EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅

  • NHK出版
4.07
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本棚登録 : 359
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140815861

作品紹介・あらすじ

ウルトラマラソンの世界でトップランナーとして君臨し、ベストセラー『BORN TO RUN』で世界中のランナーを魅了したスコット・ジュレクが明かす、食べること、走ること、そして生きること-。

感想・レビュー・書評

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  • ランニングに興味のない人間からすると単なる変人、狂人にも見えるかもしれない。でもここにはメジャースポーツのトップ選手とは明らかに違った、「生きる」ことそのものにも及ぶ深い思想が著されている。良書。

  • スコット・ジュレックがいかに「より賢く走り、より賢く食べ、より賢く生きる」かが描かれています。

    副題が”100マイルを走る僕の旅”となっているように、本書は作者の半生の記録になっています。菜食主義者にしてウルトラランナーである作者が何を考えながら走っているのかを知る事が出来ます。

    姉妹書と言える『BORN TO RUN』がドラマチックな構成になっている一方で、本書は淡々とした日記調になっています。『BORN TO RUN』で描かれたレースや人物も登場しますので、合わせて読むと面白いと思います。

    著者が好む料理の写真やレシピも掲載されていますので、料理を楽しむこともできます。
    一番最初に登場する料理が”おにぎり”であったり、比叡山の修行僧の話が出てきたりと、外国人から見ると我々日本人の文化には魅力的なことが沢山あるのではないかとも感じました。

  • コメントいただけると学びになるので有り難いです。

    アメリカを代表するウルトラマラソンランナーのスコットジュレクの自伝的1冊になります。
    一言で感想を言うならばとても面白かったです。

    トップアスリートの生い立ちからの苦悩や、孤独なスポーツであるはずのランニングを通しての人との繋がりや自分との向き合い方を垣間見える1冊です。

    完全菜食主義を実践して自分なりに料理を研究していてレシピも多数載っています。一つは作ろうと思います。

    「幸福とは何か?」を考えさせられるました。
    そして幸福には食と運動に取り組む必要を感じました。

    何よりもウルトラマラソンの過酷さを感じました。
    私は絶対やりません。
    しかし、これを機に普通のジャージで毎週1〜2回6kmの登山道を走るようになりました。楽しいです。

    良い本影響って凄いですね。

  • とても読みやすかった。
    ウルトラマラソンというのが、どれほど過酷なレースなのかが手に取るように分かる一方で、走る事は生きる事と著者が言うとおり、人生をかけてこの人は走っているんだという覚悟を感じる。そして元気に走る(生きる)ためには健康な食事が絶対に欠かせないという事も。
    限界を感じたさらに先にある「無我の境地」に達した感覚は、それを経験した人にしか語れないし、そうそう周りにそんな人は存在しない。そこにもこの本を読む価値があると思う。
    走り続ける先に見つけられる何かがある・・・。
    自分が走っているわけじゃないのに、この本を読み終わったら、トレイルマラソンを走ったような気分になる。
    そして何かを悟ったような気持ちに。
    本当に森の香りや川のせせらぎを聞き、地球と一体になって限界まで走ったら何か見えてきそうだ。

  • トレイルの話も面白かったが走ることの基本や食についてなどロードにもつながることが沢山書いてあり参考になりました。

  • BORN TO RUNにも出てくるウルトラマラソンランナーの自叙伝。
    ベジタリアンでもある彼の早く走る身体を作るためのレシピも魅力的。もう一つのテーマの、走りへの求道的な姿勢ははフォレストガンプのようで感服させられる。

  • 私はあまり運動をしないので、(特にマラソンはもっての他)そういうことを専門的にやってる人の思考に興味を持ったのと、食べることについて考えるきっかけになればと思い、購入。
    とても真似はできないけど、シンプルに生きようとする著者への共感度大。

  • 面白かったなぁ、この本。
    書かれていること、なかなか自分の生活に取り入れるのは難しいけど。
    ・たんぱく質の摂りすぎは腎臓に負担をかけ、骨からカルシウムを滲出させる

  • 走ることよりヴィーガンのことについて紙面を割いていて、好きになれなかった

  • 人生哲学、ビーガン食、強靭な精神、トレーニング、愛について、ウルトラを走る変人が赤裸々に書いた本だ。

    タイトルとタイムばかり追いかけて自由を見失ってなにが大切かを教えてくれた。ゴールよりもそこまでのプロセスがどうだったか。プロセスを楽しんで身体も精神も鍛えたいと思わしてくれる本だ。
    最後の章でも、何にも囚われない自由な走りができたことで自分の道を見つけたと! 
    ほとんどの人が好きで好きでしょうがなかった趣味が、人と比べたりしてもっともっとなりタスクになり嫌になったこともあると思う。(自分はある) 純粋に好きなものを夢中にできることは、人生が豊かに幸せになる!でしょ〜 

    ありがとう!応援してます。

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