NHK100分de名著ブックス 幸福論 バートランド・ラッセル 競争、疲れ、ねたみから解き放たれるために

  • NHK出版 (2021年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784140818510

作品紹介・あらすじ

世界の叡智であるラッセル自身が体現した「幸福の獲得法」をわかりやすく解説。

ラッセルはいう。「幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。それゆえに自分がほかの多くの人びとの興味と愛情の対象にされるという事実を通して、幸福をつかみとる人である」。そういう人になるためには何をすべきなのか。ひきこもり・フリーターの経験を持つ哲学者が、日本人の内面にあわせて哲学的エッセイ『幸福論』をわかりやすく解説する。著者は原書の魅力を「ラッセル自らが幸福になるために実践したことを論理的・理性的に綴っていること」と「個人の幸福がひいては社会の幸福の基盤である平和につながることを示したこと」にあるという。数学者でもあったラッセルの合理性とリアリティが、読む者に確かな納得と、不幸を克服するための具体的な実践法を与えるのだと。書下ろしのブックス特別章では、ラッセルの幸福を希求する態度の現代的な意味と、貧困や人種問題、コロナ禍といった今日的「不幸」に対して彼の叡智が有効であることを詳述、いまを生きる私たちに響く解説を展開する。

みんなの感想まとめ

「幸福」というテーマを深く探求した本書は、著者が自身の経験をもとに幸福を得るための具体的な方法を提示しています。ラッセルの思想は、広い興味を持ち、友好的な態度で人や物に接することが幸福の鍵であると教え...

感想・レビュー・書評

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  • 私の友人の中で随一のダウナー系、Fは今日も悩んでいます。
    以前に何かアドバイスが出来ればと『孤独の愉しみ方』『心筋トレ~』を読んでみたのですがFには響かないと判断し、私の肥やしとなったのみでした。
    この灼熱の太陽の下で今度は「幸せに暮らしたいだけなのに」とお嘆きなので「今すぐに抹茶かき氷をたらふく食べさせてくれたら幸せだわい!!」と口走りそうになるのを堪え、今回はささっと読める100分de名著、その名も『幸福論』に教えを乞う事にしました。

    著者のバートランド・ラッセルさんはイギリスの哲学者で、後世は平和活動、反戦活動に尽力されていました。(解雇されても投獄されてもやめなかった胆力の持ち主)
    なので、幸福になるには社会と繋がる事も大事だと述べています。
    また、ラッセルさんはケンブリッジ大学で数学も研究しており『数学原理』という世界的に有名な著書も発表されています。なので、考え方が非常に合理的で本来の『幸福論』は論理的に書かれており三大幸福論の本の中でも読みやすいらしいです。

    100分de名著は初めて読みましたが、本当に分かりやすく書かれているのと、著者の人物背景が詳しく書かれてあり興味深く読めるのですが、やはり原本を読まないと全ては理解出来なさそうです。
    どちらかと言えば原本を理解しやすくする為の予習本といった印象を受けました。

    ですが、今は読む本が渋滞していて時間の無い私、有難く100分で吸収させて頂きますぞ!!(自分の肥やしにしようとしている)

    まずはラッセルさんの特徴である行動する哲学を表している1文をご紹介します。
    「幸福は、きわめてまれな場合を除いて、幸運な事情が働いただけで、熟した果実のようにぼとりと口の中に落ちてくるようなものではない。だからこそ、私は本書を「幸福の獲得」と呼んだのだ。」
    (第十六章 努力とあきらめ)
    ラッセルさんは自分が幸福になれた理由として、次の三点を挙げています。
    ①自分がいちばん望んでいるものが何であるかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したこと。
    ② 望んでいるもののいくつかを、本質的に獲得不可能なものとして上手に捨ててしまったこと。
    ③ 自分の欠点に無関心になることを学び、だんだん外界の事物に集中するようになったこと。

    本書は第1部「不幸の原因」第2部「幸福をもたらすもの」の二部構成になっています。
    第一部の結論を言ってしまうと、不幸の最大の原因は「自己没頭」であると氏は述べます。 自分の内にこもってしまうことです。

    これは…まさに友人の事では…!!今回はお助けになる予感!!

