Q わたしの思考探究(1)

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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140814604

作品紹介・あらすじ

現代のさまざまな疑問や悩みに惑う「謎かけ人」に、日本の英知ともいうべき21世紀「賢者」たちが答える、対話型知的エンタテインメント。問い、考え、気づくことの現代的意味とは?NHK教育テレビ番組のエッセンスが1冊に。

感想・レビュー・書評

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  • 180224 中央図書館
    なかなか面白い企画をNHKはやっていたものだなあと感心する。

  • 哲学などの思想的な、いわゆる世間では難解だと思われているようなことを、各界の第一線の論者が端的に解説している。一編が短いのでやや消化不良気味な箇所がないわけではないけれど、哲学や思想に関する入門の入門としてはとても良いと思うし、臨床的な、日々の生活の中のテーマに引きつけて述べられている箇所が多いので、身近に感じやすい。
    個人的には言語学の町田先生が流石という感じ。
    1時間ぐらいでさっと読めるはず。面白かった。

  • 著名な方のまじめで意外な悩みに関する知識人との対話からひとつの解を見出していくテレビ番組の書籍版。
    章末賢者の勧める5冊は、それぞれのテーマの良いブックガイドになる。

  • 現代に惑う「謎かけ人」に21世紀の「賢者」が答える!

    今「考えること」が改めて切実に求められている。
    「自分とは?」「幸せとは?」「仕事とは?」「恋愛とは?」
    こうした哲学的疑問に対し、
    日本を代表する賢者が各々の人生観や知見から、
    知恵や回答を導き出す。
    彼らの対話の中に、あなたは新たな知を見いだすだろう。

    現代のさまざまな疑問や悩みに惑う「謎かけ人」に、
    日本の英知ともいうべき21世紀「賢者」たちが答える、
    対話型知的エンタテインメント。
    問い、考え、気づくことの現代的意味とは?
    NHK教育テレビ番組のエッセンスが1冊に。


    「自分とは何か」を問うときに、
    どうしても切り離せないのが「他者」の存在。 そんな非常識な常識があります。

     「他者と出会い 自分を再編成する」 (鷲田清一)

    自分とは、他者にとってみれば他者の中の一人にすぎなくて
    その中で「意味のある存在」になれたときに、
    はじめて自分の存在を認められるのだそうです。
    そうなれば、もう自分というものを問わなくなると。

    「自分とは何か?」を考えるより、
    自分の衝撃を与えてくれた人を列挙してみてはどうか。
    そんなことをおっしゃていました。
    つまりは「複数の他者を持つ」…

    私だけにあるものを探すだなんてムダなんだよ。
    他者との共通点を見つけようとするけれど、
    それじゃ自分というものは一向にわからない。
    他者と語り合えば語り合うほど、相違点が見えてくる。
    それが、本当の理解。


    NHKの「Q 私の思考探求」という番組を採録したもの。
    第1回の富永愛 vs 鷲田清一「自分とは何か」。
    第2回が「なぜ戦争はなくならないのか」。
    3回が「言葉とは何か」。
    そして「働く意義とは」、「恋愛とは何か」、「哲学的に考えるとは」と続く。
    カンニング竹山と橘木俊詔さんの「働く意義とは」の回が面白い。

    竹山さんは子供のころに家庭の事情で経済的な浮き沈みが激しかったため、
    人というのはお金の有る無しで変わるのだと考えるようになったという。
    高校を出た後、お笑いをやりながらアルバイトで生計を立てていたときも、
    何のためにこんなことをやっているのか悩んでいたという。

    しかし急に宝くじが当たって一生食べていけると言う保障が出来たとしても、
    たぶん仕事はやめないだろう。
    人は食べるために働いているが、それだけではない何かがあるのだろう。

    西洋ではキリスト教がもとになった、
    労働と倹約ということが重視されている。
    資本主義社会で経済を強くするためには、国民が働かなくてはならない。
    働くということが、人間の活動の本質であるという合意が市民の間で確認されたのだ。
    「働かざるもの食うべからず」という言葉も、
    新約聖書の言葉だそうだ。
    そしてそれを広めたのはレーニンだったらしい。

    日本では労働は苦しみだという考えはあまりなかったらしい。
    江戸時代、「働く」は「傍楽」といって周りの人を楽にするという意識があったそうだ。
    そんなふうに意識を変えてみると、
    つらいばかりの仕事も少しは楽になるのかもしれない。

  • 番組見てたらもっと楽しかったろうな。
    深い話だった。
    戦争がなくなるためにどうしたらいいのか、考えさせられた。

  • テレビの番組であっただけわかりやすい。

  • 6つの疑問について、対談が行われている。どれも面白い。

    ひとつ、良いなぁと思ったのは、
    江戸時代には、働く は、 傍楽 と言って、周りの人を楽にするという意識があった。
    というもの。

    その意識を持って働きたいな

  • 紹介されている本も沢山あるので、
    ここから世界が広がる感じがします。

  • 「働く」を昔の人は「傍楽」と言ったそうな。
    なんだかこのフレーズいいなぁ

  • ↓NHK出版ホームページより引用↓

    現代に惑う「謎かけ人」に
    21世紀の「賢者」が答える!

    今「考えること」が改めて切実に求められている。「自分とは?」「幸せとは?」「仕事とは?」「恋愛とは?」こうした哲学的疑問に対し、日本を代表する賢者が各々の人生観や知見から、知恵や回答を導き出す。彼らの対話の中に、あなたは新たな知を見いだすだろう。

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著者プロフィール

1958年生まれ。東京大学大学院博士課程を修了。東京工業大学教授。専門は文化人類学、現代文明論。「癒し」などをキーワードに現代社会を問い続けている。著書に『生きる意味』『スリランカの悪魔祓い』など。

「2016年 『覚醒のネットワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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