スポーツ解体新書

著者 :
  • NHK出版
3.60
  • (1)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140807491

作品紹介・あらすじ

松井にメジャー入りを決意させたものは何だったのか!「日本スポーツ120年の歴史」を解剖しその深層を解き明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 米原万里の読書日記に書かれていた本である。たしかにスポーツについての本としてはとても面白い。オリンピックはアマチュアの大会ということで、貴族が行うことであった。そして新聞配達、牛乳配達、郵便配達でマラソンに出場して優勝したのに、失格となった、ということであった。この歴史が面白いのでこれだけでも読む価値はある。企業スポーツだけで地域スポーツが少ないことが中心に考えられ、さらに昔の東京オリンピックについての芸術も書かれている。地域スポーツが根付かない根源にインターハイや高校野球があるということはにおわせてはいるが、もっと深く突っ込んで書いてほしかった。

  • スポーツの歴史部分が面白かった。スポーツとは何なのかを考えさせられた。スポーツ基本法が制定された理由が少しだけ判った気がした。

  • 日本のビジネス中心のスポーツ環境は疑問でしたが、この本で過去から現状まで分かりやすく解説されててスッキリしました。

  • 日本のスポーツの未熟性については非常に共感できる

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1952年京都市生まれ。東京大学教養学部中退後、フリーのスポーツライターとして、雑誌『GORO』『平凡パンチ』『ダカーポ』『ナンバー』等で活躍。現在、作家、スポーツライター、音楽評論家、国士舘大学非常勤講師など、活動は多方面にわたっている。

「2003年 『玉木正之 スポーツ・ジャーナリズムを語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

玉木正之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×