外も読みたくなりましたし…
とても面白く興味深く、最後まで読むことができました。
清張さんの本を読んだあと、もう一度再読したいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何せ松本清張氏と司馬遼太郎氏の比較ですから、面白くないはずがありません。
ミクロの清張氏、マクロの司馬氏、色々な点で比較するのは面白いですが、なかなか直接対面する機会は無かったようです。
清張氏は森鴎外を、司馬氏は夏目漱石に強く関心持っていたようなのも何となく分かる感じが… -
2025/12/19 半藤一利「松本清張と司馬遼太郎」清張さんと司馬さん
さすが文藝春秋の名編集者 エピソードの面白さと構成の素晴らしさ
1.日露戦争勝利の復讐
(1)論功行賞の大盤振る舞い 『爵位』を巡る醜悪さ
陸軍65名海軍35名→昭和の暴走へ
(2)そのために事実の隠蔽 フィクション・神話作り
(3)東郷平八郎元帥を神格化した 老害をもたらした
2.司馬遼太郎「真のつよさ」=平気で自分の弱みを見せる フランクさ But!日露戦争 勝ってから「虚勢を示す国家」になった「驕り」=リアリズムの喪失→亡国へ
資料収集と検証作業の徹底細かいエピソード・ゴシップ
→作品に厚みが出る
3.司馬遼太郎は「昭和を書けない」「ノモンハン断念」代わって半藤一利「ノモンハンの夏」
統帥権の暴走問題=天皇の責任に直結するからか
明治の物語「坂の上の雲」にも天皇は出て来ない
4.異常な財政感覚 cfコロナ後の財政膨張大丈夫か
1度膨れると削減ができない既得権化
日清戦争1894-1895
1894年 歳出 9,000万円 軍事費32%2,880万円
1895年 歳出 2億円 軍事費48%9,600万円→有り得ない
5.日露戦争の実相 1904-1905
戦費は19億円を超え 平時歳出の8年分
満洲は既に限界 将校なし弾薬無し 次の会戦崩壊
実態を知っていたウイッテ 米国は早々の手打ちを
小村全権の帰国時、新橋駅で桂太郎首相山本権兵衛海相小村の両側を支え「死なば諸共だ」・・・涙出る
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