「エコ罪びと」の告白

  • NHK出版
3.70
  • (5)
  • (8)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140813720

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フードマイレージやフェアートレード、リサイクルからCO2まで、自分の足でス取材してきたエコの実態集。 イギリス人らしくちょっとヒネた視線で、これが絶対とかがないことが好感を持てる。 原文の直訳に近いのだろうか、訳文には疑問が残るが。

  • 途中まで読んだ感じだと、先進国の人々が持つ無垢で些細な欲求によって、途上国(生産国?)の人々が搾取されるという構造が支えられているんだということが分かりました。グローバリズムの負の部分が書かれています。今までも自分はエコに気を付けているつもりだったけど、最近になって、分別とか全然徹底してできていないんだなと実感するようになって来ました。生半可な気持ちでエコがどうとか口走っちゃあいけないなと思った。本当にエコなら、食うもの着るもの使うものまで全部責任もって選ばないといけないな、と思いました。

著者プロフィール

フレッド・ピアス(Fred Pearce)
ジャーナリスト。環境問題や科学、開発をテーマに20年以上、85カ国を取材。1992年から『ニュー・サイエンティスト』誌の環境・開発コンサルタントを務めるほか、『ガーディアン』誌などで執筆、テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍する。2011年には長年の貢献に対しAssociation of British Science Writers から表彰を受けた。著書に『水の未来』(日経BP)、『地球最後の世代』(NHK出版)、『地球は復讐する』『緑の戦士たち』(いずれも草思社)ほか多数。『地球は復讐する』は23カ国語に翻訳され世界中に大きな影響を与えた。

「2019年 『文庫 外来種は本当に悪者か?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フレッド・ピアスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×