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Amazon.co.jp ・本 (282ページ) / ISBN・EAN: 9784140818732
作品紹介・あらすじ
世界の賢者が語る、〈地球の限界〉
ジャーナリスト・国谷裕子氏参加!
この10年、人類はどうあるべきか? 世界の賢者とともに“その先の未来”を探る
世界規模の異常気象、人口爆発と食料危機、そしてプラスチック汚染……。いま、地球はこれまでにない危機に瀕している。
2030年―ー。
さまざまな未来予測が、人類の築き上げてきた文明がターニングポイントを迎えると告げている。
コロナ・パンデミックを経験したいま、人類は“これまで通ってきた道”をそのまま突き進み、”暗黒の未来”へと向かうのか、それとも新たな価値観のもとに、真に持続可能な世界を実現できるのか。
本シリーズでは、私たちが直面する抜き差しならない事態の最前線を徹底取材。そして、2030年を分岐点とし、“その先にある未来”を世界の賢者たちへのインタビューを通じて探る。
◇大きな注目を集めた、NHKスペシャル・シリーズ「2030 未来への分岐点」〈Season1〉3回の放送内容を1冊に収載!
・「暴走する温暖化 〝脱炭素〟への挑戦」(2021年1月9日放送)
・「飽食の悪夢 水・食料クライシス」(2021年2月7日放送)
・「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」(2021年2月28日放送)
◇世界トップクラスの科学者、現場で課題解決に取り組む専門家、卓越した発想力を武器に行動する若きイノヴェイター――〈世界の賢者〉のロングインタビュー6本が読みどころ。インタビュアーを務めるのは、環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)に深い関心を払い、発信を続けてきたジャーナリストの国谷裕子氏。巻末には特別寄稿も!
◇各テーマは、まず番組ディレクター執筆のレポート「いま何が起きているのか」により、問題の核心を徹底解説。インタビューに続く「未来への展望」では、若者たちの取り組みをはじめ、世界各地で起きている変革の波を取り上げ、〝解決策〟として提示!
【ラインナップ】
第1部 灼熱の星、地球
インタビュー1:ヨハン・ロックストローム(環境学者)――地球の臨界点〈ティッピング・ポイント〉はどこにあるのか
インタビュー2:フランス・ティメルマンス(ヨーロッパ委員会第一副委員長)――EUが構想する2050年の世界
第2部 飽食の悪夢
インタビュー1:デイビッド・ビーズリー(国連世界食糧計画事務局長)――食料を“平和のための武器”に
インタビュー2:クレイグ・ハンソン(世界資源研究所副所長)――持続可能な食料システムへの転換を
第3部 プラスチック汚染の脅威
インタビュー1:メラティ・ワイゼン(環境活動家)――若者に力を与えれば、変化は加速する
インタビュー2:トム・ザッキー(テラサイクル社CEO)――社会から「ごみ」という概念をなくしたい
特別寄稿:国谷裕子――未来へ向けて大きな選択を
みんなの感想まとめ
現在の環境問題の深刻さを改めて考えさせられる内容で、特に温暖化や食糧危機、プラスチック汚染といったテーマが取り上げられています。これらの問題は単独ではなく、互いに複雑に絡み合っており、その解決が容易で...
