GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

  • NHK出版 (2014年12月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784140816615

みんなの感想まとめ

現代のライフスタイルが健康や精神に与える影響を探求し、より自然に寄り添った生き方を提案する本書は、私たちが本来持つ「野生の力」を取り戻すための具体的な方法を示しています。特に、定期的な運動や自然な食事...

感想・レビュー・書評

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  • 本書では現代のライフスタイルが人間の健康や精神に及ぼす影響を分析し、より自然に沿った生き方を提案する本人間が本来持つ「野生の力」を取り戻すための方法を紹介している。

    また、「現代の生活が私たちの身体や心をどのように歪めているか」を明らかにしている。

    得られる生活ノウハウ(実践できるポイント)
    1. 定期的な運動が脳と精神を最適化する
     → 特に「持久運動(ランニング・ウォーキング・サイクリング)」が脳の神経可塑性を高め、ストレスを軽減し、幸福感を高める。
    2. 加工食品を減らし、自然な食事を意識する
     → 砂糖・加工食品・精製炭水化物を避け、魚・肉・ナッツ・野菜など、人類が長く食べてきたものを中心に摂る(パレオダイエットに近い考え)。
    3. 自然と触れ合うことでストレスを減らす
     → 森林浴、登山、キャンプなど、自然の中で過ごす時間を増やすことで、精神の安定や創造力が向上する。
    4. 十分な睡眠が脳の機能を最適化する
     → 睡眠不足は精神的・肉体的な健康を大きく損なうため、規則正しい生活と快適な睡眠環境を整える。
    5. ストレスを適度にコントロールする
     → 瞑想・呼吸法・マインドフルネスを活用し、ストレスに対するレジリエンス(回復力)を高める。
    6. コミュニティとのつながりを大切にする
     → 孤独は健康を害する要因となるため、家族・友人との時間を増やし、社会的なつながりを意識的に築く。
    7. 「遊び」や「冒険心」を忘れない
     → 子どものように好奇心を持ち、新しいことに挑戦することで脳が活性化し、幸福度が向上する。

    総評
    「元来の野生の人間らしい生き方」を取り入れることで健康と幸福を取り戻せることを説いた本。

    わたしが著者のファンでないからか、少し文章がくどく、書籍の厚みに比してノウハウは薄いと感じた。ノウハウ目当ての読書なら、実行項目だけに着目して拾い読みするか、書籍要約で概要把握するのがおすすめ。

  • 簡単に言えば、多くの現代病(文明病)は、ヒトの生物学進化(つまり身体)が、文明化された生活に追いついていないために生じている。だから、生活(食事、運動、睡眠など)を、人間が野生であった頃に近づけていけば、健康に過ごせるよ、という話。

    人間も動物の一種に過ぎないのだから、生物学の延長で考えるべき、というのは当然のことである。しかし、どういうわけか、これがなかなかできない(「俺たち神様に似せて作られたんだもんね」という中二病的、いや西洋的バイアスだと思うが)。ゆえに、こういった本を読むと、刺激を受けるところが多い。

    最も印象に残ったのは、人間の脳が進化した理由として、「状況に応じて複雑に体を動かすため」と断言されていることだ(人間だってユクスキュルの「環世界」を生きているのだ!)。

    これは別の本に書かれていたことだが、ある種の野鳥を餌と安全が確保した状態で飼育すると、頭を使った遊びを始めるという。本来、生きるためにフル活用していた脳に余力が生まれるのだろう。人間から見て「賢く」見えるような行動をするようになるのである。

    人間自身もこれと同じで、農耕を始めて以降、本来は生きるために複雑に体を制御していた脳は、その力を大いに持て余している。余った力は、他のこと=思考に使っている。つまり、我々の「思考」などというものは、良く言って「副産物」、悪く言えば「暇つぶし」というわけである。

    いや、この脳の余計な活動(考えすぎ)のおかげでストレスを抱え、死ぬ人さえいるわけだから、「思考」とは、コンピュータでいう「暴走」のようなもの、といってもいいかもしれない。

    そして、この「暴走」の図式は、人間の周りがクリーンになってしまい、免疫系が力を持て余して、自分を攻撃し始める「自己免疫疾患」と全く同じである。

  • 健康な体を保つには、適切な食事と睡眠、運動を取り入れることということが書かれている。野生の体を取り戻せ!という副題にある通り、人類の進化の歴史を振りかっても、都市で暮らすようになったのはつい最近の話。体は、まだ都市での生活に順応しているわけではない。長年、自然の脅威と共に生き延びてきた私たちの体質は1万年前とそう大きく変わらないことを想起させる。
    いつ、次の食事にありつけるかわからない期間が長かったため、栄養を溜め込むことはごく自然のこと。今のように食べたい時に食べれる環境に適した体ではないということなのだと思う。野生に立ち返って、都市と自然の環境でバランスよく過ごすことが健康に生きるコツなのだ。

