新型・殺人感染症 SARSも鳥インフルエンザもほんの始まりにすぎない

  • 日本放送出版協会 (2004年6月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784140808832

みんなの感想まとめ

感染症の広がりや社会への影響を深く掘り下げた内容が魅力の一冊で、獣医学生や専門知識を持つ読者にとっては特に興味深い学びが得られます。かわいらしい表紙とは裏腹に、内容は幅広く、SARSやBSE、インフル...

感想・レビュー・書評

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  • (特集:「感染症」)
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  • 伝染病の勉強をさせてもらっている獣医学生として、なかなか楽しませてもらいました。

    かわいらしい表紙と、多少センセーショナルな見出しとは対照的に、中身は結構充実しています。

    ちゃんとこの本の内容を理解するには、ある程度の感染症や公衆衛生学、微生物学や生理学の知識が要求されます。
    専門的にそれらの内容を学んでいる人間にとってはいいのですが、一般の人向けの内容ではないと思いました。(ただし、あとがきに「一般人向けにかいた」とは言っています 笑)

    訳も結構ヘタクソで、カタカナ語でごまかしている部分もあったり、何より本のページ自体が430p近くもあるので、読みやすいとは言えません。

    しかしながら、感染症というものがどのようにして広まったのか、どのように社会的に衝撃を与えたのか、どのような対策がとられたのか等々、この本から学べることは非常に多くあります。

    獣医学生は時間のあるうちに読んでおきましょう。

  • 黄色い表紙でかわいらしいのですが、内容はそのタイトル通り、最近有名な SARS や BSE 、炭疽菌から、身近にある大腸菌やインフルエンザ、過去のものと扱われている結核や天然痘など、幅広い感染症についてのちゃんとした本です。原書のタイトルは、The New Killer Diseases、サブタイトルが How the Alarming Evolution of Germs Threatens Us All で、Elinor Levy, Mark Fischetti 著です。エイズやバイオテロ、まれな感染症については他人事に思えるかもしれませんが、日本では近年、結核感染が若い人たちで起こってきています。また最近、子供達で問題になっているアレルギーですが、感染症が多い地区では罹患率が低いんです。きれいすぎる環境が子供の免疫形成を邪魔しているという、なんだか皮肉な結果なのですが事実そうなんです。最後の「私たちは何をすべきか」の部分だけでも、軽く流し読みして欲しいかなと思います。

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