NHK 美の壺 柳宗悦の民藝

  • 日本放送出版協会 (2009年5月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (72ページ) / ISBN・EAN: 9784140813591

みんなの感想まとめ

日常の道具に潜む美を探求する内容で、日本人の感性を感じさせる一冊です。李朝の影響を受けた柳宗悦の思想や人生が簡潔に紹介されており、特に民藝への関心が高まっている読者にとっては、入門書として最適です。著...

感想・レビュー・書評

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  • 美のツボ
    1.てらいが無いから美しい:雑器の美は無心(無慾)の美、名も無き工人、立ち現れる美
    2.自然の意志を感じよ:風土が生みだす天然の素材、材料もモノに宿る美を形作る、親しさの美
    3.使い込むほど美しい:用の美、民藝品は使ってみて頼りになり共に暮らして落ち着くもの、家具は日常の良き伴侶

    ・大正デモクラシー期、西洋文明へのアンチテーゼとしての柳田国男や渋沢敬三、山本鼎、柳宗悦らによる、日本の”民俗文化”への関心の高まり
    ・柳ー河井寛次郎ー濱田庄司ーバーナード・リーチのつながり

  • 普段使いの道具に美を見出す。日本人らしいと思うが、そのきっかけが李朝であるのがちょっと面白い。

  • NHKの美術系番組のノベライズ版。
    最近、柳宗悦や民藝という言葉に興味を持ち始めたので、入門書として手に取ってみた。
    既に知っていることも多かったが、簡潔に、柳の思想や人生を紹介してくれていて読みやすい。
    日本民藝館に行ってみたときに、柳が美しいと思ったものすべてを自分も美しいと思えるわけではないな、と思ったが、彼の、その土地土地に根ざしたものを慈しみ、作為があるわけではなくその土地の風土や生活が異なるために決して均一化されないものを尊び、「まず見よ、そして知れ」という自分の実感を第一とした考え方などはすごくいいなぁと思った。
    民藝に詳しい人にはきっと物足りないのだろうけれど、新書を読んだりするほどのエネルギーがなく、なんとなく知りたい、という自分にはうってつけの一冊だった。

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