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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784140814079
みんなの感想まとめ
翻訳の裏側や著者の半生を知ることで、作品への理解が深まる一冊です。ハリー・ポッターの翻訳を手がけた松岡佑子さんが、翻訳の大変さや楽しさ、さらには世界的なブームを生み出す過程を詳細に描いています。彼女の...
感想・レビュー・書評
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日本インターネット新聞JanJanさんからの献本です。
「ハリー・ポッター」シリーズを翻訳した女性の半生を綴った自伝。
今では世界で知らない人がいないほどの有名な童話を翻訳するまでに至る、ほんのちょっとした、何気ない出会い。そして何より彼女が積み重ねてきた努力が、「ハリー・ポッター」の奇跡を呼び寄せる。
勉強好きハーマイオニーのような、孤独な完璧主義の優等生から、切磋琢磨の学生時代。
勉強、勉強の毎日。そして結婚、伴侶や家族との永遠の別れ。自らの仕事と、遺された出版社と日本ALS協会の存続に奔走する日々。
ひとりの自立した女性、そして翻訳家としての生き様が淡々と綴られている。
どんなに苦しい状況でも、あきらめずに翻訳の仕事をこなしていった彼女の強さは、それもひとつの才能なのだと感じた。
むしろこの本を読んで、翻訳家になるのを尻込みしてしまう人も多いかもしれない。
しかし、「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳を通して生み出される、翻訳以上の国際的な出会いや出来事、そして何事にも代えがたい達成感に憧れを持つ人もそれ以上に多いのではないのだろうか。
通訳や翻訳は裏方の仕事であるが、膨大な下準備が必要だ。
プロの翻訳家はベースとなる参考資料を集め、正確な情報を頭に叩き込んで伝えなければならない。
そして、正しい訳にするということよりも、よりスマートな言葉に生まれ変わらせる努力をするところから、むしろクリエイティブな仕事に匹敵する。
そのために、著者に直接インタビューし、現地に飛び、同じ空気を吸う。物語にでてくるお菓子の名前のような小物もどんなものなのか、ちょっとした勘違いで訳に影響を与えるため、現地の人たちによるチェックも不可欠だ。
本書では、翻訳作業、契約交渉など、一般人にはほとんどなじみのない、業務の裏話が載っている。
翻訳家や通訳に興味があるなら、その仕事に不可欠な性格や、仕事の具体的な描写が非常に参考になると思う。
ハリー・ポッターの登場人物に寄せる思いや、翻訳した本、一冊一冊にまつわる裏話や、キーとなる言葉の訳し方についての解説が記されていて興味深い。おそらく、ハリー・ポッターの日本語訳と原書を併せて読んでみると面白いと思う。私は原書のみ読んだ事があるのだが、日本語訳がどれほど練られたものであるのか、非常に興味が沸いた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハリー・ポッターの翻訳者である松岡佑子さんの著書。
自身の半生とともに、ハリーポッター日本語版出版に至るまでの経緯、翻訳の大変さや面白さ、世界的大ブームの裏側まで盛りだくさんに書かれていた。
絶版だから定価以下で買うのは難しいけど、見つけたらぜひ読んでみてほしい! -
2010/2/10
外国語の本は、翻訳をする人の技量にかかっている。
どれだけ原作どおりに伝えることができるか!
そして、どれだけ美しい自国語で書けるかも重要。
通訳のプロが、初めて「ハリー・ポッター」を読んだときの熱い感動が、翻訳と出版をしたいと行動を起こさせた!
友人たちを巻き込み、さらに広がる人脈を駆使し「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版された。
その後は、世界規模の大ブレークが日本でも起こり、第7作までその人気は衰えない。
翻訳をした松岡 佑子さんは、自分を ハーマイオニーにたとえている。
作者のローリングも 子供の頃の自分がハーマイオニーのモデルだそうだ。
英語の原書が読めたらどんなによかっただろう
時間を巻き戻し、ハーマイオニーになりたい・・・。 -
ハリーポッターを翻訳した松岡佑子さんの生い立ちとハリーポッターに出会って翻訳出版するまでの奮闘記。
松岡さんのハリーポッターに向けた情熱と努力を知ったことで、もともと好きだったハリーポッターという本がますます大好きになりました。
小さな出版社である静山社がなぜハリーポッターの翻訳を引き受けることができたのかは偶然の重なり合いであるが。その流れは必然であったような気がします
松岡さんがハリーポッターに出会い、翻訳出版しなければ日本でのここまでのヒットもなかったのではないのではないかという気さえします。
翻訳作業の大変さというものが非常に良くわかり大変面白かったです。
おすすめの本です。 -
ハリー・ポッターシリーズの翻訳者がこの本と出逢い版権を得てからの裏話をメインにした自伝。
改めてシリーズを読み返したくなった。
そして原町出身の松岡さんの震災以降の心情も読んでみたいと強く思った。
【図書館・初読・8/12読了】 -
今でこそ世界各国で翻訳され爆発的人気のハリー・ポッター。世界的奇跡はどのように起きたのか?著者の情熱と努力と人が上手く混ざると奇跡が起きるのか?シリーズでありながらも原作者J・K・ローリングと会ったのは2回、トータル3時間だけ。他にも映画化が決まった時の字幕翻訳家の戸田奈津子さんとのやりとりもあり、プロ意識をビシビシ感じられる。
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大好きなハリーポッターの日本語翻訳者さんの半生を書いた本。
知られざる裏側を知ったという感じ。
色々なことが起こって、たくさんの努力を重ねて今の松岡さんがあるんだなぁ。翻訳にも色んな努力と工夫がされていたことも知り、ハリーポッターシリーズをもう一回読み返してみよう♪ -
久々に翻訳者の回想を読みました。松岡さんの文が読みやすい理由がわかります。
この本が好きな人におすすめの本
松岡佑子の作品
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