  • 精神的にも肉体的にも、健康に不安を抱える全ての人が読むべき

  • 『脳を鍛えるには運動しかない』の著者の、運動以外にも焦点を当てた本。日常生活での糖質と炭水化物の摂り過ぎはかなり気になってるので、やっぱり気をつけた方が良いと再確認した。トランス脂肪酸は身体の中に存在しない脂肪だから駄目なんだとはじめて知った。

  • 「引き金」は食べ物と運動。
    山形で暮らす恩恵を感じながら人生の後半を歩もう。
    「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」

  • 自分が追いかけてるテーマが全部盛りになっていて目が眩みそうになるぐらい.文明を自分から遠ざけるための格闘を,ある程度の意識レベルの人間は自らに強いなければならないという事実がよく分かる.ベアフットでのトレイルランは是非とも試してみたいと思った(靴選びが難しいが).ただ,低炭水化物食については日本在住のロウアーミドルクラスでは実現は難しいと思った.モチベーション向上のために,年1回ぐらい読み返したい.

  • 野生に帰って生活しろという話で、著者の前作とは違って根拠はあまり上げられずに数少ない極端な事例をもとに、穀物ダメ、複雑な運動しろ、意識を研ぎ澄ませろ、みたいな原理主義的な思想を説く。言っていることはわかるが、穀物ダメというのも過去そういう生き方をしてこなかったというのと現在は取りすぎという二点で基本ダメというのはちょっと強引。
    科学的姿勢が後退しており、自然派原理主義者(?)が読んで確信を深める以外の使い方はしにくい。

  • 『感想』
    〇人類は文化を作りそれを発展させ、自らの体を使うことを少なくしても便利に過ごせるようになった。そのために失ったものがある。

    〇それはわかるのだが、結果的に寿命は延びているわけで、全てがダメとも言えないと思う。

    〇要は現代の文化的財産と原始的な肉体を掛け合わせ、現代だからこそ起こる不健康な状態を改善していこうということか。

    『フレーズ』
    ・人類は走れるように適応しただけでなく、走ることは人類の本質的な属性でもあるのだ。(p.30)

  • 穀物類一切NGやトレイルランはハードルが高い。
    どれも実践できれば健康になれるんだろうけど‥

  • 本を読んだ目的

    単純にタイトルに惹かれた。

    読んだ感想

    今の僕には難解な本で今僕が知りたい所にフォーカスして読んだ。具体的には、病気とは人体の設計上、欠陥や傷ではなく、日々の暮らしによって自ら招いた損傷。

    病気の原因の8割はブドウ糖(グルコース)

    食事で重要な事2つ

    低炭水化物(ローカーボ)
    バラエティーの豊かさ 雑食

    瞑想とは「今、ここ」に注意や意識を向けることであり、野生の人々が自然環境で生き延びるために必要なこと

    筋肉は運動によって鍛えられ、脳は瞑想によって鍛えられる。

    理想的な状態とは満腹でも飢餓でもなく、両極の間で体がうまくバランスを保っていること。

    自分は今から何をするのか?



  • 進化や食事、運動、睡眠、共感、瞑想、ほぼ健康法に関しての情報を網羅しているかのような内容。
    専門用語も思ったより少なく、わかりやすい内容だった。最終的には全員に当てはまるものではなく、自分がやり易いなど、自分にあったもの試すのがよいだろうとのこと。すぐに取り組めそうなことから
    難易度が高めのものまであるので興味のあるものから試していきたい。

  • 一般的な健康本よりも学術的な記述が多く厚い本ではあるが、文章は易しく読みやすい。本来のヒトとはどういうものであったのか、ということから、私たちが目指すべき食生活や運動、その他の生活習慣のことについて記述してある。食事については、糖質の摂取については未だ多くの論争があるので、本書の記述に従って極端な炭水化物カットはしないほうがよいだろう。しかし、「多様性のある食事」という点は意識したい。また、ランニングと水分の記述では、ランナーが飲むべき水の量についてのアドバイスは過剰であり、過度の脱水状態の方がそうでない人より深刻な体調不良を起した人はいなかったとしている。この点は、命に関わるようなことなので、不用意に実践しないほうがよいのではないか。

    一部、実践するのは難しいことや、未だ論争中なこともあるが、しかしそれ以上に、本書から学べる点は多いし、実践すべき点も多い。バイオフィリアやトライブといった章は、健康本ではみられないところなので、大変興味深く勉強になる。

  • 日本語で言うならストイックとか、江戸時代を見習うとか
    そういったことに興味があったので
    手に取りました。
    多くある仮説のひとつに過ぎす、
    この本の内容すべてに納得がいくわけではないですが
    それもこれをきっかけにして自分で本当のことを考えてみる
    という点において素晴らしいものであると思います。

