- 日本放送出版協会 (2007年6月29日発売)
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感想 : 87件
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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784140812396
みんなの感想まとめ
難解なテーマを扱いながらも、宇宙の多次元的な側面を探求する内容が魅力的です。著者は、私たちが認識する3次元世界の背後にある4次元以上の次元を示唆し、準結晶の不思議な構造を通じてその存在を考察します。こ...
感想・レビュー・書評
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何とも難しく、半分ほどで挫折しました。
2次元の世界で生きている人は3次元の世界がわからない。
3次元の世界で生きている人は4次元(時間を加えた4次元、という意味ではないとおもう)の世界がわからない。。。
ここで準結晶がでてきます。
規則正しく見えるのに、実は規則性を見出すことができない模様(パターン)。
彼女は、これを4次元以上の世界の投影ではないか、といっています。確かにどこかにそんな世界があって、それをみせているのかもしれません。
映画「インターステラー」だったか?でもそのような別次元が私たちの3次元に介入してきました。
わたしたちは3次元世界しか認識できません。
でも、視界から得られる世界は2次元です。
2次元を私たちは3次元と認識しているにすぎません。
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この余剰次元の痕跡が、あなたの台所にも隠れているかもしれないーーーと言ったら驚くだろうか。それは「準結晶」でコーティングした焦げ付かないフライパンである。準決勝というのは、不可思議な構造で、その根本的な秩序は余剰次元でしか解明されない。
130頁
現在使われているGPSシステムが一メートルの狂いもなく働くには、アインシュタインの一般相対性理論が必要となる
132頁
ニュートンの理論は正しかったが、(中略)この理論上での地球の重力は、地球の全質量があたかも地球の中心部に凝縮されているかのように働くのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆる、超弦理論・膜理論に関する本です。
アインシュタインが夢見ていた(そして、実際に彼の後半生を費やした)究極の物理理論の最有力候補が、この膜理論です。
私が大学で研究していた頃は、超弦理論の第二次ブームの時で、論文を読み漁っていたのを懐かしく思い出しました。
その後、10次元で成立する超弦理論(全ては弦の振動するモードから成り立っている、という理論です)から進化して、この10次元の弦は11次元の膜の一部である、という上位理論の膜理論(M理論)に発展しました。
著者はこの膜理論の第一人者の一人で、本書では、アインシュタインから膜理論までの歴史と、本人の主張する余剰次元宇宙について書かれています。
特に前半の膜理論までの解説がすばらしい!
かなり詳しく・丁寧に解説されています。
後半は彼女の主張が展開されます。
膜理論では、宇宙は初期に10次元であったのが、対称性の破れによってビッグバンが起こり、その時に6次元はコンパクト化して(巻き上がって)カラビ-ヤウ多様体(空間)となり、残りの4次元で現在の我々が住んでいる4次元宇宙となった、となっています。
彼女の主張は、
超弦理論では、このカラビ-ヤウ空間は非常に小さく巻き上げられているが、M理論では、我々の宇宙は、もっと大きな宇宙に浮かんでいる膜と見なせる。
その結果、全ての高次元がコンパクトになる必要はなく、一部の次元は無限大にもなりえる。
そこで、これを利用して、重力が他の3つの力(電磁力、強い相互作用、弱い相互作用)に比べて桁違いに弱い理由が説明できる、
というものです。
第5の次元(本書では余剰次元と表現している)へグラビトン(重力の量子)が漂い出るのを防ぐ重力が3ブレーン(我々の宇宙)にあり、重力は3ブレーンから余剰次元へ出ると希薄になって弱まり、あまり遠くへ到達できない。言い換えると、重力は他の3つの力と同じレベルの強さだが、その一部が高次元空間へと漏れ出しているので、弱くなっている。
もし彼女が正しければ、この量子論的効果は測定可能なエネルギーレベルになり、現在建設中の加速器で検出できるかもしれません。
そうなると、間違いなくノーベル物理学賞モノでしょう。
最新の宇宙論+M理論では、マルチバース(我々の住む宇宙以外にも、無数の宇宙が存在する)が半ば常識化しつつありますが、それについての突っ込んだ議論は本書ではなされていません。
いずれにせよ、M理論(超弦理論)、宇宙論を俯瞰するには最適な本と考えます。
アインシュタインが夢見ていた統一理論という方向性は正しく(ただし時期が早すぎた)、また、アインシュタインも5次元空間での理論を構築したり、原子などの元の素粒子がブラックホールだったらとの前提で理論を立てたり(現在でも、この方向での研究は行われている)、多くの宇宙論がアインシュタイン方程式を解くことで発展してきたりなど、改めてアインシュタインの偉大さを再認識したりもしました。 -
半分以上は、素粒子研究の歴史です。
本題の話に入る辺りで挫折中。 -
読破しました。最後の方はまだ研究中らしく支離滅裂とした感じでした。
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3次元以上を映像で思い浮かべようとすると困難であるが、数字を並べることで簡単に表現することが出来る。
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私には、量子力学はほぼ理解できないが、この理論を使ってもわれわれの宇宙を描くことができない。というのは、相対理論と、量子力学が統一できないから。弱い力、強い力、電磁力の3つは統一できるものの、重力までとなると一筋縄ではいかないらしい。で、ひも理論の登場となるのだが、この理論は数学的に9次元以上の宇宙を構築してしまうので、「さて、どうしよう?」ということになる。この本は、このような理論の進化を紐解きながら、著者の主張する5次元のワープ(湾曲)する宇宙の理論的優位性(とはいえ、この理論もひも理論の一種)までを説明する。数式はでてこないものの、多様体を勉強していない人にはきわめて理解しづらい幾何をイメージせざるをえなくなるので、難しいかも。かつ600ページを超えるヘビー級なので、お勧めしない。が、数学、物理ファンには必読の書。
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ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く
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よかった。探検したいな〜って気になった。
後半からちょっと怠けてくる
このくらいの本をかける人間ってかっこいい
原書でも読んでみたいかな?