    自己没頭の三つのタイプとして「罪びと」「ナルシシスト」「誇大妄想」が挙げられています。
    罪人とは実際に罪を犯した人ではなく、なんて自分は駄目なんだ、と罪の意識にとりつかれた人のことです。 ナルシシストとは、自分自身を賛美し、人からも賛美されたいと願う習慣を持つ人。
    これは多かれ少なかれ誰もがもっているものだと思いますが、度が過ぎた場合には不幸の原因になります。と解説の小川さんは仰っています。
    SNSを例に挙げ、わかりやすく説明もされていました。
    誇大妄想は、魅力的であることよりも権力をもつことを望み、愛されるより恐れられる事を望む人を指し、例としてナポレオンやアレクサンダー大王が挙げられています。
    この2人を不幸な人と言っちゃうラッセルさん…強すぎません…?

    本来はここからより詳しく不幸の原因を「競走、退屈、疲れ、ねたみ」に分けて解説してあり、割愛しますが退屈に関する所が特に興味深いものでした。
    退屈の反対は快楽ではなく興奮であり「多すぎる興奮に慣れっこになった人は、コショウを病的にほしがる人に似ている」と比喩しています。幸福になるためには、ある程度退屈に耐える力を養う必要があるみたいです。

    第2部では、幸福を獲得する方法が具体的に書かれています。仕事、趣味、努力と諦めのバランス、等、ラッセルさんの実体験から得られたであろう色々な方法が提示されており、現代日本では難しいだろうと思う事もありますが、概ねは意識してやってみる価値はありそうなものばかりでした。

    凄いな100分de名著。『戦争は女の顔をしていない』も確かこのシリーズで出ていた気がするのですが、あの長さをどうやってこの薄さにまとめてあるのか気になりますね。

    時間に追われてストレスが溜まりやすく、お疲れ気味の現代人にも通じる内容なので、さくっと読めますし気になられた方はこの100分de名著をどうぞ。

    悩むのが趣味(本人も認めてました)の友人にも、本作は響きそうなので勧めようと思います。
    あれ、でもラッセルさんは趣味を持てと仰っていたな。
    悩むのが趣味なら、悩んでいれば良いのでは…?(友人にどつかれそうですね)
    本書でダメなら、最終手段『自省録』と『夜と霧』を投げつけようと思います。『夜と霧』は下手な自己啓発本を読むより効く。

    余談なのですが、ゆーき本さんに今日は満月だよと教えて頂いたので、アイス片手に月見と洒落こみました。綺麗で暑いのも忘れて暫く見入っていたのですが、友人Fにも月を見上げて癒されようよ、と連絡しましたが未読なのでこんちくしょう!と思いました。

    • yukimisakeさん
      マキさん、雪見酒改め月見酒(本当はアイス笑)です、こんばんは♪
      僕も目が悪いので眼鏡装着してました(〇ー〇)ゞグイ

      それなんですよ、それ...
      マキさん、雪見酒改め月見酒(本当はアイス笑)です、こんばんは♪
      僕も目が悪いので眼鏡装着してました(〇ー〇)ゞグイ

      それなんですよ、それ!人の事気にしすぎ!これも言っとこ!
      良いですね!そういう身近な事に幸せを見つけないと!
      マキさんにとってビールは命の水٩(。•ω•。)و
      2024/07/22
    • ultraman719さん
      >①自分がいちばん望んでいるものが何であるかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したこと。

      積読本の事やな〜w
      >①自分がいちばん望んでいるものが何であるかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したこと。

