シェア[ペーパーバック版] 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略

制作 : 小林 弘人  小林 弘人  ルー・ロジャース 
  • NHK出版
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本棚登録 : 56
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140816998

感想・レビュー・書評

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  • シェアという、今までとは違った生活の将来について書かれています。書かれたのは少し前ですが、現在はそれがさらに進んだ状態だと読んで感じることができました。インターネットが、人と人の距離を無くし、それが新たな経済生活を生み出している。今までの会社に縛られた生活をしていては取り残されてしまうような危機感も感じました。同時にそれを変えた場合の明るい未来も感じることができます。
    すでに企業によって進められているシェアもありますが、そうではないユーザー間の協働というシェアは、日本ではまだ黎明期なのかと思います。どのようなものを実現していくことができるのか。この世界に対してアンテナを張っておかなければならないと感じました。

  • 大量生産大量消費から、世の中がすこし変わりつつあるんじゃない?ということを提示している。
    シェアっていう物を大ぐくりにすると、再分配市場とコラボ的ライフスタイルということになるらしい。

    ・再分配市場 :ざっくりいうと、所有権を移動させる。
    ・コラボ的ライフスタイル:物や実際の能力なんかの所有権はその人にあるが、これを貸したり借りたりする。

    提供する側だけが持っている秘密の情報なんかがあったりすることによる情報の非対称性があると、取引(売買)の成立がしにくくなるが、評価システムが導入されたことで、取引の成立がしやすくなったと。

    情報の非対称性という課題を解くために、お互いがお互いを評価しあう仕組みが取り入れられたことと、評価の信ぴょう性を高めるための数(クリティカル・マス)をインターネットとSNSが提供。

    この本の中では、欲しいもののマッチングを行うための場(SNS)を提供することでスタートアップ企業が成功を収めている話が多く出ていて、ちょっとしたアイデアがビジネスになるという例がたくさん出ている。

    SNSというとFBとかミクシィとかが想像されるが、マッチングするものを絞り込むことでビジネスにつながることが見えてくる。

    本では書かれていないが、USだと、SNSの仕組みを販売するビジネスがそれなりに成り立っていたようなのだが、USのなかでここまでたくさんの事例が出てきているのを見るに、こういうエリアも商売になるのかもなぁと、漠然と考えてしまった。

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著者プロフィール

作家、ソーシャルイノベーター。『シェア』(2010)で提唱した「共有型経済」は、タイムズ誌による「世界を変える10のアイデア」に選ばれた。2013年には世界経済フォーラムにより「ヤング・グローバル・リーダー」にも選出。ニューヨーク・タイムズ、ガーディアン、WIREDなどで寄稿編集者を務めるほか、インターネットとテクノロジーを通したシェアリングエコノミーの可能性やビジネス・社会における変化についてコンサルタントや講演などを行っている。またオックスフォード大学サイード・ビジネススクールで「協働型経済」コースを教えている。

「2018年 『TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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