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だめだ。難しすぎる。
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超ひも理論の理解が増した。
数式が出てこなかったとしても、難しいわ… -
ジョディ・フォスター似の美人物理学者による最新の時空論ということと、ひも理論ではないアプローチで余剰次元を論じているという、2点に興味を持って、読んでみた。
600ページを読み通すのは結構タフだが、最近、ひも理論系の本を立て続けに読んだので、なんとか、読み通せた。が、本当のところ、相対性理論や素粒子物理学の説明はもっとコンパクトにして、余剰次元の話に集中すれば、400ページ以下に分量を抑えることができて、一般読者にとって話は分かりやすくなったのではないかと思う。なんせ、タイトルの「ワープ」という概念が登場するのが、500ページを過ぎてからなのだ。(この辺が1点マイナスの理由)
ということを除くと、極めて知的にエキサイティングな本だった。確かに面白いが検証不能なひも理論に対して、彼女の理論は検証可能。かつ、2007年始動予定のCERN実験で検証されるかもしれない、とのこと。
なんて、おどろくべき、時代に私たちは生きているのだろうか!そして、私たちが何気なく生きているこの空間というものがいかに謎に満ちたものであろうか! -
本書は数式を一切使用していないにもかかわらず,最新理論を駆使して余剰次元についてわかりやすく解説してくれます。科学ものが苦手な方でも,宇宙に興味があるならぜひチャレンジしてみては?
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三分の二ぐらいで他の本を読んでたら放置になる。
難しいんだもの。
しかも、数年前の本で放置してたら内容も古くなるだろう。
宇宙物理学者はロマンチストな人が多いのかもしれないと思った。想像力もなければ、新しい発見なんてできそうにない。 -
「新しい理論は受け入れられるまでに三つの段階を通過する。最初は間違っていると言われ、次に明白だと言われ、それはもう別の人間がやっていると言われる。」
特許でよく言われるのは「明白だ」と言われることでしょうか。つまり、当業者の通常の創作能力の発揮であるとの進歩性違反です。これを覆すのは容易ではありません。引例に書いてある書いてないの議論ではなく、審査官の裁量による部分が余りににも大きいからです。
先日ある案件において、当業者の通常の創作能力の発揮であるとの拒絶を受けました。それに対して技術者の方は、「この発想が当業者の通常の創作能力の発揮と言われたら、その他全ての発明が当業者の通常の創作能力の発揮と言えませんか」とおっしゃっていました。
どちらが正しくてどちらが間違っているわけではありません。恣意的な要素が強くて基準が定まらないのが原因かもしれません。審査基準には進歩性の判断基準が書いてありますが、往々にしてあてはめることが難しい案件も多々あります。そのさじ加減を把握できる能力もパテントエンジニアに求められるものだと思います。 -
難しすぎた (^◇^;)
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理論物理学の過去から現在までが書かれている。数式などは少ないものの、結構ハードルの高い内容。また、著者の理論が正しいのかどうかは大型ハドロン衝突型加速器の実験結果次第
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素粒子やひも理論の説明も交えながら、宇宙論の先端について知ることができる本。数式は無いものの、後半の余剰次元の話は自分にはかなり難解なものでした。ページ数も多いので、ブルーバックスなどと比較するとそれなりの覚悟がないと読みきれないと思います。
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[ 内容 ]
宇宙は、私たちが実感できる3次元+時間という構成ではないらしい。
そこには、もうひとつの見えない次元があるというのだ。
もし、もうひとつの次元が存在するのなら、なぜ私たちには見えないのか?
それは、私たちの世界にどう影響しているのか?
どうしたらその存在を証明できるのか?
現代物理学の歩みから最新理論まで、数式を一切使わずわかりやすく解説しながら、見えない5番めの次元の驚異的な世界に私たちを導いていく。
英米の大学でテキストとして使われている話題の著書Warped Passagesの邦訳。
[ 目次 ]
1部 空間の次元と思考の広がり
2部 20世紀初頭の進展
3部 素粒子物理学
4部 ひも理論とブレーン
5部 余剰次元宇宙の提案
6部 結びの考察
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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