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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784140811290
みんなの感想まとめ
人間の自己欺瞞や嘘の本質について深く考察する内容で、動物の行動や心理学的視点からもアプローチされています。自己を守るために嘘をつくことが多い現代社会において、嘘がもたらす影響や、それが人の心に与える負...
感想・レビュー・書評
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なぜ人は自己欺瞞するか?について考察した本。
動物の行動も相手を騙すような行動をするし、心理学的にも嘘をつくことは当たり前の事らしい。
子供に話す昔話やおとぎ話も嘘だし、世の中は嘘に満ちている。
自己欺瞞によって人は自分を保っているそうで、
嘘をつけない人は、嘘をつく事によって真実から逃げられないため心が押しつぶされる。実際に鬱病患者は正常とされる人に比べて現実を的確しているという実験結果もあるほど。
その場限りの嘘であればまだ良い。
詐欺や不倫による嘘によって人の人生を破綻させる嘘は人間しかしないそうだ。
それは、人間には欲が多いため、その欲を満たすために人を欺き人生を破綻させる事も気にならないようだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普段使っている「うそ」という言葉の持つニュアンスと、著者が言う「うそ」とのニュアンスの違いがあるような気がしますが、言われていることはわかるような気もしますし、違うような気も…と煮えきらない感想になりましたが、科学的に証明するには難しい分野であることは間違いありません。
気に入ったのは、2章の動物や植物のだましのテクニック、思わず笑ってしまいました。 -
これは非常に面白い本です。
騙すという一見「非人間的行為」を本能のみに従う生物を例にとりそれが根源的であると喝破します。
この序盤の「昆虫ー動物」の騙す行為の羅列がハイライトでもあります。
我々が社会的である事は、ただ単に社会的であった人が勝り、ゆえ残ったであるというちょっと哀しい進化論。
フロイト的な物語とそれの(それに対する)アイロニーに満ちた(しかしそれを踏襲した)、人の根本に触れる本です。 -
だますのは自然な現象。なるほど、納得。
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図書館で借りて、読み返したくて購入。
マーカーぐりぐりしてきます -
○2009/11/20
心理学のコーナーの前を通って目に付いた、というだけで手に取った失敗。タイトルもテーマも面白そうとは思うんだけど、なんというか、やっぱりこういう学術書(?)的なものは難しくてたまらん。進みが遅くて遅くて。読み終えたときは達成感の前に疲れてしまった。まぁ達成感を感じるようなものではないけど(笑)でもなぁ。こういうのもやっぱり面白いんだよなぁ。
小説の中だと、「今こんな話題だったからイメージして、これが浮かんで次の話題を出した」ときちんと表現してくれるし、会話をしている登場人物たちもそれをきちんと意識(自覚?)できている。現実そうすべての言動をきちんと自分で理解したり意識したりできるわけがないのか、と、面白いながらも少し複雑な気分。(自分の中だけでも)分かりやすい関連性だったら、ちょっと間があいても思い出せるとは思うんだけども、やっぱりそれは自分の中で印象が強かったからってだけなのか。
章の頭にあった先人たちの名言抜粋を抜粋。
6章”世界は原子ではなく、物語でできている。 ミュリエル・ルーカイザー(詩人)”
7章”人に言葉が与えられたのは、何を考えているのかを隠すためである。 シャルル・モーリス・ド・タレーラン(政治家)” -
ヒトは無意識にウソをついているそれも、十分間に三回も!それも自覚がなく本人も本当だと思っていたり、ウソをついている意識がないのに明らかにウソをついていたりします。たしかに、無意識のウソを本当のことと思ってしまいそれをつくろいながら次のウソをついているのは、だれでも経験のあること。ウソをついているという意識がないからまたウソをつける、その繰り返しなのでしょうか。心理学の本として、ちょっとむずかしくて、表題ほど明快でなかったのは、まだまだわからないことが多いからでしょう。
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