      積読本の事やな〜w
      2024/07/22
    • yukimisakeさん
      うるとらさん、獲得して積んどくこと。じゃないんですよ!笑
      都合よく解釈する、これも幸福論!!…読みなさーい!笑
      うるとらさん、獲得して積んどくこと。じゃないんですよ!笑
      都合よく解釈する、これも幸福論!!…読みなさーい!笑
      2024/07/23
  • 「幸福論」を読んだ後に100名著を見て、さらに復習として読んだ。それでも難しいというか、深い議題「幸福」だと思う。
    そんな中、とてもかみ砕いて、わかりやすく小川さんが解説してくれている。

    「優柔不断は心身を疲れさせる」不幸の原因=心配
    は自分もすぐにでも直していきたい項目。
    「幸福の秘訣」
    あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を敵意あるものではなく、できるかぎり友好的なものにせよ。

  • 共読の参考書として。100分de名著のテキストに加えて、コロナ時代を考察しています。ラッセルの略年譜もあり、理解しやすいです。

    ラッセルの幸福論は、文章構成が分かりやすく、その内容もやさしいです。少し前の時代のものですが、現代に通じるものばかりです。食わず嫌いだったのが悔やまれます。

    こちらの本を読めば、エッセンスは十分理解できるでしょう。でも、やはり原典に当たったほうが読みが深くなります。

  • 幸福論シリーズ。
    幸せは自分の手で手に入れるもの。趣味も大事。

  • 【全体の感想】
    ・「100分で名著」シリーズの特徴でもあると思うが、著書より著者の印象が強かった。半分が著者の解説で半分が著者の自伝って感じ。
    →いろんなことに興味を持ち、情熱的で頑固な爺さんだったんだろうなと思った。現行一致の行動の人。

    ・著者のキャラが伝わったからこそ、著書の内容がいい感じに斜め読みできたかも。キャラ知らないで原典に当たってたら、多分途中で積んでた。(著者自身の経験に主張が引きずられすぎてるのと、「それができたら苦労はしない」という内容が多い)

    ・内容的には、個人的にはさほど新しいと感じた点はなかったが、読んでよかったとは思う。

    【印象的だった部分】
    ・「お前人のためとか言ってるけど結局自分のためだろ?」というのは子育てで悩んでいる自分には刺さってしまう。「子供は別人格」というのも、色んなジャンルの人が色んな本で書いてて、そろそろ観念しなきゃと思ってる。

    ・「お前のこと一番気にしてるのはお前だよ」と言う事実は本当に心を軽くしてくれる(あと、お前自身が周りの人みんな好きなわけじゃないんだから、みんながお前のこと好きなわけないじゃん、というのも)

    ・「飢えを避け、投獄されないために必要な限りで世論を尊重しなければない」というのは、楠木建氏の「人生、99%好きなようにしろ」と通ずるものを感じた。

    ・「個人の幸福のためには社会も幸福でないといけない」というのは本当か?と一瞬思ったが、これまた楠木建氏の「人生のボトムラインは戦争と病気」と言う言葉を思い出して、社会が幸福とまでは言えなくてもベースにはなってるんだと合点した。

    ◾️その他、似たこと言ってるなと思ったことごと
    「板垣死すとも、自由は死せず」
    「メメント・モリ(死を忘れるな)」
    「ニーバーの祈り」

  • 番組にしたことによる構成だからやむを得ないのだろうが、もう少し踏み込んで解説して欲しかった

  • 新しく得られた考え方はあまりなかったかなと思います。筆者の方の解説が少し無理やり、都合よく結びつけて解釈しているように感じました。
    宇宙市民として、自分だけの幸福を追求するのではなく人間全体がこれからの時代で良くなっていくよう願い行動する、という発想は良いなと思います。

