フューチャー・オブ・マインド 心の未来を科学する

制作 : 斉藤 隆央 
  • NHK出版
4.04
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本棚登録 : 421
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816660

作品紹介・あらすじ

テレパシー・記憶の増強・AI…SFが現実になる!「心」をめぐる科学の最前線、そこから導かれる驚愕の未来図。NHK「NEXT WORLD私たちの未来」出演の理論物理学者が綴る第一級のサイエンス・ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 「ひも理論」の研究者のミチオ・カクさんの新著。

    著者のひも理論の解説書の「パラレル・ワールド」は、ほんとうにスゴい本で、私が自然科学系の本を読み始めるきっかけになったもの。この世界が存在すること、それが本当に不思議、驚異にみちたものであることを知的エンターテイメントとして成立させているんです。未読の方はぜひ。

    さて、この本は、著者専門のひも理論、物理学ではなくて、脳科学の最先端を紹介したもの。著者にとっては専門領域ではないので、いろいろな人をインタビューしたりして書かれている。サイエンス・ジャーナリズムという感じの本かな?

    あまり難しい話しにはいかず、脳科学が今どういう状態になっているのか、俯瞰的に見ることができる。

    宇宙が成立していること、そこに生命が存在していること、が、科学的な知識が増えれば、増えるほど、不思議でしょうがなくなる。そして、脳が存在して、人間には意識というものがある、ということが奇跡以外のなにものでもないことが分かります。

    この世で、もっとも分からない、が、もっとも知的好奇心をかき立てるのは、やっぱり宇宙と脳だね。

    で、この二つは、実はつながっているかもなんだよね。

  • 一言でいうと、地に足がついてないが故にとても刺激的で興味深かった。現実味がなくフワフワした感じ。ただ、全ての記述は根拠があることなので、現実味がなくても、未来に起こりうることでもある。
     ハードウェアという脳、機能としての意識。これらを、病気やロボットという観点から、未来はどうなっているかと突き詰めていく。
     が、この未来は、来て欲しいかというと、来てほしくないかも。。。精神疾患や人の暴力性がなくなることは大歓迎だけど、不老不死も既存の身体を捨てることも、意識を外部から覗かれることも、御免こうむりたい。やはり、幸せというのは、食べて寝て時々恋をする位がちょうどいいのでは。

  • SF作家のネタ帳を見ているような気分になる。
    https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12018111056.html

  • 15.10.19 ドレ実 梅沢氏 お勧め

  • 背景に精神疾患の患者数の増加。脳を解明することで、薬で根本解決から逃げている医学を進歩させたいのだ。
    脳にチップを埋めて電流を流すなどの医療行為が実験で行われている。脳の話いろいろ。昏睡を起こした例も出ている。

    意識の下に無数の情報がある。人それぞれ意識(呼び起こしている情報)が違う。しかも瞬間瞬間変わり続ける。

    脳の複雑さ、無数の情報から意識としてあげている、意識下から取り出したり閉まったり、左脳と右脳が連絡取りながら(右脳は言葉がない。もちろん言語化されない情報もある)感情、その人それぞれの経験が組み合わさった結果としての意識は決して完全なものではない。

    このようなことなのでA I はで脳を作ることの壁を知るとき、神の存在といおうか、長い年月をかけて進化してきたその時間こそが神であると私は思うが。

    最前線の科学テクノロジーを多くの識者研究者へのインタビューから解く。大変おもしろい。SFや識者の予想もあるので、どこまでが今の科学進歩なのか参考文献確認しながら読むといいかな。
    アメリカの脳科学、勢いはある。IT✖️脳科学 
    「一瞬一瞬の意識が貴重でデリケートな贈り物だと気づく」最近毎日つくづくそう思う。だからこそ自分の意識の向かう先を大切にしたいと、思います。

  • いつもブッ飛んだ科学ストーリーで楽しませんてくれるカクさんがこの本で取り組んだのが「人の心」。人の意識とはなんだろう? 科学的に捉えることが出来るのだろうか? 魂の不滅を人工的に作り出すことは出来るのか? みたいな話を身近な映画やSFを例に出しながら相変わらず読者を飽きさせない。

    続きはブログで
    https://syousanokioku.at.webry.info/201903/article_1.html

  • P367まで読了、返却

  • 決定論と自由意志、考えると今の自分の意識が、適切な表現ではないし、もはや自分の意識を正確に表現する言葉があるとは思えないが、孤独な白昼夢の中にいるようで、途方に暮れる。

  • サイエンス

  • ふむ

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著者プロフィール

ニューヨーク市立大学理論物理学教授。ハーヴァード大学卒業後、カリフォルニア大学バークリー校で博士号取得。「ひもの場の理論」の創始者の一人。『超空間』(翔泳社)、『アインシュタインを超える』(講談社)、『パラレルワールド』『サイエンス・インポッシブル』『2100年の科学ライフ』『フューチャー・オブ・マインド』(以上、NHK出版)などの著書がベストセラーとなり、『パラレルワールド(Parallel Worlds)』はサミュエル・ジョンソン賞候補作。本書 TheFuture of Humanity は『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー。BBCやディスカバリー・チャンネルなど数々のテレビ科学番組に出演するほか、全米ラジオ科学番組の司会者も務める。最新の科学を一般読者や視聴者にわかりやすく情熱的に伝える力量は高く評価されている。

「2019年 『人類、宇宙に住む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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