- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140814598
感想・レビュー・書評
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例示が夫婦・既婚で未婚で追い詰められるケースが無く、ピンとこない。
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若い頃からしばしば、死にたい、というより「消えてなくなりたい」という思いが強くなることがある。幸い今まで完遂はしていないが、今回仕事に行けなくなってうつ状態になり、周りの助けがなくキツい言葉ばかりかけられていたら多分実行していた。
個人の問題だと思っていたが、たまたま本書を見かけて、どうやって救うんだと思って読んだ。
「自殺は社会問題」であること
自殺は「追い込まれた末の死」で、実は「生きることを望んでいた」
自殺に至る要因は一人平均4つ、組合せや連鎖に規則性がある
うつによる自殺未遂者の体験談、民間、地域、外国の自殺対策、出版当時(2011)の現状について、非常に読みやすく作られている。最初がツレうつの夫方でとっつきやすくしてる様子。
状況については現在はまた違っているかもしれないが、改善してるとは思えない。
僧侶会の方が、悩んでいる人への対応を記されている。実際に自分がしてもらってすごくありがたかった言葉、行動だった。助けてくれた皆が知ってか知らずか分からないが、自分はこうなるまで気づいていなかったことなので、今一度頭に留めておきたい。 -
三葛館一般 368.3||MO
自殺者が13年連続3万人を超える日本。1日約90人、交通事故死者数の6倍以上。その数の多さに驚きをかくせません。
本書では自殺未遂者の話を聞き、なぜ踏みとどまったのか、何が思いとどまらせたのか、という視点から自殺を防ぐ方法を考えています。また、実際に自殺予防対策として行われている活動や政策なども多く取り上げています。
自殺者減少のために、私たちができることを考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63917 -
自殺者が13年連続で3万人を超えた。自殺はうつ病や貧困、解雇といった社会問題と分かちがたく結びついている。本書は、自殺未遂者が語る“私の場合”などの生の声や、自殺防止に取り組んでいる各地域の紹介、専門家による具体的な解決策を提示している。好評だったNHK『生活ほっとモーニング』の出版化。