  • 飄々とした雰囲気で、世評を気にせず、4回も結婚して、人生を満喫した感じのするラッセル。
    彼のように生きられたら幸せだろうなあと心から感じました。

  • 今の自分の大体の悩みの解決法がこの本、ラッセルの『幸福論』に集約されていたし、自分が考えていたことと同じことが述べられており、背中をそっと押してくれたような気がした。哲学の始まりは古代に戦争する必要がなくなりヒマになったからだといわれているが、そのことから哲学者といえば頭の中で考えに考えて、幸福とは何か、生きるとはどういうことかなどどいったことの結論を出すものだと思っていたし、そういう哲学者が大半を占めると思う。それが悪いことではないのだが、ラッセルの場合は自身の境遇から幸福について体験をもとに体系づけられており説得力が十分にあった。また彼のその経験は決してその時代のみに当てはまるものでなく普遍性を帯びているから現代にも応用できる。特に戦争が起きる理由として人種や宗教などがあげられるが、今生きているすべての人間が、数々の素晴らしい文化や、芸術等を生み出してきた人類の孫であり、知の結集である、そのことだけを鑑みれば争う必要などないというラッセルの考えにはハッとさせられた。『人類皆家族』と似た感じ?また、頭で考えるだけじゃなくて、行動に移せというメッセージにも自分含めた現代の若者への警鐘と感じた。インターネットの発達した現代、SNSには暗いニュースや偏った内容の記事などを目にしやすく、一般人の批判コメントも散見される。自分の場合、受験勉強の手立てとなる先生や塾など自身の怠惰で見つけることができず、YOUTUBE でただひたすらに勉強法を探してはそれをすべて取り入れパンクし、自分に絶望するだけの日々であった。今思えばラッセルのいうようにすべてを受け入れるなんてはなはだ不可能であった。話を戻すが、ネットの情報だけで勝手に社会に絶望し、社会に出もしないで将来の日本を不安視していた、頭でっかちな若者がたくさんいると思う、自分含め。ただ今日この本を読むことで、社会も出ずに物事をただ悲観的に見ていた自分を改める、良い機会になった。積極的に行動し、そこで得られる学びや友人、楽しさを大事にすることが幸福な人生を歩む第一歩なのである。収入や学歴をだけで得られる幸福はたかが知れている、自分の能力を最大限生かして周りに還元することで喜んでもらうことが本来の幸せかもしれない。競争社会から少し離れて、自分の生きがい、やりがいは何なのか考えたうえで職業を決めるべきだとも思った。ただ、働く人すべてが自分のやりたいことを仕事にしているわけではないので、仕事以外にも、趣味や友人、恋人などいくつか心のよりどころを持っておくことが何よりも大切だと思った。

  • 幸せを感じにくい自分を思い返して、そもそも幸福とは何かを学ぶ為に手に取る。退屈を愉しむ、というのは自分の中で腑に落ちた。趣味もある。ただ、何かと趣味が競争化する時代に疲れている自分がいる。

  • 幸福を得るためには、下記の二つが必要。
    1.不幸となるものを取り除く
    2.幸福を得るための行動をする

    自分自身の興味に敏感になり、
    いろいろなことに挑戦する。
    自分を騙しても趣味にはならない。
    できるだけ仕事と関係のない趣味があると良いが、
    最終的には仕事自体も自分が熱中できるものとするとよい。
    熱中しているひとは幸福である

  • 岩波文庫のラッセル幸福論を読む前に読みました。おかげで内容が入ってきやすかったです。

    自己没頭は不幸になる。外にも目を向ける。
    幅広いことに関心を持つ。

  • ・P38:そもそも思考のコントロールとは一体なんなのでしょうか。ラッセルによれば、「ある事柄を四六時中、不十分に考えるのではなくて、考えるべき時に十分に考える」習慣だと言います。それは、精神を訓練することによって可能になるものであり、そうしてはじめて、幸福を能動的に捉えることができるというのです。

