ガンディーからの〈問い〉 君は「欲望」を捨てられるか

  • 日本放送出版協会 (2009年11月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784140814000

みんなの感想まとめ

この作品は、ガンディーの思想を深く掘り下げ、彼の提唱する非暴力や不服従の理念を通じて、現代における対立や競争の解決策を探る内容です。著者は、宗教の本質に迫り、対立を乗り越えるためのアプローチを示してい...

感想・レビュー・書評

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  • 幼児婚に従い性欲の虜になったガンジー。「自分は妻を性交の器だと思っていた」。絶えず欲望を否定する実験を繰り返したガンディーを検証することで、対象への単純否定と開き直りを退ける漸進主義を検討する一冊。

  • 私たちは致命的な競争をしませんでした。
    宗教は根源的な心理をしっかりと認識すれば、対立するはずがないとガンディーは考えていた。彼は宗教対立を解決するために、宗教を排除したり空洞化したりするのではなく、その本源に迫ることによって表層的な違いを乗り越えることができると訴えた。
    恐れを知らない気持ちがあると真理は自然と宿るものです。なんらかの恐れのために、人は真理を放棄する。
    武器の力よりも慈悲の力の方がもっと強力です。

  • カタツムリ
    本のカバーを外してみたら本体の装丁が何気に良かった。

  • 2010.02.14 朝日新聞に掲載されました。

  • ガンディーの考えが宗教ではなく哲学であるという点に共感した。単純に「非暴力・不服従」という人道主義者ではない点がよくわかった。何よりもその狭間で揺れるガンディーの思想に興味を覚えた。

  • 洋文化へのアンチ。
    大量消費を前提とした現代の産業化に、いま、ガンディーは何を語るか。
    「欲望」が渦巻く現代社会から「欲望」を取り除くのは困難だが、いまの社会が「欲望」のうえに成り立っていることを理解しなければならない。

    国家は唯一「暴力」を正当化する装置。

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著者プロフィール

1975年、大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『保守のヒント』『保守と立憲』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』『RITA MAGAZINE 2 死者とテクノロジー』などがある。

「2025年 『建築と利他』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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