    アメリカ先住民の言葉として
    すべての動物は人間より賢い、というのが書かれていましたが
    全くそう思いますし、本来の日本人は
    比較的そういった考え方だったと思います。
    そこに正反対の、人間が一番であるという西洋思想が流れ込み
    自分たちが一番という欧米思想が流れ込んできました。
    それについても全てが駄目とは言いませんが、
    悪影響の部分もやはりあったでしょう。

    マインドフルネスひとつとっても、
    江戸時代あたりの日本を目指すことが
    自分の中では正解なのかなと思いました。
    白米はごちそうという文化ではありますが。
    当時もそれで脚気は流行りましたし
    しかしながら栄養が足りていないと思われた
    当時の人の方が身体が強いということもありますし
    何事もバランスであって
    それは自分で探していくべきところなのだろうと思います。

  • 昔の人類が行っていた生活に近づけることにより、現代病が改善されるというデータがある。
    炭水化物の摂取量を低くする、運動をする、自然にふれることにより心身ともに健康になる。
    という話。

  • 宮坂さんに「お前、これ読んだほうがいいよー、へへへー」と言われて読んだ本。基本的にはマクロビとか低炭水化物食とかマインドフルネスとかいう言葉は好きではなく「おいおい、無理するなよ。都会で不健康でいようぜ!」と思ってしまうタチなのだが、この本はおもろかった。なぜならば、上記の言葉を一括して「野生」と表現していることと、なぜ野生がよいのかを莫大な科学的検証データから説明を尽くしているからである(無論、かなり指向性があるデータの集め方だが。。)

    この本曰く、脳は考えるために存在するのではなく、体を複雑に動かし、バランスを取るためにあると言う。背景としては、ホモサピエンスとしてのこの20万年間は、体は特に進化したわけではなく、ひとえに文明を進化させてきたわけで、ヒトの体は19万年間営んでいた狩猟採集生活に基本的には最適化されている。ヒトは最も長く走れる動物の一つで、"持久狩猟"で生きながらえてきた。デタラメに逃げる動物を粘り強く追う際に地形の変化はまさに千差万別で体をかなり柔軟に動かす必要がある。まさに脳はその動きをコントロールするために発達し、実際にダンスみたいな身体の動きをできるのはヒトだけらしい。よって、頭をよくするのも、その頭が感じる幸福感も体を動かすことによって最も得られれるものらしい。

    19万年間の狩猟採集生活の間、ヒトは主には脂肪も含む肉を食べ、一部の果物や豆、野菜を食べていた。こんなにも炭水化物を食べだしたのは農業が開発されて以降のこの1万~5千年間の話であり、結果として高糖質生活になった。故に現代人を悩ませているメタボ系の病気(糖尿病、ガン、心筋梗塞等)は、狩猟採集生活時のヒトにはなかったものであり、現代でもそういった生活をしている人には滅多にない。ただ、そういう人たちも文明化されるとたちまちに糖尿病になったりする。。

    ということを前提に、自然に食べること、寝ること、そしてなによりも重要なのは他のヒトと共感しながら生きていくことをどのようにやっていけばよいか、そしてその際に体、特に脳と腸はどのように反応していくのかをこの本では複数の論文をネタ元にメタ解析的にでも分かり易い文章で説いてくれる。

    ヒトは見たいと思う現実を見てしまう生き物である。
    ハンターである私の生活はなにげにこういうワイルドなものになりつつあったので、この本はおもしろいと思うのであります。
    要は何を信じて実行するか、参考までご一読されてみてはいかがでしょうか?

  • 「GO WILD(野生を取り戻す)」というコンセプトを、進化学・神経科学・ライフスタイルの実践の観点から丁寧に探っていている。

    「食事」「運動」「睡眠」「自然とのつながり」「マインドフルネス(瞑想)」「コミュニティ(社会性)」などのテーマを通じ、科学的根拠をもとに“野生化”ライフスタイルを探る。

    自分のライフスタイルや価値観に照らし合わせてカスタマイズし実践する事ですね!^_^!

  • 私の人生を変えた前作『脳を鍛えるには運動しかない!』のジョン•レイティ博士の続編ということで期待して読んだ。面白く、有用な本であったが、前作ほどの衝撃はなかった。また、本書で度々言及される『Born to Run』も名著なので、レイティ博士の本が好きな人はぜひ読んでいただきたい。

  • トレイルラン 低炭水化物 マインドフルネス
    走れ
    魚食え
    低炭水化物 米 小麦 トウモロコシ 芋 少なめ

    リスク要因
    高血圧 家庭空気汚染 果物食べない BMIが高いor低い 高血糖 運動不足 塩分摂りすぎ ナッツ類食べない
    オメガ3脂肪酸 亜麻仁油
    クロスフィット
    自然環境音
    喜び=気づきと予想外の報酬
    新しい変化に着目
    真の敵は変化のない決まりきった日々が続くこと

  • 元々の人間の特性を現代の生活に取り入れて健康に過ごせるようにしたいと思えた。
    そのために食事、運動、睡眠を少しずつでも改善していき動ける身体を維持していきたい。

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