    ・P40:人生の主要目的として競争を掲げるのは、あまりにも冷酷で、あまりにも執拗で、あまりにも肩肘はった、ひたむきな意志を要する生き様なので、生活の基盤としては、せいぜい一、二世代ぐらいしか続くものではない。(中略)競争は絶えず加速されるに決まっているので、その当然の結末は、薬物に頼り、健康を害することになるだろう。これに対する治療法は、バランスの取れた人生の理想の中に、健全で、静かな楽しみの果たす役割を認めることにある。
    〜中略〜
    「退屈に耐える力をある程度持っていることは、幸福な生活にとって不可欠であり、若い人たちに教えるべき事柄の一つである」と。そして実際に、「偉大な本は、おしなべて退屈な部分を含んでいるし、古来、偉大な生涯は、押し並べて退屈な期間を含んでいた」と指摘します。

    ・P53:被害妄想の予防薬
    以上の実例から、一般的な公理が四つ示唆される。これらの公理は、その真理が十分に理解されたならば、被害妄想の適切な予防薬となるだろう。

    第一、あなたの動機は、必ずしもあなた自身で思っているほど利他的ではないことを忘れてはいけない。
    第二、あなた自身の美点を過大評価してはいけない。
    第三、あなたが自分自身に寄せているほどの大きな興味を他の人も寄せてくれるものと期待してはならない。
    第四、大帝の人は、あなたを迫害してやろうと特に思うほどあなたのことを考えている、などと想像してはいけない。

    ・P69:幸福の秘訣は、こういうことだ。あなたの興味をできる限り幅広くせよ。そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を敵意あるものではなく、できる限り有効的な物にせよ。

    ・P92:幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。また、こういう興味と愛情を通して、そして今度は、それゆえに自分が他の多くの人々の興味と愛情の対象にされるという事実を通して、幸福をしかと掴み取る人である。

  • p.77
    いつ訪れるかわからない死という偶然に完敗するのではなく、わずかでも抵抗ができるのであればなぜやらないのだとラッセルはいっている。

    分かりやすくサクッと読めました。
    さすが行動する哲学者。背中を押してくれるような気持ちになりました。

  • 3

  • 幸福は待っていても向こうからやってこない、自らの行動で掴みにゆくものなんです。

  • ラッセルの幸福論を簡潔にかついまの現代日本の状況を踏まえて解説している。

    非常にプラクティカルというか、市井に生きる自分たちでも考えやすい・取り入れやすい考えが多い。
    以下、印象に残った点とそれを踏まえた感想や、したい行動を。

    ・不幸の原因は競争、退屈、ねたみ、疲れ そして自己没頭

    →ねたみ=自分と他者を比較する / 他人にどう思われるか気にしすぎてしまう は、意味ないとわかっていてもやってしまいがちで、これをうまく手放せたらいいなと思う。そして、とくに外出が少ない最近は自己没頭(自分の内に籠りすぎる)しやすい環境でもある。外から色々な刺激・インプットを受けるの大事。

    ・仕事を通して幸福につなげるには「技術の行使」と「建設性」を以て仕事をすることにより楽しみを見つけていくこと、また仕事の目的と人生の目的が合致していること

    →その時々で人生の目的と仕事の目的を言語化して、合致しているか確認する / 昇進とか賞賛とかではなく、技術を行使して人の役に立つことを喜びに、その時々で自分のベストを尽くしながらさらに向上させていく / 建設性= 物理的なものづくりに限らず、何か成果物に向かって進めている状態(単なる仕事のための仕事をしてないか?)。

    ・色々なことに興味をもち、趣味をもつこと。
    →これは本当にそう。自分でいえばピアノやダンス。自然に触れることももっと増やしたいなー

    ・社会が幸福じゃないと自分も幸福じゃない
    →ラッセルが平和活動に尽力した理由。自分にも、自分なりの目線で「社会を幸福にする」ためにできることがあるのではないか?仕事もそこに近づけていけたらいい。

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著者プロフィール

1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。
全国各地で「哲学カフェ」を開催するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」、「ロッチと子羊」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学。
著書も多く、ベストセラーとなった『7日間で突然頭がよくなる本』や『ジブリアニメで哲学する』、『不条理を乗り越える』、『前向きに、あきらめる』等をはじめ、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中。

「2024年 『60歳からの哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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