- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140815168
感想・レビュー・書評
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ゲーミフィケーションの可能性がよくわかった。そんなにちゃんと科学されてこなかっただけで、コンセプトとしてはかなり古いものだと思う。
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ゲーミフィケーションが与えてきた事例を紹介する内容。これを読んですぐゲーミフィケーションを導入出来るかといわれると難しい。
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2011-12年のソシャゲバブルと共ににわかに流行したゲーミフィケーションが題になっているが、内容はソシャゲとはあまり関係なく、継続的に物事を続けてもらうための仕組みとしてのゲームに注目して、その事例を集めて淡々と評論するというもの。「ゲーム」と単発の「遊び」の違いや、受け手に投げ出させないゲームデザインの要所などにも触れながら、誰かに何かをさせる仕組みとしてのゲームの強力さを知ることができた。
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ゲーミフィケーション:ゲームの考え方や仕組みを社会的活動やサービスに利用していくこと。
オバマ大統領の選挙戦略やスターバックス、ディズニー、ソーシャルゲームなど多彩な事例を参照しつつ、丁寧に解説しているので私のようなゲーミフィケーションとは?と思っている人には最適な入門書だと思います。 -
ゲームの考え方、定義の仕方を色々なものに応用することについて書いている。
実例等も豊富でわかりやすい。
類似の本で一方的なゲーム賛美みたいなものがあったけれど、この本では考えうるデメリット等にも触れていて良い。 -
ゲーミフィケーションに関する良書。ゲーミフィケーションとは、ゲームにおけるプレイヤーの行動原理を実社会で活用すること。
通常、ゲームのプレイヤーは強制されてゲームをするのではなく、自らの意思で能動的にゲームを行う。なるべく効率よくゴールやハイスコアを目指すために、創意工夫をする。これを実社会で活かせれば、例えば仕事は楽しく、工夫して効率的に進むことが期待できるし、顧客は楽しく何度も買い物をしてくれるかもしれない…って訳だ。
あくまでもゲーミフィケーションの本ではあるが、その考え方は当然ながらゲームにおけるプレイヤーの行動分析であり、ゲーム開発経験のないまま現場に放り出されてしまった人たちが知るべき内容であるとも言える。ゲーミフィケーションを仕事や日常生活に活かして欲しいのと同時に、ゲームに関する考え方も身につけて欲しいところだ。無為にバラまくログイン報酬なんぞで、プレイヤーを引き止められる時代は、もう終わってしまったのだから…。 -
よんだ、よかった。
世界的にはゲーミフィケーションの解説書は
マクゴニガルになるのかもしれないが、国内研究者では井上さんのものになるのだろう。よくまとまっているし、語り口もクリア。
学術にもビジネスにも偏ってなくてわかりやすい。 -
様々な本で読んだゲーミフィケーションが気になったので読むことに。
ゲーミフィケーションの仕組みを説明してるので、即実践的な話ではないので概念を詳しく知りたい人には良書だったように思う。
ゲーミフィケーションにおいて大事な点は
フィードバックがあり、繰り返したくなる仕組みをいかに設計するかという点限ると思います。
自分の身の回りの週間においてもゲーミフィケーションの考え方を導入することで工夫して過ごしていくことで実践してみたいとも思いました。 -
7/23 18冊目。