- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140817988
作品紹介・あらすじ
めぐる季節を愉しむ3人の笑顔を再び
大好評のEテレ『やまと尼寺 精進日記』の書籍化・第2弾! 奈良の山寺に暮らす3人の女性の朗らかな日常と、自然の恵みを生かすアイデアに満ちた料理の数々を、四季折々のしつらいと共に紹介します。彼女たちの人間的魅力や、問い合わせの多かったお寺の行事も収載し、季節に寄り添って生きる愉しさを、カラー写真やイラストを交えながらお届けするファン必携の一冊。
感想・レビュー・書評
-
3人の素敵なお山での四季が素敵です
お山の上まで一時間!ゆっくり休みながら
伺ってみたいものです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日現在のお寺の状況をテレビで知りました。
コロナ下でご住職お一人がお寺を守られているとのこと。
これだけの手仕事やお寺を維持するさまざまな作業をどうこなされているのかと思います。
この本には以前の三人でお寺を守る温かな様子が写真や文章で載っています。読んで温かい気持ちになると同時に現在の様子を思って少し寂しくも感じてしまいました。
日常に戻るまでにはまだ時間がかかるかも知れませんがどうか皆様ご健勝でお過ごしください、と願わずにはいられませんでした。 -
とっても和むわ〜。
特に、冬の柚仕事の回には驚かされた。果肉や果汁だけでなく皮や種にも使い道があるなんて! それを「エコだから」・「サスティナブル云々」といった言い訳やお題目無しにサラリとできる点だけでも、お寺及び里の皆さんを尊敬してやまない。 -
NHKでたまに見ていた番組。季節の食材で作る料理がとにかく美味しそう。丁寧に生きる、ってこういうことなのかなと思います。
-
NHK「やまと尼寺精進日記」の書籍化、2冊目。
奈良の山奥にある尼寺の四季折々の移ろい、生活を綴る。
春・夏・秋・冬毎に盛り込まれるのは、料理とレシピ、行事、
番組担当者との往復書簡、お寺のよろず、お寺の万葉植物。
番組でのカラー画像写真多数。
前回は季節の移ろいと尼寺の生活が中心でしたが、
今回はお寺の行事が載り、そしてレシピがパワーアップ!
まっちゃんのイラストもパワーアップ・・・四コマ漫画まである(^^♪
お寺の三人の笑顔が味付けの料理の数々は、自然と寄り添うもの。
失敗してもあきらめずに試行錯誤の大事さは、シナチクを作り、
ミツバチを飼い、そばを打つことにも反映されていると思います。
また、台風などの非常時の備えは、私たちにも参考になります。
そして、余すところなく柚子を使い切って、調理する工夫も同様。
無理はしない、使えるものは使う、できることをコツコツと・・・。
ご住職とお寺の三十年の話は、荒れかけた寺の再生が見える様。
支えてくれる近隣の住民たちとの交流も、人の縁の大切さを
感じさせてくれます。 -
やっぱり和む。
住職さんたちや村の人
子供たちが作業をしている写真
なんかいいんですよねぇ。
表情が。
できるかぎりのことはするけれど
無理なことまではしない
そんな心持ちで構えていたいなぁ。 -
尼寺の三人が人との縁を大事に丁寧に生活されているのが、本当によくわかります。
喧嘩をすることもないんだろうなぁと勝手に想像しています。
きっと尊敬しあっているから。
そして、三人ともだらけずに一生懸命にしているから、粗探しする浅ましさのない世界でいるんだなぁと少しうらやましくなりました。
まずは、自分の周りにいる人を大事にすることから始めようと思います。 -
何年か前のたまたま付けたテレビで見てから、気になっていた三人。
大和の山奥にある尼寺に住まう、二人の尼さんとお手伝いのまっちゃん。
三人は毎日、とてもとても丁寧に暮らし、そしてそのひとつひとつが楽しそうだ。厳しい自然の中でも絶えない笑顔。
どうしてあんなに素敵に笑えるのだろうか。
楽しいイベントはどんどん中止になり、人と会うことも笑いながら食事することもできない2020年の4月を生きるために必要なこと。こころからほっとする、生きるための本。