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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784140815519
みんなの感想まとめ
時代の転換点にあたる大正時代、日本人が直面したさまざまな課題とその解決策を模索した人々の思考が描かれています。国際連盟との関係、植民地政策、地域コミュニティの変化、関東大震災後の復興など、現代にも通じ...
感想・レビュー・書評
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まっすぐに進んでいった明治から大正へと時代が移る中で、日本のこれからの進むべき道を考えた人たちが多くいた。
その後の昭和に至る歴史を見ると、日本が最終的には太平洋戦争へ至る対外拡張主義の方向に進んでいったということになるのだが、この本では、当時そうではない方向を模索し、主張した人たちのことが書かれている。
国際連盟との関係性、植民地政策を続けるべきか否か、産業化によって変わっていく地域のコミュニティのあり方、関東大震災からの復興の方法など、現代にも通じる諸問題にオルタナティブを示した人たちがいたことは、心にとどめておいた方がよいと感じた。
他の道をとっていればもっとうまくいったという単純な話ではないだろうが、過去を検証して現在に生かすというのは、リアリズムに立脚してこれらのオルタナティブをもう一度真摯に検討しなおすことからしかできないと思う。 -
とても面白いです。大正時代の人々が考えていたことが、今の現代日本にも大事にしなければならないことだと感じました。
特に第一章。内村鑑三と新渡戸稲造。小日本主義を唱えているけど、今の日本も同じことが言えるんじゃないかな。
今の日本は、尖閣諸島、竹島の問題とか、教育で愛国心を強調するとか、右傾化しないか心配です。 -
採りあげる人物をもっと絞ってほしかった。それと各思想家の考え方を「今どう読むべきか」といった議論が多かったのは、確かにそうなのだが、それより大正時代の人は「何を考えていたのか」を掘り下げて掲載してほしかった。とても中途半端な気がしました。
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