ナチュラル・ボーン・ヒーローズ 人類が失った“野生"のスキルをめぐる冒険

  • NHK出版
3.68
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本棚登録 : 167
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816844

作品紹介・あらすじ

1941年5月、地中海の要衝クレタ島に侵攻したヒトラーは、24時間以内の制圧を命じた。しかしそれは、歴史に残るレジスタンス戦の幕開けとなった。のちのニュルンベルク裁判で死刑を宣告されたナチスの最高司令部総長は、クレタの抵抗がなければ「戦争の勝者はちがっていた」と嘆くことになる-。安穏に暮らすクレタの羊飼いたちは、なぜ一夜にしてウルトラランナーとなり、30kgの荷物を背負って雪に覆われた崖をよじ登り、ゆでた干し草だけのわずかな食料しか摂らずに夜を徹して80km以上を走り、ゲシュタポの暗殺部隊に追いつめられながら伝令として山々を駆け抜けられたのか?歴史を変えた"クレタ走り"、都市を野生のジムに変える"パルクール"、強さと耐久力の源泉となる"筋膜"と"脂質"、現代に蘇る"スーパーフード"、人類が知る唯一の動き"ナチュラルムーブメント"-失われた"英雄"のスキルを探しに新たなる冒険へ!

感想・レビュー・書評

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  • 日本の武術と同じ次元の話がてんこ盛りである。体の智慧を思わせるエピソードが豊富だ。しかしながら訳文が悪く読みにくい。私は『BORN TO RUN』も読み終えることができなかった。つくづくもったいないと思う。
    https://sessendo.blogspot.com/2020/01/blog-post_51.html

  • 登場人物が多すぎ、話が錯綜しすぎて読みづらい。

  • 楽しみの読書 図書館 運動・健康 カテゴリ:キンドル キンドル 登録日:2016年06月29日 17時41分48秒 2016/06/29

  • ナチスのクレタ戦を軸に、クレタの歴史とギリシア神話の話と、パルクールや炭水化物悪者、筋膜、ナチュラルムーブメントの話の二つが並行して進む。前作Born to Runと同様な読みにくさはあるが、話の全体が理解できた時の「おぉー!」という展開に結びついてるのが予測できたので、楽しめた。ただ、狩猟民族だから肉を食べてればよくて、徹底的に炭水化物を悪者にしたり、ナチスと英国の勧善懲悪的なところは、鼻につかない訳でもないが、漫画と思って読めばいいのかな。

  •  第2次大戦中、ギリシャのクレタ島でくり広げられた対独レジスタンス。そのクライマックスとなった、ドイツ軍将軍の誘拐作戦を描いたノンフィクション。

     ……ではあるのだが、それは本書の半面にすぎない。
     もう半面は、誘拐作戦を成功させたクレタ島の若者たちの驚異的な戦い(夜を徹して山岳地帯を80キロ以上走りつづけるなど)の秘密に迫ることにある。クレタ島に伝えられてきた特殊な走法(クレタ走り)と、島民の独特な食生活の中にその秘密があった、というのが著者の見立てだ。

     誘拐作戦の顛末を追った部分と、クレタの若者たちのパワーの源を探っていく部分が、交互に登場する。
     つまりこれは、歴史ノンフィクションであると同時に、フィットネス――現代人が「野生のスキル」を取り戻すためのフィットネス――の本でもあるのだ。

     そのうち、フィットネスの書としての面は、目からウロコの指摘が多く、面白く読んだ。
     しかし、ノンフィクションとしてはイマイチ。てゆーか、さっぱり面白くなかった。話があちこちに飛ぶ雑然とした構成で、本の中に入り込めなかった。この著者には物語を紡ぐ才能がないと思う(ノンフィクションであってもその才は必要だ)。

     本書は、誘拐作戦の顛末は遠景にとどめ、テーマをフィットネスに絞るべきだった。「二兎を追う者は一兎をも得ず」である。

     ところで、本書の帯の惹句はなかなかトリッキーだ。
     「世界300万部のベストセラー」と大書されているので、本書が300万部も売れたのかと思わせるが、よく見ると、「世界300万部のベストセラー『BORN TO RUN』に続く最新作!」と書いてある。東スポの見出しかよ(笑)。

  • 他のレビューにあるように、読み進めるには非常に忍耐を要する。色んな時代の色んなヒーローが次々と出てくるからだ。しかし、ずっと読んでいるとこのヒーローの先はどうなるのか?この人と先は?と気になって、意外とのめり込んでいる自分がいた。特に気になったのはパルクール。あんな、普通にケガしそうなことを、どうやって鍛えたらできるようになるんだ?と不思議で仕方ないけど、どうやら筋膜を鍛えると言う事が重要らしい。筋膜を鍛えてコツをつかんでしまえば、自分もあんな風に動く事ができるのか…。人間の体とは本当にどこまでも柔軟で、強靭で、可能性に溢れているのだなと、感心させられる一冊だった。とにかく読んだ後には、登山がしたくなる。

  • 時間があれば。

  • ナチュラルムーブメント、第二次大戦中の将軍誘拐作戦、二つの話が入り混じりながら進むのが、面白い反面、結構読みづらい。また登場人物の数が物凄く多く、記憶がついて行かなかった。
    とはいうものの、二つのストーリーはリアルでとても面白いし、個人的にはナチュラルムーブメントに関する様々な知識が新鮮ですごくためになった。作者自身が自ら実践して大きな効果があった、マフェトン・メソッドは是非やってみたくなったし、詠春拳やパルクールなど、実践的な肉体の活用手法は非常に興味深い。

  • 独特な本の構成なので読みにくいっちゃ読みにくい。図書館で借りたんだけど「歴史」のコーナーから探しださなきゃならなかったし(間違ってはいないんだろうけど)。あいからず煽られて運動したくなる。しばらくタンパク質メインで過ごそうかな?と思ったけど意志薄弱で無理でした。。

  • 話しのネタはとても興味深い。あのナチの将軍を華麗に掻っ攫ってしまうなんて、ルパン3世並みの手際。無理にもう一つのテーマである野生の本能が導くサバイバルを絡めたのがマズかった印象。話が散漫になり、緊張感が大きく減退した。もっとハードボイルドなアプローチを取っていたら一層読み応えがあったと思う。

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