三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか (シリーズ・戦後思想のエッセンス)

  • NHK出版 (2020年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784140818329

作品紹介・あらすじ

これ1冊で作家の全体像がつかめる

戦後日本社会のスーパースター、ノーベル文学賞候補にもなっていた天才はなぜセンセーショナルな最期を迎えたのか? 従来、作品に三島の天稟を認め心酔する読者も、1960年代からの彼が見せていた右翼的行動とその劇的な自決に対しては評価を保留する傾向――いわば作品と作家(思想)を分離する傾向があった。しかしもうこの分離は必要ない。彼の「言葉」が「行動」を求めたのは必然だったのだ。本書は、三島自身が「これがわかれば僕の全部がわかる」とした作品論『太陽と鉄』に基づいて作家履歴を3つに分けて読み解き、天才少年が肉体右翼として自決に至るまでを必然的な1本の筋道として描く、万人向けの入門書である。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の知能が追いつくかつかないか
    ギリギリでしたが何故だか一気に読んでしまった1冊

    三島由紀夫の作品を全て読もう
    私も絆を結べるでしょうか

  • 三島由紀夫について知りたかったのに何の本が最適なのかわからないまま図書館に行ってこの本を借りた。結果として、この本を最初に選んで良かったと思う。また借りたい。

    三島由紀夫の人生と考え方の変化を前期・中期・後期の3つに分け、所々引用を挿入しながら時代に沿って説明されている。

    後半は急ぎながら読んだ為また読み返したいと思う。

    うんちくとか教養を求めているのなら内容は多少高度かもしれない。

    三島由紀夫の金閣寺を読んだ後理解に困っていた部分も多くあったが、この本は三島由紀夫の内面を見ることで、その思想が色濃く現れている著作への理解をも手助けしてくれた。

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著者プロフィール

78年埼玉生まれ。日本大学芸術学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了、博士(学術)。文芸批評家、京都大学大学院特定准教授。
著書に『福田恆存 思想の〈かたち〉 イロニー・演戯・言葉』『反戦後論』『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』『小林秀雄の「人生」論』。共著に『西部邁最後の思索「日本人とは、そも何者ぞ」』など。
編著に福田恆存アンソロジー三部作『保守とは何か』『国家とは何か』『人間とは何か』。近著に『ぼんやりとした不安の近代日本』(ビジネス社)。

「2024年 『絶望の果ての戦後論 文学から読み解く日本精神のゆくえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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