ヒロシマ2005

  • 日本放送出版協会 (2005年12月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784140810798

感想・レビュー・書評

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  • デジカメなどをかまえている人々に懐かしさを覚える。

    土田ヒロミ氏の『1945-1979ヒロシマ』よりも先にこちらを読んだ。

    『1945-1979ヒロシマ』を読んだ後、再度読み直すと人が減っていることに呆然とする。理屈では分かるが時の流れのもたらすものが強い。

    こちらの本では、現在の状況を語ってくれた内容が記載されている。
    「以前は子供のことを思って取材拒否したが、今なら大丈夫」という人もいて、なるほどと。

    このシリーズを続けて読むことができ感謝する。

  • 同じく土田ヒロミさんによるヒロシマ(1977)の写真からから28年後の本。
    先生は2005年版では既に亡くなっている。

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著者プロフィール

1939 年福井県生まれ。福井大学工学部卒業。ポーラ化粧品本舗退社後、フリーランスに。
1971-96 年、東京綜合写真専門学校教職。2000-13 年、大阪芸術大学教授、現在非常勤講師。各種審査委員をつとめる。
1975 年から40 年間、撮影しつづけた被爆地ヒロシマのほか、高度経済成長やバブル経済、祭礼や土俗文化などのテーマによって、変貌する日本の姿を表現してきた。代表作に「自閉空間」(’71太陽賞)「ヒロシマ1945-1978」(’78伊奈信男賞)「ヒロシマ」(’84日本写真家協会賞)「土田ヒロミのニッポン」(’08土門拳賞)。その他、写真集に『俗神』(’76)『砂を数える』(’90)『BERLIN』(’11)など。作品は東京都写真美術館、東京国立近代美術館、ニューヨーク近代美術館、ポンピドゥー・センター、カナダ国立美術館、テート・モダン等、各地の美術館にコレクションされている。
2022年日本写真協会賞功労賞受賞。

「2022年 『Aging』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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