NHK「100分de名著」ブックス 宮本武蔵 五輪書: わが道を生きる

著者 :
  • NHK出版
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140818619

作品紹介・あらすじ

己を磨き続けた末に到達した自在な境地とは--今こそ学びたいその「構え」と「思想」

宮本武蔵(1582~1645)は、戦国時代を浪人(当時の表記は「牢人」)として生き、晩年は熊本にて細川家につかえた剣の達人である。
13歳で初めて剣の勝負をし、21歳からは都に上ったのち全国武者修行を始め、29歳までに60あまりの勝負をして、一度も敗れたことがなかったという。この時代、牢人たちは仕官の途を得るため、武名を上げる必要があり、武者修行という命がけのリクルート活動をしていたのだ。武蔵がそこで体得した剣術の極意を、晩年に著したのが『五輪書(ごりんのしょ)』である。
そこには、剣で敵を倒すための方法が書かれているが、それにとどまらず、厳しい鍛錬に耐え驕らない自分を保つための心得や、状況を見きわめ正しい判断をするための極意をはじめ、敵を知る(相手の立場に立つ)ことの重要性、突飛な手法の戒め、鍛錬の先に開ける自由などが記され、現代を生きる私たちに多くの示唆を与え、また活用できると著者はいう。その表現は文学的かつ哲学的で、それゆえに「名著」として読み継がれてきた。宮本武蔵研究の第一人者の一人である著者が、この歴史的名著を懇切でリアルに読み解いてゆく。
2016年5月に放送された「NHK100分de名著」テキストに「書き下ろし特別章」を加えた、待望の「名著ブックス」版。

第1章 兵法の道はすべてに通じる/第2章 自己を磨く鍛錬の道/第3章 状況を見きわめ、活路を開く/第4章 己が道に徹して、自在に生きる/ブックス特別章/宮本武蔵 略年譜/読書案内

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

放送大学教授。1953年兵庫県生まれ。放送大学教授。83年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門は日本思想、実存思想、身体文化。国際武道大学教授を経て現職。著書に『宮本武蔵―日本人の道』(ぺりかん社)、『定本 五輪書』(新人物往来社)、『宮本武蔵― 「兵法の道」を生きる』(岩波新書)、『芭蕉 最後の一句』(筑摩選書)、『道を極める―日本人の心の歴史』、『文学・芸術・武道からみる日本文化』、『哲学・思想を今考える-歴史の中で』(以上、放送大学教育振興会)、『日本の伝統文化6 武道』(山川出版社)、訳書にE・ヘリゲル『新訳 弓と禅』(角川ソフィア文庫)などがある。

「2021年 『NHK「100分de名著」ブックス 宮本武蔵 五輪書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

魚住孝至の作品

NHK「100分de名著」ブックス 宮本武蔵 五輪書: わが道を生きるを本棚に登録しているひと

ツイートする
×