MAKERS 21世紀の産業革命が始まる

制作 : 関美和 
  • NHK出版
3.95
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本棚登録 : 3023
レビュー : 332
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140815762

感想・レビュー・書評

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  • 専門用語が理解しにくくて読みずらい
    未来では誰でももの作り出来る話

  • すでにあらゆる事柄が創造されていて新しい考え方ではないような気もするし、3Dプリンターの今後は輝かしいというのも分かっている事なので、
    あらゆる方がスゴイとおっしゃっているのが、良く分からなかった。

    スゴイと言えるとすると、
    物として技術開発が進んでいる製品や、考え方としてテクノロジーやビジネスが進んでいるサービスなどを、
    きれいにまとめあげてモデルとして考え、時代を先取りしているという部分は素直にスゴイと思った。

    そこを考えられるかの差が、人としての違いを生み出しているのだろうけど。

  • 1.この本をひと言でまとめると
     3Dプリンタが製造業を大きく変える

    2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
    ・デザインファイルが標準化されたこと。おかげでだれでも自分のデザインを製造業者に送り、欲しい数だけ作ってもらうことができる。(p32)
     →自分自身が製造装置の持ち主である必要がなくなったことが大きな変化。自分でもできるかもという期待感を持たせてくれる。

    ・オープンデザインの力(p140)
     →製品に興味のあるソーシャルなコミュニティを利用して、というところがミソ。
    ・パブリックなもの作りは、それ自体がマーケティングだ。(p146)
     →ものづくりに集中できてエンジニアにとっては一石二鳥な考え方
    ・「いちばん優秀な奴らはたいていよそにいる」(ビル・ジョイの法則)(p185)
     →わかっていても、日本の大企業はどうしようもできないと思う。

    3.突っ込みどころ
    ・新興国に雇用を奪われている先進国の製造業を復活させ、雇用を後押しする、との見解は疑問
     →新しいモノづくりは大きな組織が不要なのでそれほど雇用は増えない気がする。
    ・日本の製造業で働く人はすべてエンジニアというわけではない。この視点から、21世紀の産業革命によってすべてが明るい未来、というわけではないと思う。
    ・製品が中国企業に模倣されたケース(p150)
     →すべてがこのようにうまくはいかないと思う。

    4.自分語り
    ・今後のビジネス面での可能性については、読んでいてわくわくさせられる内容でした。
    ・実例が多く、現状を踏まえたうえで未来を語っているので納得感がある。
    ・著者はものづくりが大好きなのがよくわかる。そこに共感もできる。
    ・あたらしいベンチャーmakersが日本でたくさん出てくれば、日本の未来は明るいと思う。

    5.類書
    ・思い当りませんでした。

  • オープンソースでのものづくりは、ソフトの世界のみではなく、ハードウエアの世界にも進出してますよ。という本。

  • ○読む前の期待が大きすぎたかもしれない。そんなに衝撃的なものはなかった。

    ○メッセージはシンプル。3Dプリンターと、オープンソースコミュニティによって、人はだれでも創り手、造り手になれる時代がやってきた。みんな、情熱を持って造り手になろう。

    ○3Dプリンターと、開発生産代行企業によって、皆が描いたものづくりを実現できる。

    ○個人が自分で作る力が増している以上、大企業の規模の経済を使った製品では、物足りなくなるかもしれない。少々値段は高くても、高い満足度を得られるものを求めて人々は動き出すのではないだろうか。

  • インターネットによって
    情報伝達の時間と場所の制約がなくなりました。

    この流れはモノ作りに波及しようとしています。

    例えば、3Dプリンタの普及。

    たくさん作るのも、1つしか作らないのも
    コスト的に変わらなくなりました。
    そして、試作のカットアンドトライは
    時間をかけずに、その場でできてしまいます。

    本日ご紹介する本は、
    ウエブの世界で起こったことが
    モノ作りにも起こることを紹介した1冊。


    ポイントは
    「分散型」

    昔、コンピュータの世界では、
    大型のフレームワークが主流だったのが、
    ネットワークが普及することで、
    パソコンをネットワークで繋げた分散型の能力が
    上回るようになりました。

    製造業でも、分業されたメーカーが
    ネットワークで繋がることで、アイデアさえあれば、
    大企業にしか作れなかったような製品を
    低コストでより良いモノを、中小企業や
    個人レベルでも作ることができるようになってきています。

    分散されたもの作りの新しい世界では、
    小さな企業でも大きなことが出来る時代です。



    「ニッチ製品」

    ニッチ製品と言えば、少量しか売れないため
    どうしても価格が高くなるのが常識でした。

    しかし、例えば大量生産を100万個作るとし、
    受注製品を1個作ると考えると、
    ニッチ製品は100個単位のものつくりと考え、
    ものつくりのネットワークを利用すれば、
    現実的な価格で作ることができるようになります。



    「オープンハードウエア」

    オープンソフトウエアと言えば、
    Android、Firefoxなどの無償のソフトウェア。

    オープンハードウエアは、
    ハードウェアの設計(3D CADデータ等)、
    エレクトロニクスの設計(基板上の部品配置、回路図)、
    ソフトウェアなどの情報を無償で公開すること。

    これらのデータと、3Dプリンターなどの製造機械があれば、
    製品を自分で作ることができます。

    オープンハードウエアの成功例は日に日に増え続けています。

    ぜひ、読んでみてください。


    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    これまでの10年はWEB上で創造、発明、協力する方法を発見した時代、
    これからの10年はその教訓をリアルワールドに当てはめる時代
    分散されたもの作りの新しい世界では、小さな企業でも大きく花開くことができる
    自分のためにものを製造し、それをほかの人たちも利用できるようになった
    デスクトップ工房4種の神器 3Dプリンタ / CNC装置 / レーザーカッター / 3Dスキャナー
    パブリックなものつくりはそれ自体がマーケティングだ
    オープンソースの重要な側面は、ユーザーが自分で製品を作れるということ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第一部 革命
    第1章 発明革命
    第2章 新産業革命
    第3章 未来の歴史
    第4章 ぼくらはみんなデザイナー
    第5章 モノのロングテール

    第二部 未来
    第6章 変革のツール
    第7章 オープンハードウェア
    第8章 巨大産業を作りかえる
    第9章 オープン・オーガニゼーション
    第10章 メイカーたちの資金調達
    第11章 メイカービジネス
    第12章 クラウド・ファクトリー
    第13章 DIYバイオロジー
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 時代の大きな進歩をこの目で垣間見た気がした。今じゃ、みんな職人になれるんだ!

  • DIYで週末プチ起業したい気にさせる本。うっかり機械を買いそうで怖い。

  • 151010 中央図書館
    そんなにエポックメーキングな内容か? 3Dプリンタが身近なものになったからといって、本当に有用な「モノ」を手にいれるためのハードルが、それほど低くなったようには思えない。

  • ★製造手段を個人が持てる時代が来た。デスクトップな3Dプリンタで自分で作ってもいいし、ファイルを送って製造委託することもできる。資金はクラウドファンディングで集められる。アイデアがあれば、webサービスだけでなく、製造業でも起業できるのだ。

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