感想・レビュー・書評
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/585279詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
改めて、現在の環境問題と実態について学ぶことができた。既知な情報も多いが、『知っている』→『行動できる』→『伝えることができる』となるので、まずは行動のレベルを一つ上げてみる
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約200年間、大量生産/消費性向にどっぷり浸かってきた人類が、近代化と引き換えに払ってきたツケが顕在化している。例えば温暖化含む異常気象は既に一般に認知されているが、それが続けばどうなるかという危機感は、まだ切迫しているとは言い難い。本書ではその他食糧問題、ゴミ処理問題と生活に身近なテーマを掲載。いずれも気付いてなくはないが、気にしてこなかった問題だけに重く響いた。特にプラスチック粒子の件は(検証結果によっては)今後よりクローズアップされそう。ティッピングポイントを超えれば地球環境に不可逆の事態が起こり得るとするシミュレーションは、その精確性を云々するより、普段の生活において自分ができる事を始めるのが先だろう。元来、気が遠くなるほどの資源と生産物の無駄遣いが永続的でないのは、少し考えれば自明のこと。一方、環境が致命的に破壊され、未曾有の危難が降りかかったとしても、それもまた地球上で繰り返されてきた営みのひとつに過ぎない、のかもしれない(これを言ったらお終いだが)。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00616799
世界の賢者が語る、〈地球の限界〉
世界規模の異常気象、人口爆発と食料危機、そしてプラスチック汚染……。いま、地球はこれまでにない危機に瀕している。
2030年――。
さまざまな未来予測が、人類の築き上げてきた文明がターニングポイントを迎えると告げている。
コロナ・パンデミックを経験したいま、人類は“これまで通ってきた道”をそのまま突き進み、”暗黒の未来”へと向かうのか、それとも新たな価値観のもとに、真に持続可能な世界を実現できるのか。
本シリーズでは、私たちが直面する抜き差しならない事態の最前線を徹底取材。そして、2030年を分岐点とし、“その先にある未来”を世界の賢者たちへのインタビューを通じて探る。(出版社HPより) -
温暖化、食糧危機、プラスチック汚染への警鐘。
どれも単独の問題ではなく複雑に絡み合って簡単には解決できない。どうしたらいいのかと絶望的な気持ちになる。 -
九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1382721 -
東2法経図・6F開架:304A/N79n/1/K
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本書は、2021月1~2月に放映されたNHKスペシャル・シリーズ「2030 未来への分岐点 SeasonⅠ」の以下の3つの番組を書籍化したものである。いずれのテーマも、取材成果に基づいた現状、キーパーソンへのインタビュー、未来への展望の3部構成となっている。
第1回「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」(1月9日)/インタビュー:ヨハン・ロックストローム(環境学者)、フランス・ティメルマンス(ヨーロッパ委員会第一副委員長)
第2回「飽食の悪夢 水・食料クライシス」(2月7日)/インタビュー:デイビッド・ビーズリー(国連世界食糧計画事務局長)、クレイグ・ハンソン(世界資源研究所副所長)
第3回「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」(2月28日)/インタビュー:メラティ・ワイゼン(環境活動家)、トム・ザッキー(テラサイクル社CEO)
いずれの問題も、言うまでもなく、豊かな生活を追い求める人間の活動の結果生み出されたもので、それらは、気が付かないうちに地球の持っているレジリエンスを遥かに上回る負荷を地球にかけ、現在に至っているのだ。
番組(第1、2回)のインタビュアーを務めたジャーナリストの国谷裕子氏が、本書の最後で6人のキーパーソンのメッセージを以下のように振り返っている。
◆科学的なエビデンス、情報をしっかり受け止め、科学が指摘しているリスクに基づいて行動することが重要である。パリ協定の「1.5℃」目標は、政治的に選択された数字ではなく、科学的エビデンスからの結論である。
◆「人々は何度も危機が迫っていると警告されても、家の玄関まで危機が迫るまで行動しない」が、残された時間は極めて少ない。
◆消費者の選択と若い世代の行動力こそが変革のカギとなる。人々を動かすためには、持続可能な未来へ向けての改革が、何かを犠牲にしたり、制限を伴ったりするというネガティブな印象を与えるのではなく、その改革により、自分たちは将来より多くの恩恵を受けられるという前向きなナラティブが重要。
◆政府による経済的インセンティブが誤っているため、地球を破壊する方法で生産する方が、地球環境に優しい方法よりも安上がりになるようなパラドックスが生じている。これらを解消する必要がある。
題名の通り、本書で取り上げられたような世界規模の諸問題の重大な分岐点は2030年と言われている。パリ協定の合意(2015年)から既に6年が経ったが、この間に(日本人の)我々ができたことは何か。。。マイバッグを持ち歩き、ハイブリッドカーに買い替えたこと(私もそうだ)だろうか。。。ベストセラー『人新世の「資本論」』で斎藤幸平氏は、「SDGsはアリバイ作りのようなものであり、目下の危機から目を背けさせる効果しかない。・・・SDGsはまさに現代版「大衆のアヘン」である」と喝破しているのだが、氏の唱える「脱成長コミュニズム」が唯一の正解かは別としても、事ここに至り、極めて短期的に大胆な社会の変革が必要なことは自明であろう。そして、そのためには我々が現実を科学的に直視することが不可欠である。
ロックストローム博士が言うように、「地球上でこの決定的瞬間に生きている私たちは、困難に立ち向かう時代のヒーローになることができる」と思いたい。
(2021年10月了)
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